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5月31日(金) アブラギリ

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予想が的中して大興奮です。某通訳さんもこの快感にハマッたのでしょうか。はた衛門のように一人密かに喜んでいればよかったものを…。
おっと、話はアブラギリの雌花です。1年前、どう探しても雄花しかなく、よくある雌性先行型なのだろうと、ここへ来るのを半月早めてみたのです。先が二股に裂けた3本の雌シベが目に滲みます。開花直後の花のモノトーン状態にも見惚れます。そして、花柱の下にある緑色の子房が微妙に肥大してくる様子もつかめました。
ただし、この木の下に立った最初は焦りました。雄花しかないのです。アブラギリの花は多数が房状にまとまって咲くのに、どの房も男だらけなのです。
「さて困ったぞ」とひと休みし、視線を変えたその先が雌軍団でした。なるほど、花の房それぞれは雌だけ・雄だけに分かれていました。
Marapr
さて、もののついでに先月・先々月の様子です。3月、冬芽は基本的にオオアブラギリと似た形ながら、色目はあれよりずっときれいでした。
そして1カ月後、それを押しのけてボリウム感のある若葉が開きました。葉身がまだ小さいのに潜望鏡が大人サイズなので、微笑みを誘ってくれました。

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5月30日(木) サルビア・ビリディス

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不本意ながら、かなりの遠間から望遠目一杯の画像です。当然に生で些細には観察できず、茎頂上の紫色の物体はてっきり花だと思って写しました。
さて、PCで画像をジトッと見直すと、これは花びらではなく葉です。苞葉と言いたいところでも、この葉で守るものがないので、色つきの葉というしかありません。
ならば花はどれ?と言えば、どうやら茎に段々に輪生している葉の付け根に、いかにもシソ科らしい萼が残っています。花の残骸らしい茶色の屑が見えるので、花期にはいささか遅れてしまったのでしょう。膝上の高さまで順々に咲き上がってきたはずなので、まだ肌寒いころが花の見ごろ(注)だったようです。
ムラサキサルビアという立派な和名があるのに、ほとんど使われません。たぶん、ブルーサルビアと紛らわしいからでしょう。学名そのままでも覚えやすくていいのですが、「ビリです」はマズイので、運動会のグランド近辺は避けて植えましょう。

<補注> 開花中の画像をすぐに載せることができました。(2024年6月13日

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お目覚め編 : ギンリョウソウ

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初掲載から16年(↓)、この奇態にもずいぶん馴染みました。油断していると気がつかないまま踏みつけてしまいそうで、こういうエリアでは抜き足差し足です。
この写真には二つの意味があって、まずはこれを「春」のうちに撮影(5月29日)できました。似たような変人植物のギンリョウソウモドキが「秋の銀竜草」という別名を持つので、モドキではないこちらは「春の銀竜草」と洒落たかった(注)のです。
もう一つは種小名(humile=低い)に初めて頷けたことです。初の出会いがわりとのび上がった姿だったし、以降も生長した様子をとらえてばかりでした。出る場所で出るタイミングに会えて、踏みつけそうにもなって、ようやく「低いな、お前」です。
ただ、ギンリョウソウモドキも土から出たときはおなじような低さです。上記理解はあくまで自分の拙い感想で、まだまだ銀竜さんたちと親しまないといけません。

<補注> 「春の~」はあくまで冗談で、ギンリョウソウにそんな別名はないはずです。公認の別名はマルミノギンリョウソウとコギンリョウソウで、「丸実」は下欄の6月27日写真で納得できます。また「小」は今回の写真でしっかり確認できました。
<ギンリョウソウの過去記事・掲載順> ☆ 草姿全体 : 2008年6月1日 ☆ 花の正面 : 2009年6月8日 ☆ 大きな群落、送粉者の来訪、花の繊毛 : 2010年6月17日 ☆ 膨らんだ子房 : 2010年6月27日

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5月29日(水) ショウドシマレンギョウ

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「ここのものは雄株」とわかったようなことを書いたその場所で、実のついた枝を見つけてしまいました。あのときも、もしかして花柱が雄シベより長い花がないか、わりとしつこく探したはずなのに、みごとに巴投げを食らいました。
というほど悔しくはなくて、来春、この枝に咲く花にググッと迫ればいいことです。その長花柱花が咲く株全部が雌花なのか、それとも短花柱花だけの雄株のくせに稀に雌花をつける枝があるのか、それを確かめるのが大切なはずです。
とりあえずはこのショウドシマレンギョウに驚かされたおかげで、冬枯れして割れた姿しか知らなかったレンギョウ類の実がフレッシュな状態を記録できました。

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5月28日(火) ホソムギ

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かつて近所の道路脇に生える「こんな」草を調べたとき、ホソムギだろうかネズミムギだろうか、迷ったことがあります。そのときは結局ネズミさんと判断したのに、残ったホソムギのことは16年もほったらかしにしてしまいました。
さらに今回も、「ネズミムギが派手に咲いてるよ」と思って撮ったことはここにあまり書き付けたくない事実です。PC画面で拡大してみると「なんか変」でした。
まずは小穂が短いのです。ネズミは穂のなかの小花が6~7対なのに対し、こちらは4~5対にとどまっています。さらにその小花からノギが出ていません。
そして困った事実もありました。問題の両種が交雑したネズミホソムギの存在です。自然交雑するだけでなく、わざわざ作り出してもいるそうで、今回撮影したものはホソムギでいいとして、あと16年の間にはその厄介者も見つけたいものです。

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番外編 : 横綱登場(ヨコヅナサシガメ)

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今年はカメムシが大発生するのだそうで、カメムシコレクションなんぞやっている身としては、公言はしにくいものの、ウシシと喜んでおりました。
そしたら早速、新人くんに出会いました。ずいぶんと派手な身なりで、身元を調べるのがとても簡単でした。ヨコヅナサシガメ、訴求力満点の名前です。
横綱の化粧まわしみたいという白黒模様が目立ちすぎです。刺すカメムシ=サシガメで、ふだんは二つ折りにしている口吻が変態っぽくてシビレます。どうして脚の付け根が赤くなければいけないのか、インタビューしたくてたまりません。
体長は18mmあって、Wikiによればその範囲が16~24mmというので、やや若い個体だったようです。もっと若い(羽化直後)と全身が真っ赤なのだそうで、あきれるようなものは草木だけではなくて、なんかビバ・地球!!と叫びたくなります。

