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10月6日(金) ホソグミ(ロシアンオリーブ)

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あとひと月半もして、「えへ、ありました」と照れ笑いできたらと願います。去年の11月、驚くほどの稔りを見せたこの木に、今年は実らしきものが皆無です。
ただし、4月の上旬には息苦しいほどの香りをばら撒いて花が咲いたし、そのあとに小さな実がちゃんとついていたのを目撃しています。
この1本だけでなく、近くの2本もジットリと舐め回したのに、実は一粒も見つからないのです。まったくのゼロ、落ちた痕跡も見当たりません。
ついていた実が消えた理由としては、まず誰かが食べたことを疑うものの、まだ青いであろう段階のものを食べ尽くすのもおかしなことです。あるいはホソグミには生りの表裏があって、去年(大豊作)の反動ということも考えられます。しかし、いくら裏年であってもゼロはないだろうと思う(注2)のです。
そんなわけで、おとといのドングリに続いてホソグミも今年の「激暑」被害者ではないかと疑って(注1)しまいます。北風が強まったころ、己の節穴度合いに苦笑いしながら、あの真っ赤な実を2~3粒いただけたら幸せです。

<補注1> 実が見当たらないほかは、枝葉にまったくダメージがないので、熱波被害説もやや怪しいところがあります。
<補注2> いきなり実ができるわけもなく、やはり今年は大裏年でした。(2023年11月21日

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