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11月18日(土) ヒメジョオンとヒメアガパンサス

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なかなか深い意味のある1枚です。本当を言えば、写真としてここに載せたいものではないのに、含まれた面白さのせいで恥を忘れました。
まずは11月の第3週にヒメジョオンがこんなに元気でいいのか!という…驚きというか怒りというか、どうにもしょうがない感情です。図鑑的には6~10月が開花期とされるのでたいしたズレではなくても、そのコンディションが恐怖です。
ふつう、いまごろヒメジョオンは発芽期を迎え、根生葉で越冬します。それがバリバリの現役で、花にも葉にも衰えの気配がありません。このまま新年を迎えそうです。
そして、新スマホのカメラ話題です。花にピントを当てたにもかかわらず、背景で輝いているのは東武東上線の柳瀬川・みずほ台間のレールです。かつて鉄道草という異名(鉄道沿いに分布が拡大)を授けられたことを思い出す絵となりました。
これだけ背景がクッキリしているのは、物理ズームと絞り機構がないスマホカメラの特性に拠っています。構図のなかのすべてがあからさまに写ります。もちろん、先日かなり不満を述べたmoto g13オリジナルのカメラアプリではなく、追加で入れたOpen Cameraで撮ったものです。描写力は「とりあえず」いいとしても、上記の「スマホ限界」をクリアすることは無理です。使い方を間違えた1枚になりました。
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他方、不満を感じたg13オリジナルアプリに美点を見つけました。赤や黄に比べ、青には強いのです。描写が奥行き不足という弱点はそのままでも、わりと淡々とヒメアガパンサスをとらえています。被写体との距離(80cmほど)も良かったのでしょう。
おっと、自分まで淡々とヒメアガパンサスだと言っています。しかし、これ、本来は夏に咲くものです。あと2週間で12月という季節には不似合いです。
いったい、この2023という年はあとからどう評価されるのでしょう。とりあえず自分としては変なモノがいつ咲いていても慌てることなく、冷静に記録しておくことにします。花暦ブログとしては難儀な1年であることはほぼ確定です。

<補注> スマホカメラの特性を少し理解しました。(2023年11月23日

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