4月14日(日) ヒヤシンソイデス・ビセンチナ(シラー・ビマセア)
画面に入れたスケールが、なにかの間違いのように巨大です。花数で圧するがごとき勢いでも、その寸法は差し渡し2cm程度とかなりささやかです。
それでも、青系の花はほかに少ないし、雄シベの葯が濃い紫、花芯の子房は透き通るような水色であり、ジトッと見入ればなかなかの役者ぶりです。
問題は、正体がヒヤシンソイデス(ツリガネズイセンと同属)なのに、日本ではシラーとされてしまったことです。本来のシラーとは別物なので、かなりヤバイ措置です。
さらにビマセアなどという意味不明の二つ名まで与えられて、すっかり怪しい存在に貶められてしまいました。蟷螂の斧とは知りつつ、ヒヤシンソイデス・ビセンチナと学名そのままのカタカナ読みをきょうのメインタイトルとしました。
それでも、青系の花はほかに少ないし、雄シベの葯が濃い紫、花芯の子房は透き通るような水色であり、ジトッと見入ればなかなかの役者ぶりです。
問題は、正体がヒヤシンソイデス(ツリガネズイセンと同属)なのに、日本ではシラーとされてしまったことです。本来のシラーとは別物なので、かなりヤバイ措置です。
さらにビマセアなどという意味不明の二つ名まで与えられて、すっかり怪しい存在に貶められてしまいました。蟷螂の斧とは知りつつ、ヒヤシンソイデス・ビセンチナと学名そのままのカタカナ読みをきょうのメインタイトルとしました。
<補注> 種小名のビセンチナ(vicentina)はイタリアやポルトガルに見られる地名であり、地中海沿岸部が原産であろうと推測できます。
過去のきょう 2023 ニラモドキ 2022 バニーテール 2021 テリハノイバラ 2020 イヌリンゴ(ヒメリンゴ) 2019 クレマチス・アーマンディ・アップルブロッサムとクレマチス・アーマンディ・リトル・ホワイト・チャーム 2018 ワダソウ 2017 ツリガネズイセン(ヒヤシンソイデス・ヒスパニカ) 2016 ムサシアブミ 2015 カキドオシ 2014 ハシバミ 2013 コスミレ 2012 レンギョウ 2011 スギ 2010 サルトリイバラ(サンキライ) 2009 オオイワウチワ 2008 ハナノキ 2007 ムレスズメ 2006 コオニタビラコ 2005 アケビ
| 固定リンク
コメント