11月1日(水) トサムラサキ
嫌な年に初の出合いをしてしまいました。ふつうのムラサキシキブと同じく、花は夏に咲くはずなのに、いまごろ花がこんな具合で、逆に実はまだまだでした。
今年の異常だった夏を嘆くのはもう飽きたので、この西日本に産するトサムラサキには申し訳なくても、花や実はまたのことにして、葉に注目しておきます。葉の元側が流れるように葉柄に合流しています。また先が尾状に尖ります。
別名を四国小紫または屋久島小紫といい、どちらもコムラサキを名乗ります。それはたぶん、コムラサキの特徴である葉柄と花柄との間が開く性質を、このトサムラサキもわずかに示すからかと思います。ほんの1mm、渋い「離れ業」です。
今年の異常だった夏を嘆くのはもう飽きたので、この西日本に産するトサムラサキには申し訳なくても、花や実はまたのことにして、葉に注目しておきます。葉の元側が流れるように葉柄に合流しています。また先が尾状に尖ります。
別名を四国小紫または屋久島小紫といい、どちらもコムラサキを名乗ります。それはたぶん、コムラサキの特徴である葉柄と花柄との間が開く性質を、このトサムラサキもわずかに示すからかと思います。ほんの1mm、渋い「離れ業」です。
過去のきょう 2022 オクトリカブト 2021 チョウジタデ 2020 キチジョウソウ 2019 シンニンギア・エウモルファ 2018 キハダ 2017 ファンファーレ 2016 ハクサンボク 2015 パキラ 2014 コブクザクラ 2013 マテバシイ 2012 ヤマラッキョウ 2011 キッコウハグマ 2010 セキヤノアキチョウジ 2009 ナンキンハゼ 2008 アカカタバミ 2007 アブラツツジ 2006 ナギナタコウジュ 2005 ススキ 2004 ガガイモ
| 固定リンク
コメント