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5月27日(月) エニシダ

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エニシダの豆、薄っぺらいだけでなく危険物でもあるのでほとんど興味が湧かなかったのに、数が豊かだとつられてしまうおバカさんです。
この薄さは変わらないままに夏を越すと熟して弾け、豆が5間(けん)ほども飛び出すそうです。ということは、エニシダのあるお庭の脇の道路には実生が芽生えるかもしれなくて、いたいや、そんなの掘って持ち帰ったらまた叱られるだけです。
真面目な話をすると、年々夏が早く来るようになっている気がします。上でリンクした4年前の写真は6月なのにまだ花がきれい VS 今回、まだ5月なのに花は終了(小さなカスが一つだけ残っているけれど)== 今年もさぞ暑い夏なのでしょう。

過去のきょう 2023 イブキジャコウソウ 2022 ロサ・ムリガニー 2021 ムギセンノウ(ムギナデシコ) 2020 パセリ 2019 アミメヘイシソウ(サラセニア・レウコフィラ) 2018 ツタ(ナツヅタ) 2017 タカノツメ  2016 ハゼノキ  2015 リンボク  2014 アルブカ・スピラリス・フリズルシズル  2013 ハグマノキ  2012 ムシトリナデシコ  2011 ギンラン  2010 ワニグチソウ  2009 テマリカンボク  2008 オヤブジラミ  2007 ヤグルマソウ  2006 クサイチゴ  2005 ツリバナ  2004 クリ

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5月26日(日) キヌワタ(リクチメン)

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収穫にはずいぶいん遅れて見えるのに、ワタが白くてきれいで意外でした。日光に晒され、雨風も受けたでしょうに、ほぐしたら立派に綿になりそうです。
おととしの秋、花と実(綿)のツーショットを載せていて、「正しい」花期と収穫期はいつなのか、自分の頭を整理する必要があります。幸いに和歌山南部でキヌワタを含む数種の綿を栽培している若いご夫婦のことが地元新聞に出ていました。
その解説によると、ワタの種類を問わず、5月に播種して夏に開花、すぐに結実してそれが割れ、なかのワタが現れるのが9月だそうです。それから翌年1月までが収穫期ということで、ワタ摘みは案外と長い期間にわたるのでした。
つまり、自分の記事で言えば、おととしの花と実の混在はそれほどおかしな状態ではなかったけれど、今回の畑はあまりにほかし過ぎでした。もしかして種の収穫のためかもしれず、ワタの生涯を学習させていただいた貴重ショットです。

過去のきょう 2023 インゲンマメ(つるなしインゲン) 2022 アミメヘイシソウ(サラセニア・レウコフィラ) 2021 ドドナエア 2020 ハクチョウゲ 2019 ナツハゼ 2018 ヒナゲシ(ポピー) 2017 ウワバミソウ  2016 カワラサイコ  2015 ウサギノオ(ラグラス)  2014 シナユリノキ  2013 オヤブジラミ  2012 ヤブデマリ  2011 アカマツ  2010 ギョリュウ  2009 マユミ  2008 イワカガミ  2007 ネメシア  2006 ワジュロ  2005 スイカズラ  2004 キョウチクトウ

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5月25日(土) ヨウシュイブキジャコウソウ

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花だけ見れば、ほぼほぼイブキジャコウソウなのです。ところがやや遠間から眺めると一本一本の花茎がやたらと立ち上がっていて、花穂が地面近くに展開して絨毯を連想しやすいイブキジャコウソウとは趣がかなり違います。
Thymus(イブキジャコウソウ属)の仲間(↓)はだいたいにいい香りを持ち、このヨウシュイブキジャコウソウも香辛料に使われます。
面白いのは学名の後半(種小名=serpyllum)とか、英語圏の俗名であるクリーピングタイム(イブキジャコウソウも同じ)です。どちらも「這う」ことを意味していて、上述した「立ち上がる」見かけとは真反対の名付けに思えます。
ただ、これは株の広がり方を示していて、「立ち上がる」花茎とは別の話です。目につきやすい花だけ見ずに株下に目をやれば、ジャコウ「ソウ」なのに木本であることとともに、この「木」が増殖する具合もしっかり理解できるという寸法です。

<既収録のThymus・和名50音順> ☆ イブキジャコウソウ(本文中リンク) ☆ タチジャコウソウ(コモンタイム) ☆ レモンタイム

過去のきょう 2023 ウスベニキササゲ 2022 アタミカンザクラとカワヅザクラ 2021 リシマキア・コンゲスティフローラ・バリエガタ(リッシー) 2020 カモジグサ 2019 ヒメハギ 2018 ヤマウコギ 2017 キウイフルーツ  2016 アジサイ・エンドレスサマー  2015 ウリハダカエデ(雌株)  2014 クマザサ  2013 シキザキアカシア  2012 アスパラガス  2011 エビネ  2010 ミツバウツギ  2009 ヒトリシズカ  2008 キハダ  2007 オオムラサキツユクサ  2006 ムラサキツユクサ  2005 センダン  2004 ハコネウツギ

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5月24日(金) クフェア・ラベア・スリラッチャシリーズ(ラベンダーバイカラー)

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微妙に和の風情を感じるのはピンクぼかしになった花色のせいでしょう。長い長~い名前の最後、カッコに括られている部分はその二色遣いのことを言っています。
その前のスリラッチャシリーズは、仲間に他色があることを示します。赤と紫、それにピンクで、いずれも単色です。シリーズ唯一の二色遣いが写真の色目です。
なお、スリラッチャ(Sriracha)はタイ発祥のチリソースで、赤がイメージカラーです。ということは、上記のシリーズの中核は赤なのだろうと推測できます。
そして先頭の クフェア・ラベアはこの園芸種・スリラッチャの母種のことで、和名がヒメハナヤナギ(未収録)です。資料写真で見ると、かつてその獰猛な表情に驚いたクフェア・タイニーマイスとそっくりで、さてもこのクフェア(↓)属は難解です。

<既収録のクフェア・掲載順> ☆ クフェア・タイニーマイス(本文中リンク) ☆ メキシコハナヤナギ(クフェア) ☆ ハナヤナギ(クフェア・ミクロペタラ)

過去のきょう 2023 バプテシア・バニラクリーム 2022 ヤマタツナミソウ 2021 アニソドンテア・マルバストロイデス 2020 カロリナハコヤナギ(カロリナポプラ) 2019 ツブラジイ 2018 ヤシャゼンマイ 2017 カキツバタ(斑入り)  2016 アスパラガス  2015 ヤブヘビイチゴ  2014 クロジクアジサイ  2013 フランスギク  2012 カジイチゴ  2011 ノイバラ  2010 コウモリカズラ  2009 ヒメサユリ  2008 ネズミムギ  2007 ブラシノキ  2006 トキワツユクサ  2005 カルミア  2004 センダン

