4月22日(月) ニオイアラセイトウ
春半ばを過ぎても、ニオイアラセイトウは不変のペースで花を咲かせています。初回の掲載はいつだったかと振り返れば、それはなんと松の内でした。
そのときに比べれば花茎は倍以上に数を増しました。第一陣の花茎を早めに切り詰めた作戦が奏功したようです。ただし、開花の様子は冬から変わりません。
だらしなく4弁を開いてはすぐに枯れ縮み、どうにもゴミの様相です。当家の環境大臣の視線はすでに冷たく、明らかに早めの処分を要求しています。
いや、暫時お待ちを! こんなにたくさんついた種の行く末を見届けたいのです。じつはこの棍棒状の莢は2月のうちから目につき始めました。3月に入って1本解剖してみたら、もしこれがインゲンなら食べごろという様子でした。
きのう再確認してもこの状態に変化はありませんでした。ううう、どうしてこんなヤクザな奴のためにワタシが冷たい視線を浴びなくてはいけないのだ! 人生は不条理に満ちているということを学ぶにはニオイアラセイトウは好適な教材です。
そのときに比べれば花茎は倍以上に数を増しました。第一陣の花茎を早めに切り詰めた作戦が奏功したようです。ただし、開花の様子は冬から変わりません。
だらしなく4弁を開いてはすぐに枯れ縮み、どうにもゴミの様相です。当家の環境大臣の視線はすでに冷たく、明らかに早めの処分を要求しています。
いや、暫時お待ちを! こんなにたくさんついた種の行く末を見届けたいのです。じつはこの棍棒状の莢は2月のうちから目につき始めました。3月に入って1本解剖してみたら、もしこれがインゲンなら食べごろという様子でした。
きのう再確認してもこの状態に変化はありませんでした。ううう、どうしてこんなヤクザな奴のためにワタシが冷たい視線を浴びなくてはいけないのだ! 人生は不条理に満ちているということを学ぶにはニオイアラセイトウは好適な教材です。
<補注> そろそろ終焉期と見切ってから1カ月、環境大臣の目を逃れながら余命をつなぐニオイアラセイトウ(撮影:2024年5月25日)です。せっかくなら種を採りたいと願う園丁の思いなどどこ吹く風か、本当にヤクザです。
おためごかしのようにやたらな数の実をつけたくせに、しかもけっこう豊満体系の実のくせに、割ってみるとこの3カ月なんの進歩もありません。
どうせ種が完熟したところで、それをまた蒔いて育てる気など皆無です。ただどんな色・形になるかという興味だけでここまで我慢したものの、もはや堪忍袋の緒はズタズタに切れました。こんなシブトイ様子のくせに夏の暑さには弱いのだそうで、どんな風にヘタるのか、とくと見てあげましょう。
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