4月29日(月) ヤシャブシ
ヤシャブシの花序順を確認できました。オオバヤシャブシとの違いが一番わかりやすいとされる雌雄の花の位置関係で、雄がしっかり枝の先端(上)にいます。
枝先に残る去年の果穂が邪魔(注)ではあっても、今年の雌雄を見るならば、雌(♀マーク)は慎ましやかに雄花(葯が割れて花粉だらけ)の下方にいます。
かと思うと雌花が枝先にある枝もあって、一瞬困りました。しかし、落ち着いて全体を見ると、それより太い枝では雄花が先端側で咲いています。ホッ。
開き始めた葉もじつに元気です。オオバと違って重鋸歯ではなく、単純にツンツンしています。両種の違いを追いかけて8年、目前の霧が一気に晴れました。
枝先に残る去年の果穂が邪魔(注)ではあっても、今年の雌雄を見るならば、雌(♀マーク)は慎ましやかに雄花(葯が割れて花粉だらけ)の下方にいます。
かと思うと雌花が枝先にある枝もあって、一瞬困りました。しかし、落ち着いて全体を見ると、それより太い枝では雄花が先端側で咲いています。ホッ。
開き始めた葉もじつに元気です。オオバと違って重鋸歯ではなく、単純にツンツンしています。両種の違いを追いかけて8年、目前の霧が一気に晴れました。
<補注> この黒い果球を邪魔者扱いしてはいけなくて、これがやたらガリガリ(ザラザラ)するのが夜叉と名付けられた由来だと牧野博士が諭してくれています。
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