3月5日(火) ヒメアラセイトウ(バージニアストック)
アラセイトウを名乗るには背丈が思い切り寸足らず(いまのところ10~20cm)です。ところが匂いだけはとても強くて、その存在を強烈に主張してくれます。
ふつうはもっぱらバージニアストックと呼ばれていて、アラセイトウ(ストック)の小型版という標準和名を見聞きすることはありません。その流通名からしてアメリカ東部・バージニア州がお里かと思うとそういう解説は見かけなくて、原産地は地中海沿岸~アフガンあたりだそうで、いつ誰がこんなアメリカかぶれの名をつけたものでしょう。
…と腹を立てている暇もなく、YListさんはコアラセイトウとかハマアラセイトウという別名も繰り出してくれて、要はバージニアもストックも認めたくはないようです。
やれやれ、出所不明の名では気持ちの悪い一方で、本来のアラセイトウとは属が違う(注)という素性も気になるし、いっそMalcolmia maritimaと本名(学名)で呼んでやろうかと思いつつ、こんな横文字、三歩進まないうちに記憶から完全消滅です。
ふつうはもっぱらバージニアストックと呼ばれていて、アラセイトウ(ストック)の小型版という標準和名を見聞きすることはありません。その流通名からしてアメリカ東部・バージニア州がお里かと思うとそういう解説は見かけなくて、原産地は地中海沿岸~アフガンあたりだそうで、いつ誰がこんなアメリカかぶれの名をつけたものでしょう。
…と腹を立てている暇もなく、YListさんはコアラセイトウとかハマアラセイトウという別名も繰り出してくれて、要はバージニアもストックも認めたくはないようです。
やれやれ、出所不明の名では気持ちの悪い一方で、本来のアラセイトウとは属が違う(注)という素性も気になるし、いっそMalcolmia maritimaと本名(学名)で呼んでやろうかと思いつつ、こんな横文字、三歩進まないうちに記憶から完全消滅です。
<補注> 本来のアラセイトウがMatthiola属であるのに対し、1月に載せたニオイアラセイトウはErysimum属だったし、今回はMalcolmia属、オオアラセイトウ(ショカツサイ)がOrychophragmus属であり、アラセイトウという和名は「危険物」です。
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