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2月27日(火) シダレケヤキ

240227cv_pendula
試験管ブラシだろうか、爺さまの鼻毛だろうか、不思議な眺めでした。剪定されたせいかと思えば、この無駄枝は傷口から遠い部分や幹にものさばっていて、剪定に対する反作用というよりはこの木自体の特性のように見えます。
じつはこの木はここに再登場で、前回は去年の初夏、シダレケヤキのお口直し画像の任を務めました。つまりこのワヤな姿はもしかしてシダレの特性かもしれません。
それが証拠に、ふつうのケヤキではいままでこういうパヤパヤが気になった記憶がありません。キヅタに絡まれた大木も、街道の並木も、公園のシンボルツリーも、ごくごく自然な枝分かれの繰り返しを見せてくれるだけです。
なるほど、きのうのネギのように、どんなに様子が違っても学名は同じで済まされるのに対し、シダレケヤキだと学名(二つ名)の後ろにPendula(垂れ下がる意)という園芸品種名が付加されるのでした。名前が長くなった分、枝振りも面倒くさくなるんだね…と、ここ数日、威力を回復した北風によろめきながら納得した次第です。

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