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3月9日(土) ハリゲナタネ

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どうにも見どころのない様子です。やたら矮小ではあっても、花は黄色い十字(4弁)なので、一応はアブラナ科なのだろうと身元調べの手がかりにはなります。
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もっとも本来見るべきは地際です。大根よりもさらに葉の切れ込みが多くて深いのがこの種類の特徴です。そして、その先とか、あるいは茎とか、かなり繊細ではあっても十分に危険物と言える毛(刺毛)が備わっていて、これが和名の由来です。
ということでハリゲはOKとして、どうせならナタネではなくアブラナを名乗ってほしかったというのは個人的な思いです。もちろん、このさみしい花が役割を全うして種を稔らせたのを見ることができれば、「はいはい菜種ですね」とはなることでしょう。

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