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12月17日(日) ハチジョウキブシ

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なれの果てと言ったら酷でも、見たい・見たいと思っていたキブシの実の「その後」はカラカラのミイラでした。7月から8月にかけ、緑一色の状態しか確認できていなくて、それからは赤くも青くもならず、黄褐色を通過(注)して干物がゴールなのでした。
ところがこれでもけっこう鳥や獣に人気があるのだそうで、道理で黄褐色状態(たぶん食べごろ)は目にできなかったわけです。この場所は鳥濃度が低くはないのに、どういう弾みで啄まれなかったものか、取りあえずは幸運に感謝しておきます。
その果穂の長さが失われていたのは残念でも、葉に艶があり細くて長いことから、これはハチジョウキブシのようです。ふつうのキブシとは区別しない考えもあって扱いに迷いますが、花のときもそして実が骸になってさえ、かつて感じたボテッとかモッコリというニュアンスが変わらずにあって、ハチジョウキブシ立項賛成派です。

<補注> 少し持ち上げて言うなら、いったん「葡萄茶色」を見せてから枯れ色に向かうようです。(2024年6月4日

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