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9月30日(土) カウリマツ

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ニュージーランドの北端部に自生する…と聞くと、北半球しか知らない身としては、つい寒いところが好みかと考えてしまいます。そして、地図を見直し、ああ、赤道を挟んで反対側なのだから、北=暖かいところね、と認識し直しです。
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赤道からの距離で言うなら、日本の九州や四国と同じあたりのようです。その現地では40~50mまで育つそうで、幹の直径(幹回りではなく)で5mとか8mという数字が現れるので、それが森林を成していたら、さぞかしの壮観なのでしょう。
カウリとは、現地先住民マオリがこの木を呼ぶときの名前です。牧野博士はこの木をナギモドキとしていて、葉だけ見るとたしかにナギに似ています。ただ、なににしても「モドキ」はかわいそうだし、古代からの名前を大切にすべきと思います。

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