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5月23日(木) ハマクサギ

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セコイ写真しか撮らせてもらえなくて、ケチな木だと思っていたら、ハマクサギが「舐めんなよ」とお怒りでした。お見それしました。ご立派な開花具合です。
ただし、花のサイズ(極少)は変わるわけもなく、しかもそれほどの巨木ではないのに枝は高い位置にとどまりがちです。かつて花には「一応レベル」でも迫っているので、今回は細部はあきらめ、「けっこう豪華じゃないですか」という感動に絞ります。
それにしてもこの辺ではサンプルに恵まれない木だと思ったら、近畿以西が自生地なのでした。この葉が秋に色づくのをとらえたいと言ったのは8年前のことでした。身近にないもんねと自己弁護しつつ、今年こそと気合いです。

過去のきょう 2023 オオバアサガラ 2022 マイソルヤハズカズラ 2021 フウリンソウ(カンパニュラ・メディウム) 2020 マツバウンラン 2019 メコノプシス・グランディス(ヒマラヤの青いケシ) 2018 モミ 2017 ハンノウツツジとコアジサイ  2016 ハリグワ  2015 ハンショウヅル  2014 キンポウゲとウマノアシガタ(キンポウゲ)  2013 ツリガネカズラ  2012 スズメノエンドウ  2011 コウシンバラ  2010 シュロ(ワジュロ)  2009 キバナフジ  2008 ユキザサ  2007 コマツヨイグサ  2006 ジャガイモ  2005 オランダカイウ(カラー)  2004 トキワツユクサ

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5月22日(水) セイタカナミキソウ

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いままで見てきたタツナミソウ属(Scutellaria)のメンバー(↓)はだいたいに背丈がそれほどなくて、地際の花でした。その記憶からすると、今回のこのScutellaria barbataはかなり「規格外」です。和名もそこに着目していて、素直に頷けます。
そして、別名がヤンバルナミキソウです。本来は台湾・中国のものなのに、沖縄北部の山原エリアにまで進出したことを示します。そのヤンバルと言えばハブを連想するわけで、このS. barbataは毒蛇に噛まれたときの薬草なのだそうです。
もっとも、ヤンバルならぬ志木のあたりで見る蛇は青大将がせいぜいだし、そもそもこのS. barbataがあちこちに生えているわけもなく、そんな「話」ということで…。

<このブログに収録済みのタツナミソウ属・和名50音順>オカタツナミソウ ☆ コガネバナ ☆ コバノタツナミ ☆ タツナミソウ ☆ ナミキソウ ☆ ヤマタツナミソウ

過去のきょう 2023 ヒメイカリソウ 2022 カンパニュラ・ピンクオクトパス 2021 ソヨゴ 2020 ムラサキハクチョウゲ 2019 ガクウラジロヨウラク 2018 ミカワバイケイソウ 2017 サクラマンテマ(フクロナデシコ、シレネ・ペンデュラ)  2016 ウマノアシガタ  2015 イヌガラシ  2014 バリバリノキ(アオカゴノキ)  2013 ムラサキウンラン(ヒメキンギョソウ、リナリア)  2012 ハチク  2011 サクラバラ  2010 タチバナ  2009 ショウブ  2008 クヌギ  2007 ノースポールギク(クリサンセマム・パルドサム)  2006 ニオイシュロラン  2005 ニオイバンマツリ  2004 ユスラウメ

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5月21日(火) クアッシア・アマラ(アメリカニガキ)

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熱帯アメリカに産する低木で、やたら奔放な枝振りです。3~5出複葉で、硬くて波打つ葉とともに、この真っ赤で尖った花はなかなかインパクトがあります。
さらにこの木のエグイところは、味が本当に苦い(自分では未確認)らしいのです。食品の苦みづけに使われると説明されても、苦みが必要な食品というと唯一ビールしか思い出せなくて、しかし、天然成分でそういう機能は必要なのでしょう。
もちろん、そういう味付けよりは薬品として重要な植物です。とても多方面に活用される反面で、雄の生殖能力を著しく低下させることが動物実験で判明したそうです。おお、怖ぁとビビったあとで、「あ、オレ、もう関係ないや」と照れてしまいました。

過去のきょう 2023 ハナエンジュ 2022 セイロンニッケイ(シナモン) 2021 オオチゴユリ 2020 スイセンノウ(フランネルソウ) 2019 ゴゼンタチバナ 2018 ベニバナニシキウツギ 2017 コヤスノキ  2016 コウゾ  2015 ツルウメモドキ(雄株)  2014 チガヤ  2013 ニガキ(雄花)  2012 ノミノツヅリ  2011 オニタビラコ  2010 ケシ  2009 バッコヤナギ  2008 ザイフリボク  2007 クスノキ  2006 カスミソウ  2005 ユウゲショウ  2004 クレマチス

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5月20日(月) ヤグルマギク

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畑一枚がヤグルマギクでした。周囲は通常の農地なのに、どうも出荷用の花畑とも思えません。初孫さんの端午の節句をヤグルマギクで祝ってあげたのだと勝手な想像をしました。おこぼれの眼福にあずかったこちらもほのぼのです。
面白いのは画面右奥に一輪だけ、臙脂色の花が見えることです。近所でヤグルマギクを植えている人も、この色が自然に発生したと言っていました。

じつはこれを撮影したのはちょうど10年前でした。この画像だけが記憶にあって、ただ肝心の写真が出てこなくて、長い間悔しい思いをしていました。このあとすぐ、ここは麦畑になってしまい、幻の景色だったのです。
ということと上の想像を合わせると、あと15年もすればひ孫さんのお祝いでまたこの景色が見られることになります。会えたことのないここのオーナーさんとともにワタシも長生きして、ぜひにも同じ画像をここに再掲したいものです。

<ヤグルマギクの過去記事・掲載順>2004年5月3日 : 花 ☆ 2019年3月2日 : 根生葉 ☆ 2019年3月29日 : 花 ☆ 2019年4月17日 : 総苞内部の種、やや広めの花畑

過去のきょう 2023 ハマエンドウ 2022 クサナギオゴケ 2021 サワフタギ 2020 トベラ 2019 カンボク 2018 キバナカイウ(カラー・エリオッティアナ) 2017 ホソバヒナウスユキソウ  2016 オヘビイチゴ  2015 ハタケニラ  2014 ホオベニエニシダ  2013 コチョウラン  2012 セイヨウサンザシ  2011 ケヤキ  2010 ハグマノキ  2009 アオダモ  2008 ヤブジラミ  2007 カルケオラリア  2006 ツルウメモドキ  2005 トベラ  2004 カキノキ

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5月19日(日) カルミア(アメリカシャクナゲ)

