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1月15日(月) ゴエッペルチア・オルナタ・リネアタ

240115rineata
葉が妙に艶めいているのは散水の直後だったせいです。ただ、ピンク色の筋模様は水のせいなどではなく、このカラテアのかわいい特徴です。
ちなみに園芸開発されてリネアタになる前、つまり基本種のカラテア・オルナタだと、この筋の赤味はごくごく弱くて葉色もいくぶん淡いので、存在が地味に過ぎます。おそらくナーセリーさんもそこを惜しみ、筋と葉色が濃くなるよう励んだのでしょう。
さてこれでカラテアの収録は15種となりました…と少し威張って書きたいところなのに、じつは困った問題に直面しています。オルナタおよびオルナタ・リネアタは、正確に言うといまはカラテアではなくゴエッペルチア(Goeppertia)なのです。前はすべてカラテアだったのに、かなりの種類がこちらの属に移されてしまいました。
二つの属はどうやら花にその違いがあるようで、ふつうっぽく花びらが展開するならゴエッペルチア、苞が籐篭のように組み上がっているならカラテア…という感じです。となると、葉に比べて二の次だろうと思っていた花を確認せざるを得ず、収録数をのばすよりはそれぞれの花の追録が先行課題かと気が重くなります。

<補注> ゴエッペルチア・オルナタを母種とする園芸種では、サンデリアナを先に収録しています。

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