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1月9日(火) シャコバサボテン

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シャコバをここに三度(↓)も載せるつもりはなかったのです。じつはこれ、「カニバシャボテン」だという触れ込みのものを一昨年秋に買い求めました。
いまにしてみれば、最初から茎にはトゲトゲが見えていました。花も、ツツジでときどきあるような二重というか二段に咲いています。もしカニバならば、段がこうまで間延びして分かれることなく、クジャクサボテンに似て華やかに反り返るはずです。
チッ、1年大事に育てたのにシクジリました。しかし、どうやらシャコバらしいと見切った時点で次の「カニバ候補」は入手してあります。これは茎にトゲが(ほぼ)なく、花色ももっとピンクで、カニバの条件はある程度満たしているのです。ただ、とてものことで写真になる状態ではありません。あと1年、養生育成が欠かせません。
昔はカニバも流通していたのに、流行らないとなると生産者さんはぷっつりと作らなくなってしまうと言います。また、掛け合わせが進んだ結果、純粋カニバどころか、流通量の多いシャコバでさえ血統は怪しく(複雑に)なっているようです。
心底、タイムマシンが欲しくなることがときどきあります。

<過去二度のシャコバサボテン記事> 1. 2009年11月26日 2. 2013年11月22日
<追録> カニバでなかったことは無念でも、やはり自宅で育てるのはうれしいものです。思い切り寄ってみたら、雌シベがまるで花のような開き方をすることを知りました。(撮影:2024年1月23日)
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