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久しぶりにカルミアの花です。19年も前、最初はやや淡いピンク、翌月すぐに続けてもっと濃いピンクにググッと迫っています。したがって、当時面白がっていた花のつくりは今回はスルーして、高さ3m超の大きな木に咲き誇る白の量感を追いました。
花のバリエーションとしては、あとは白地に赤い覆輪が入るものがあるようです。見かけたらたぶん収録するでしょうが、探すほどの魅力ではありません。凝っているのは花のつくりだけでよくて、色目はシンプルが一番の気がします。

<カルミアの過去記事・掲載順> 2005年5月24日 : 花(淡いピンク)と蕾、葉 ☆ 2005年6月1日 : 花(濃いピンク) ☆ 2018年10月30日 : 若い実と葉・枝 ☆ 2022年2月26日 : 冬芽(花芽)と葉(常緑)

過去のきょう 2023 ヨーロッパブナ 2022 テイカカズラ(桃花種) 2021 セイヨウフダンソウ(スイスチャード) 2020 イヌムギ 2019 コチャルメルソウ 2018 マルバシャリンバイ(シャリンバイ) 2017 エルサレムセージ  2016 コバノハシドイ  2015 ツクバネウツギ  2014 アリウム・オストロスキアヌム(ベニオトメニラ)  2013 ツガ  2012 コウゾリナ  2011 カキツバタ  2010 ヒメグルミ  2009 ヒメツルニチニチソウ  2008 ヤマシャクヤク  2007 ツボサンゴ  2006 フランスギク  2005 チョウジソウ  2004 タチアオイ

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5月18日(土) アツミゲシ(セチゲルム)

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これがいま話題のアツミゲシです。なにが話題かというと、この芥子が栽培禁止のヤバイ系だというのはぜんぜん目新しい話ではなくて、それを5歳の保育園児くんが見つけたというニュースに接して、爺さん、おったまげたわけです。
しかもその子、道端のこの危険物を、パパさん運転の走る車のなかから見分けたというから驚きです。図鑑で学んでいたそうで、すごいもんだと思いつつ現物を見ると、たしかに花色が怪しいし、茎を抱く葉もなにやら危ない雰囲気ではあります。
だからと言って、はた衛門さん、ポトポト歩きながらでさえ道端では見つけられませんでした。天分や興味度の違いというのは、アツミゲシより恐ろしいものです。

過去のきょう 2023 サルビア・ネモローサ・カラドンナ 2022 シベリアヒナゲシ(アイスランドポピー) 2021 グレビレア・ロビンゴードン(ハゴロモノマツ) 2020 フレンチラベンダー 2019 グレビレア・アメジスト 2018 オカタツナミソウ 2017 タテジマフトイ  2016 ケキツネノボタン  2015 キクノハアオイ  2014 バイカウツギ  2013 温帯スイレン  2012 ニガキ(雌花)  2011 ウラジロノキ  2010 コメツブツメクサ  2009 サンショウバラ  2008 チングルマ  2007 スノーキャップ  2006 オオバコ  2005 サラサドウダン  2004 アヤメ

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5月17日(金) ヨーロッパブドウ(ブドウ)

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ブドウの花の再掲です。前回はもう20年近くも前のこと、花と言えば桜やチューリップを連想する知識レベルで、「花に見えない」と戯言を書いています。
この花一つがブドウの実一つになるわけで、巨峰あたりなら一粒一粒まじめに食べても、デラウェアなんていくつかまとめて口に入れていた自分が恥ずかしくなります。小粒のブドウに相対したときは、この画像を反芻することにします。
花の中央には半透明の柱頭と緑の子房を持つ雌シベが1本、その周りを5本の雄シベが取り巻きます。緑色のカプセル(注)に保護されていたこの雌シベ・雄シベが背丈を増しながらそれを押しのけるとめでたく開花です。
その花にはどうやら独特な匂いがあるらしく、「富士晴れてむつと葡萄の花匂ふ」という句に出会いました。幸いに、自分の低性能嗅覚のおかげで「むっと」はせずに済んだものの、俳人にこうまで詠まれたその匂い、知りたくもあり知りたくもなし…。

<補注> このカプセルはブドウに限らずに存在し、花被とか花冠と考えていいようです。つまり、「ブドウの花に花びらはない」とするのはやや早計で、かつての記事ではどこから引用したものか、「(花びらは)開花と同時に落ちる」としていました。20年経ったいま、改めてその真意を理解できたわけです。

過去のきょう 2023 コロラドトウヒ(プンゲンストウヒ)と同・ホオプシー 2022 ジュステキア・スピキゲラ(メキシカン・ハニーサックル) 2021 ヤナギチョウジソウ 2020 アゼナルコ 2019 プルモナリア 2018 キウイフルーツ 2017 サンザシ  2016 シマガマズミ  2015 カラミザクラ(シナミザクラ)とオオカンザクラ  2014 ギョウジャニンニク  2013 サルナシ  2012 ヤエムグラ  2011 トウバナ  2010 コゴメウツギ  2009 オオバナノエンレイソウ  2008 チゴユリ  2007 ユキノシタ  2006 ヘラオオバコ  2005 メキシコマンネングサ  2004 タイサンボク

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5月16日(木) サルビア・ミクロフィラ(チェリーセージ)・パールピンク

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先日のMLB中継は見にくくて困りました。ユニフォームやらグラブやらバットやら、みんなてんで勝手にピンク色なので、うるさくてかないません。日本ならカーネーションで適当にお茶を濁すところを、向こうはなんにせよ徹底しています。
そんなうるさいピンクに比べると、これは本来のかわいいピンクです。花筒や上唇の濃い色目がアクセントになっていて、花壇がじつに幸せな景色です。
…とそこでやめておけばいいのに、写真右側で狙ったのは花ではなくて葉です。去年、この手のいわゆるチェリーセージの基本となる2種を比較する記事をまとめていて、あれを思い出しながら、「ほら、これ、ミクロフィラ」と言いたいわけです。別にパールピンクと呼べばなんの問題もないのに、つい念を押したい病気です。

過去のきょう 2023 シロイヌナズナ 2022 ニゲラ(クロタネソウ) 2021 ブルーベリー 2020 アオギリ 2019 ドロノキ 2018 コンロンソウ 2017 口紅シラン  2016 オオバウマノスズクサ  2015 キツネアザミ  2014 コハウチワカエデ  2013 コヒロハハナヤスリ  2012 カマツカ  2011 カジノキ  2010 ハクウンボク  2009 ジャケツイバラ  2008 コトネアスター  2007 ヒメヒオウギ  2006 カンボク  2005 ホオノキ  2004 ホオノキ

