3月8日(金) イロハモミジ
ここ数日、関東には寒が戻ってはいるものの、ベースが底上げされていることは誤魔化しようのない事実という証拠です。雛祭りから日も置かずに、イロハモミジが葉と花序を展開し始めていました。昔より1カ月は早まっている気がします。
「ヤバイだろ、これ」と思いつつ、かつて収蔵した開花写真にはとらえられていない真紅の細長い物体に目を奪われました。枝の付け根から葉と花序が突き出ているので、イロハモミジは混芽だとわかるし、この赤い莢は冬芽の芽鱗と考えられます。
それはもう少し生長の遅い枝で確認できました。まだ閉じている冬芽が次第に長さを増し(当然に芽鱗の寸法もどんどんのび)、割れるときは葉も花もひとかたまりでこぼれ出し、そのあと花柄がグイッと飛び出して枝の先を飾るという手順です。
ずいぶんと長い間、「春のイロハモミジは若緑と赤の対比が美しい」とは感じていたものの、それがものすごく大雑把な感覚だったことに恥じ入ります。
「ヤバイだろ、これ」と思いつつ、かつて収蔵した開花写真にはとらえられていない真紅の細長い物体に目を奪われました。枝の付け根から葉と花序が突き出ているので、イロハモミジは混芽だとわかるし、この赤い莢は冬芽の芽鱗と考えられます。
それはもう少し生長の遅い枝で確認できました。まだ閉じている冬芽が次第に長さを増し(当然に芽鱗の寸法もどんどんのび)、割れるときは葉も花もひとかたまりでこぼれ出し、そのあと花柄がグイッと飛び出して枝の先を飾るという手順です。
ずいぶんと長い間、「春のイロハモミジは若緑と赤の対比が美しい」とは感じていたものの、それがものすごく大雑把な感覚だったことに恥じ入ります。
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