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5月15日(水) ニオイウツギ

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やはり源氏がくたびれると平氏になるのか…と、歴史家の目に触れたら訴えられそうなことを書いてしまいます。そんな植物界の源平関係への気づきは、美称・ゲンペイコギク(本名ペラペラヨメナ)を手元で育てて得た「収穫」でした。
そして、そのはた衛門説をニオイウツギも援護してくれていました。かつて見事な源平乱戦状態をとらえたのは5月の末のことです。あのときと同じ木なのに、「あれ、植え替えされてしまった?」と焦ったほど、全体が白花ばかりでした。
葉や枝も、半月の差なのに別物のように新鮮です。なんやかやと派手めが好きな爺さまも、この水も滴る源氏の若武者にはグイッと肝をつかまれました。

過去のきょう 2023 シルバープリベット 2022 コガクウツギ 2021 ゲンゲ(レンゲソウ) 2020 サワオグルマ 2019 ミヤマヨメナ 2018 キンカン 2017 ウメ(緑萼、リョクガクバイ)  2016 マメイヌツゲ  2015 ミツデカエデ(雌株)  2014 キクムグラ  2013 ガクウツギ  2012 ヒルザキツキミソウ(モモイロヒルザキツキミソウ)  2011 タチシオデ  2010 ヒメウツギ  2009 カッコソウ  2008 カマツカ  2007 キツネアザミ  2006 カラスビシャク  2005 シロミミナグサ  2004 エゴノキ

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5月14日(火) ユキモチソウ

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誓って言いますが、ワタシ、苞を割ってはいません。この手の苞は和服の前合わせのように重なっているので、これだけくたびれると自然と開くのでした。
ということは、あと数日待てば苞のなかに埋もれている肉穂花序(緑色)は剥き出しになる寸法です。しかし、それまでここに座ってもいられず、ほんの少しだけ、誰かの親指が悪さをしています。すみません。ホント、軽く押さえているだけです。
ユキモチソウを含むテンナンショウ属は雌雄異株(または性転換する)だそうで、たしかに雌シベの周りはきれいな個体と、なにか粉っぽい個体がありました。そして、その雌雄の決まり方はどうなっているかと言えば、栄養状態によるらしいのです。
もちろん、栄養状態の良い場合が「母」になります。やっぱり!です。悲しき男属、一瞬のお勤めさえできれば、余分な栄養なんて与えられないのでした。

過去のきょう 2023 サルビア・グレッギーとサルビア・ミクロフィラ 2022 ユリズイセン(アルストロメリア) 2021 アコウ 2020 ヤマモモ 2019 イチョウ 2018 野沢菜 2017 メキャベツ  2016 トウダイグサ  2015 ベニバナダイコンソウ(ゲウム)  2014 ベニウツギとタニウツギ  2013 シライトソウ  2012 アメリカアサガラ  2011 アオハダ  2010 コンニャク  2009 ギシギシ  2008 オオカメノキ  2007 ヤセウツボ  2006 タラヨウ  2005 ゼニアオイ  2004 エゴノキ

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5月13日(月) つるアイスバーグ

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ときどき英語が羨ましくなります。日本語にすると「つるアイスバーグ」で、どうにも間抜けな響きになるのに、あちらではClimbing Icebergです。
カッコイイという軽薄な思いとは別に、この園芸種名を見て「ああ、そうか」と膝を打ったのです。「登るアイスバーグ」、つまり「本性はアイスバーグなんだけれど、こいつ、登りたがるんですよ」という説明がたった2語でできているのです。
そこであらためてアイスバーグの素性を確認すると、当然ながらこれがそもそも園芸種であり、それの枝変わりしたものが「登るアイスバーグ」なのでした。「登りまっせ~!」と空を目指す蔓がこのあとどこに落ち着くのかはさておいて、多花性という性質はそのままにパーゴラやアーチを白く飾るこのバラ、ため息ものです。

過去のきょう 2023 ヤマボウシ(シナヤマボウシ)・ウルフアイ 2022 ムラサキフトモモ 2021 スイートピー 2020 ノースポールギク(クリサンセマム・パルドサム) 2019 オッタチカタバミ 2018 ヒヨクヒバ(イトヒバ) 2017 シナユリノキ(とユリノキ)  2016 ウンシュウミカン  2015 マロニエ(セイヨウトチノキ)  2014 マツバトウダイ(ユーフォルビア・キパリッシアス)  2013 ムレスズメ  2012 カイジンドウ  2011 キンラン  2010 ミツデカエデ  2009 スイバ  2008 アマドコロ  2007 サワフタギ  2006 ミヤコワスレ  2005 セイヨウオダマキ  2004 ソラマメ

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5月12日(日) カーボロネロ(黒キャベツ)

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この畑で珍しい作物を見つけたのはちょうど3カ月前、まだまだ北風が厳しい季節のことでした。その後、同じ畝でボロカスになってしまったカーボロネロを見て(追録済み)いて、当然、これはもう抜いて棄てられるものと覚悟しました。
それがなんと、ありがたくも開花を迎えていました。のみならず、もう種(莢)もたくさん稔らせていました。意外に大きめですっきりした色の花です。
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ということは、花の撮影は自宅でしかできないものと準備していた苗が、いい意味で無駄になりました。まるで丸薬のよう(直径2~3mm)な種を蒔いたのが3月14日(注)、半月ほどして双葉が出て、いま、一番大きな葉が長さ10cmほどです。
花を写せた畑の株は茎の直径が5cmほどあるのに対し、ウチのプランターのものはまだ3~4mm、来たるべき過酷な夏を超えるのはまず無理そうです。それでもDinosaur kaleの名を思い出させるゴツゴツ肌の葉もどうにか出て来はじめて、灼熱に焼かれる前に何枚かでも収穫(↓)できたら御の字です。

<補注> カーボロネロは秋蒔きが標準でも、春蒔きも可能だそうです。急ぐので、取りあえず春蒔きを試し、ダメなら秋に再挑戦するつもりでした。
<追録> 狭いプランターだし、酷暑が来る前に収穫まで漕ぎ着けられるか心配したのに、案外すくすくと育ってくれました。第1回収穫(↓)は5月25日、種を蒔いておよそ70日でうれしいそのときがやってきました。
本来はこの倍くらいの大きさになったものを摘むのでしょうが、お味見なので無問題とします。調理担当さんはベーコンと合わせたソテーにしてくれて、まずは基本的なメニューというところです。
外見のボコボコ具合がそのまま味に反映したように、深い味わいです。ただ、女性陣からは「硬い」「苦い」というコメントをいただいて、あとから思うに、レシピに「下茹でしてから炒め」とあるのはそこら辺のことのようです。Nero240525

過去のきょう 2023 クゲヌマラン 2022 コアニチドリ 2021 トネリコバノカエデ 2020 レースラベンダー 2019 ミヤマガマズミ 2018 ツメクサ 2017 キエビネ  2016 コウヤワラビ  2015 ヘラオオバコ  2014 マルバウツギ  2013 セイヨウジュウニヒトエ(アジュガ・レプタンス)  2012 チャンチン  2011 ハクウンボク  2010 オオカワヂシャ  2009 タラヨウ(雌花)  2008 オトコヨウゾメ  2007 アメリカフウロ  2006 カラマツ  2005 ヤマボウシ  2004 カナメモチ

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5月11日(土) キミノコーヒー

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これから赤く熟す前のコーヒーの実……ではなくて、これで収穫期です。ふつうのコーヒーノキ(アラビアコーヒーノキ)から作出された園芸品種です。
お味についてはたぶんいろいろな能書きが巷にあふれているはずでも、そんじょそこらで楽しめるものではなさそうで、軽くパスしておきましょう。
このイエロー・カトゥーラ(と通ぶって書いてみる・笑)のことを調べていると、ナンチャラカンチャラとほかのいろいろな園芸品種コーヒーが登場してきて、いやあ、「ネスカフェ・ ゴールドブレンドで十分なんですけど」という人間にはまったく縁のない世界というものが存在するのであろうことを痛感します。

過去のきょう 2023 ビルベリー 2022 カナクギノキ 2021 タチカメバソウ 2020 ルリヂシャ(ボリジ) 2019 アキタブキ 2018 ナツミカン(ナツダイダイ、ナツカン) 2017 レモン  2016 カシグルミ  2015 タラヨウ(雌株)  2014 ニガナ  2013 サンショウ  2012 クサソテツ  2011 カマヤマショウブ  2010 ハナイバナ  2009 ネコノメソウ  2008 クマガイソウ  2007 ナニワイバラ  2006 セリバヒエンソウ  2005 ポポー  2004 スイカズラ

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5月10日(金) オルラヤ(オルラヤ・グランディフロラ、ハナカザリゼリ)

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コエンドロとの違いを調べるのが面倒で、ここ数年、見て見ないふりでした。しかし、街の花壇も花屋さんの店先もコヤツで溢れるに及び、もう逃げられません。
そもそもは欧州大陸やアフリカ北部に自生するセリ科植物・Orlaya grandifloraで、それをもとに園芸種も作られるようになりました。現地でもWhite lace flowerと呼ぶくらいで、白く霞むような風情は雑草と捨て置くにはもったいなかったようです。
もっとも、日本でWhite lace flowerと言うとドクゼリモドキのことなので、わざと混乱を招きたい悪趣味の人以外は使わない方が無難です。
さて、本題のコエンドロとの違いです。ざっくり言えば1枚目写真でわかるように、コヤツの方が大型です。背丈も横幅も簡単に大きくなります。
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花房もこちらが大きく、中央部の小花の数もコエンドロを上回ります。また、やや赤みを持つコエンドロに対し、こちらはほぼミルキーホワイトです。
そして葉です。コエンドロのところで「ニンジンみたいな葉」としたのがいまとなっては反省点で、ニンジンの葉に似るのはむしろコヤツの方でした。また、いかにもクセのある味のコエンドロに対し、こちらはただ緑臭いだけで香草ではありません。
そして、実もまったく別物です。頭にのこる萼が冠みたいでかわいかったコエンドロに対しこちらは毛むくじゃらで、これが一番わかりやすい違いでしょう。

さて、コヤツとかこちらとか逃げていないで、名前問題です。White lace flowerは先に否定したとおりとして、次なる壁はオルレヤまたはオルレアです。流通界ではほぼこのどちらかが普遍的でも、この植物の属名はOrlayaです。学名の慣習読みに従えばオルラヤであり、レヤやレアという発音が生じる余地はありません。
ならば、そんな怪しいカタカナはやめて和名は?と言うと、これがハナカザリゼリ(花飾芹)なのです。いやはや、命名したお方の気持ちはよくわかります。けれども、あまりに高尚というか、アナウンサー泣かせというか、却下としておきましょう。
また、原種はオルラヤ・グランディフロラで間違いないとして、先に触れた園芸種となると、その種小名を使うかどうか微妙です。多くの園芸種の場合、属名+園芸種名とすることが多いのに、園芸種名が明らかな場合が少ないのです。
結果、属名だけで呼ぶのは問題含みということを承知の上で、コヤツはオルラヤでよかろうというのが今日ただいまのはた衛門的結論です。

過去のきょう 2023 ヒゴクサとエナシヒゴクサ 2022 イヌノフグリ 2021 マチルダ 2020 カシワ 2019 キバナウツギ 2018 ヤガミスゲ 2017 ヤマドリゼンマイ  2016 シラー・ペルビアナ(オオツルボ)  2015 トコナツ  2014 ジングウツツジ  2013 アレナリア・モンタナ  2012 トラフクロマツ  2011 マメヅタ  2010 モッコウバラ(白八重)  2009 エゾネギ(チャイブ)  2008 シャリンバイ  2007 ウスバサイシン  2006 セッコク  2005 ヤエコデマリ  2004 オオムラサキ

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5月9日(木) ハイイヌガヤ

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多雪地帯に育つ宿命で、横に這う樹形になります。そこを強調しようと、きょうは横長画面にしました。もちろん、ハイイヌガヤだけでは判断しにくくて、過去記事にあるふつうのイヌガヤの写真と比べれば、違いが一目瞭然となります。
あとはハイイヌガヤの葉がイヌガヤよりもやや小ぶりということを示せれば良かったのに、撮影時、そこに思いが至りませんでした。あと出し的に言うと、長短よりはハイイヌガヤの葉は幅の狭さが印象的だった気がします。
加えて葉先(柔らかさ)や葉裏(気孔帯)を写すことも忘れました。この日、雄株しか見つからなかったのは、「次、雌株でカバーね!」という天の声だったのでしょう。

過去のきょう 2023 フジ(ノダフジ) 2022 キバナフジ(キングサリ) 2021 サルオガセモドキ 2020 ホソノゲムギ 2019 ハナウド 2018 ウグイスカグラ 2017 ドクウツギ  2016 シャクナゲ  2015 ハンカチノキ  2014 ヤナギトラノオ  2013 ボタン  2012 ヤエムグラ  2011 スイバ  2010 オニグルミ  2009 コエンドロ(コリアンダー)  2008 クレマチス・モンタナ  2007 オオアブラギリ(シナアブラギリ)  2006 イチゴ(優香)  2005 オオデマリ  2004 ミズキ

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番外編 : 神速自販

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ついにここまで来たか!と感動です。あれから3年、当初は1分かかっていた自販機のQR支払いが、なんと5秒前後まで縮まりました。
飲み物のボタンを押す→QRコードを読ませる→ガタコンです。ボタンを押す前にスマホのQRコード(バーコードも可)を起こしておけば、たぶん5秒は切りそうです。
明るく光って表示されているのは、この自販機で使える決済方法です。これまではここで自分が使う方法を選ぶ必要があったのに、そのステップが要らないのがこの機械のミソです。ステップが一つ減ることでこんなに快適になるなんて、これでまたダイドーの贔屓度が上がります。(2024年5月7日夕方、宗岡・はじめ橋東詰)

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5月8日(水) ツボサンゴ(ヒューケラ)4種

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ヒューケラだと思って買った苗がヒューケ「レ」ラだったという、まるで植物好きとは思えないドジがきっかけで、ここ2年、そのケレラちゃんにお熱でした。
ところが環境大臣さまの鶴の一声で、今年のはた衛門家はヒューケラが主役です。玄関脇の最重要コーナーが4種のヒューケラの寄せ植えで飾られました。
まずは写真右上で大きな顔をしているのがノーザンエクスポージャーライムです。アメリカのコメディ(だと思う)のライム版という意味なのでしょうが、厳かな名前どおりに他種を睥睨し始めました。葉身が大きすぎるので、少し摘んでやりましょう。
そこから時計回りで、葉が赤いのはルビーチューズデーです。どうして火曜日なんだという詮無いツッコミはやめにすると、花は一番先に咲きました。
次がパリです。急に名前が単純になりました。もうこれで、園芸種の名前詮議は無駄に過ぎないとわかります。作者のイメージの世界なのでしょう。
さて、このパリだけはまだ花がありません。株に覆い被さっている花穂は隣のルビーチューズデーのものです。ただ、緑葉の株もとには小さな蕾が湧き上がってきていて、それが濃いピンクで開いてくれたら、ここに追録(↓)は必至です。
そしてトリがブラックフォレストケーキです。黒い葉から真っ赤な花穂が立ち上がって、株サイズはあまりなくても、なかなか押しが利いています。
さあ、これだけ並べたらウチはヒューケラ屋敷!?と思ったら、開発ナーセリーのカタログには総数30の仲間(注)が並んでいました。いやはや、買う方が悪いのか、作る側に節操がなさ過ぎるのか、もう園芸種ヒューケラには手を出さないようにします。

<補注> このナーセリーはヒューケラとヒューケレラを一緒に扱っていて、上記の数には5種のヒューケレラが含まれています。
<追録> 4~5日してパリの花穂が立ち上がりました。上で予告した以上、追録せざるを得ませんが、どうにも「ヒューケラの花」としか言えません。容量がもったいないので、小サイズです。(撮影:2024年5月15日)
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過去のきょう 2023 コウボウムギ 2022 ヤグラネギ 2021 ダイオウグミ 2020 ニオイロウバイ 2019 シラカシ 2018 ヒメイズイ 2017 ペチコートスイセン  2016 トガクシショウマ  2015 クジャクシダ  2014 モモイロハナエンジュ(バラアカシア)  2013 ツタバウンラン(ツタガラクサ)  2012 クレマチス・アーマンディ  2011 カジノキ  2010 ハイノキ  2009 ツボスミレ(ニョイスミレ)  2008 イヌガヤ  2007 ヒイラギソウ  2006 リムナンテス  2005 アサツキ  2004 ウツギ

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5月7日(火) ヨドガワツツジ

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思い切り降った雨のせいで花も葉も水分飽和状態でした。ずいぶんと昔、近所で見かけたのはドン曇りの日だったし、どうも巡り合わせの悪いツツジです。
もっと言えば、これはチョウセンヤマツツジから作出された園芸種だそうで、素っ気ない姿のその母種が未掲載です。もしどこかで出会っていたにしても、そんな大切なツツジだとは気づいていないのだろうと情けなくなります。
なので、その2種を並べて植えてくれる躑躅園があっても良さそうなのに、世のなか、そう甘くはありません。企画を売り込んでみますかねえ。
おっと、忘れてはいけないことがあります。この重層的な花びらは、母種の雄シベが花弁化したのだそうで、志木のハタザクラとはお仲間なのでした。

過去のきょう 2023 サルビア・ヤメンシス 2022 トキワサンザシ(ピラカンサ) 2021 オオジシバリ 2020 カマヤマショウブ 2019 シルバーレース 2018 カザンデマリ 2017 シロヤシオ(ゴヨウツツジ)  2016 ヒメシャクナゲ  2015 エニシダ  2014 ツリガネズイセン(ヒヤシンソイデス・ヒスパニカ)  2013 ウラジロノキ  2012 サクラソウ  2011 ヒメハギ  2010 マルメロ  2009 アメリカイワナンテン  2008 ヒルガオ  2007 スイートピー  2006 ベニバナツメクサ  2005 モモイロヒルザキツキミソウ  2004 ハリエンジュ(ニセアカシア)

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5月6日(月) メカルドニア

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画面右下に入れ込んだ定規のマス目が5mmです。前の掲載時、細部についてスルーしたことを正当化しようとしています。老眼には本当に酷な被写体です。
ただ、エイヤッと写してしまえばこっちのもので、実物の5倍でジックリと眺め回すことができました。まず前回は「見えても見えず」だった萼です。それぞれの萼が二つ重なっているように見えて変だと思ったら、茎の元側は苞でした。
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そして葉が厚手であることも「発見」です。鋸歯がはっきりして単純だし、それ以上に葉形があっさりした菱形で、ずいぶんとかわいらしいことに気づきました。
そして、これはまず肉眼では見えなかった部分で、茎の断面が四角です。育てやすくてお気楽なグランドカバー素材だとばかり思っていたのに、なかなか凝ったつくりをあちこちに秘めていて、メカラウロコ…もとい、メカルドニアでした。

過去のきょう 2023 シラタマソウ(シレネ・ブルガリス) 2022 ニゲラ(クロタネソウ) 2021 ゼノビア・プルベルレンタ(スズランノキ) 2020 ムクノキ 2019 ユスラウメ 2018 シロバナツタバウンラン 2017 コバノタツナミ  2016 ヤマガラシ  2015 セキチク(カラナデシコ)  2014 コバノガマズミ  2013 ハッカクレン  2012 ハイノキ  2011 チョウジガマズミ  2010 カンザン(関山)  2009 シュロ(ワジュロ)とトウジュロ  2008 オサバグサ  2007 ピラカンサ  2006 オーニソガラム  2005 キリ  2004 ヤマボウシ

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5月5日(日) オオバクロモジ

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大葉とか大花とか、ふつう種よりも葉や花が大きいことを名前にいただく草木が少なからずあって、基準を知る前にオオ○○を見てしまうと、「たいして大きくないんだけど」と無知丸出しで口を尖らせながら撮影することになります。
その点、ふつうのクロモジとは過去さんざん格闘しつつ親しんでいるので、「大葉」には即納得です。画面に半分だけ入れた葉でふつう種との違いを示しました。もちろん、雌株の花の写しにくさはふつう種と変わらず、拡大写真の貼り付けで凌ぎます。
240505var_membranacea_m一方、こちらは雄株で、脳天気な雄シベは撮りやすく、苦労話はありません。その余裕に支えられ、いかにもクロモジ属という樹皮模様をサブキャラとしました。
そう言えば、オオバクロモジはいままで花や実に縁がなく、ここには初登場です。そもそも日本海側の植物なので、なかなか見かけにくいのが難点です。

過去のきょう 2023 ボロニア・ピンナタ 2022 ユズリハ 2021 耐寒マツバギク(デロスペルマ・ルミナスレンジャー) 2020 カズノコグサ 2019 ヘミジギア 2018 クマイチゴ 2017 ショウキウツギ  2016 ヤチヤナギ  2015 キクザクラ  2014 ニワナズナ(アリッスム)  2013 トドマツ  2012 ムラサキカタバミ  2011 ジョウリョクヤマボウシ  2010 タブノキ  2009 ダイコン  2008 ナラガシワ  2007 イチハツ  2006 ハナイカダ  2005 ユリノキ  2004 ムクロジ

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5月4日(土) サワオグルマ

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まあ、フツーに菊です。オグルマを名乗るにはあまりにガサツです…という言いがかりはもう4年も前にタップリとやっているので、軽く済ませましょう。
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なので視線を地際にやると、ボコボコ・モコモコした葉が逞しすぎです。すぐに仮面ライダーを連想するのは個人的偏向としても、葉身だけでなく葉柄さえも力が漲りすぎています。と言うか、ふつうのオグルマは葉柄なしで茎を抱いていました。
という「オグルマ違い」をあげつらうのはもう止めて、このサワオグルマの仲間(オカオグルマ、ミヤマオグルマ、ミズオグルマなどなど)を収録したいのに、これがどうにも見つかりません。このTephroserisという属は、寒いとか高いとか、どうも拙が苦手な場所を好むようで、ううむ、サワオグルマのように逞しくならないといけません。

過去のきょう 2023 ユウギリソウ 2022 ゲンゲ(レンゲソウ) 2021 ヤモメカズラ(ペトレア・ボルビリス) 2020 ハナミズキ(アメリカヤマボウシ) 2019 シロバナフジ 2018 サンカヨウ 2017 セキショウとショウブ  2016 ビオラ・つぶらなタヌキ  2015 ハハコグサ  2014 ダイオウグミ  2013 ゼンマイ  2012 イチハラトラノオ(市原虎の尾)  2011 セイヨウバクチノキ  2010 ベニシダ  2009 トウカエデ  2008 ニワトコとムベ  2007 キモクレン  2006 ヒメコウゾ  2005 スズラン  2004 ハルジオン

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5月3日(金) イズセンリョウ

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人に意外な側面があるように、草木の場合も少し踏み込んで付き合うと「お見それしました」となることがあります。この木に関して言えば、その「へぇ~」は学名のなかに埋もれていました。Maesa japonica、イズセンリョウ属の日本代表です。
そのイズセンリョウ属にはなんと150ものメンバーがいて、その代表だったとは驚きました。いや、待て待て、Wikiに拠ればそのうち日本に自生するのはたった2種だそうで、あらら選出確率50%のコンペではあまり威張れない「代表」です。
…などという人間世界のつまらない尺度を棄ててしまうと、花の内部を覗こうにもまるで写させてもらえない小さな花がじつに可憐でした。烏賊の赤ちゃんみたいなフォルムと質感には、日本代表にふさわしいインパクトがあります。

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5月2日(木) ホンコンシュスラン

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文字どおり「花を添えた」と見るか、葉の美しさだけで満足しておけば良かったと後悔するか、揺れる思いで切ったシャッターです。
もちろん、植物の記録として花は欠かせなくても、今回はどうもそれを蛇足に感じてしまいました。ただ、3月に蕾がついているのを見て、それが咲いたところを見たくなったのは理の当然だし、花だけ見ればこれはたしかに蘭の花です。
なのにどうも蘭らしい豪華さには欠けます。ならばもしカトレアのような大仰な花がここに載っかっていたらどうかと言えば、それはそれでこの葉が可哀想です。
はい、わかりました。ホンコンシュスランは葉を愛でるものでした。右側写真で花茎が1本折れているのは、もしや同じ思いを抱いた人の仕業でしょうか・笑。

過去のきょう 2023 ネメシア・ケイランサス 2022 イワカラクサ 2021 シラカンバ 2020 アキグミ 2019 ベニバナシャリンバイ 2018 タマノカンアオイ 2017 キバナオドリコソウ(ツルオドリコソウ)  2016 コイヌガラシ  2015 シャクヤク  2014 マルバアオダモ  2013 カントウタンポポ  2012 シロダモ  2011 カジカエデ(オニモミジ)  2010 クヌギ(雌花)  2009 キンラン  2008 マイヅルソウ  2007 ジュウニヒトエ  2006 カキドオシ  2005 シラー・ペルビアナ(オオツルボ)  2004 カリフォルニアポピー

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5月1日(水) ウリカエデ

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大雑把ながらも、これでウリカエデの一年を把握した気がします。自分的に最初にこの樹種を知ったのは夏でした。赤と黄で彩られた果穂が、まるで祭礼のお飾りだったし、楓のイメージからはずいぶん離れた葉の形(注)にも魅せられたものです。
次いでその果穂が枯れに枯れた冬の姿を取り上げました。
そして春です。葉がまだ薄くて柔らかです。そして、花と並んで去年の果穂がしぶとく落ちずにいました。つまりこの花は雌花(ウリカエデは雌雄異株)です。
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さて雄株はどこ?と探したら、すぐに見つかりました。枯れた果穂がない分、雄株は全体に小綺麗で、「雄がお洒落」という自然界法則が生きています。
さてウリカエデの雌雄両方を簡単に撮影できたのだから、ついでにウリハダカエデも写したいと欲張ったものの、そこまで神様はやさしくありません。尾根筋が好きなウリカエデに対し、ウリハダはもう少し湿り気を好むはずで、この日はもう山坂の上り下りはご勘弁でした。体がダラケると気力も落ちる…かなり反省です。

<補注> 種小名のcrataegifoliumは「サンザシ類の葉みたい」の意味です。

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