9月22日(金) タヒチアンハット(カロミア・テッテンシス)
この花(鼻)の形には見覚えがあります。平たい萼から飛び出した花筒を天狗の鼻に見立て、その名もテングバナ、かなり記憶しやすいものでした。
しかし、あれは秋遅くの出会いだったし、花色もオレンジ系でした。対するに今回は真夏の開花、しかも花色がガラッと異なります。薄いピンクの萼に青紫の花というのがけっこうオシャレだし、そこから突き出すシベもヤンチャです。
かつてはテングバナと同じHolmskioldia属だったのに、いま、その属にはテングバナだけが残り、このタヒチアンハットはKaromia属となっています。上述したように花の構造が微妙に違うし、なにせこちらは葉が肉厚・艶有りで3裂気味です。
さらに、ヒマラヤ産だった天狗さんに対し、こちらは熱帯アフリカがお里です。パッと見は同じ木の花色違いのようでも、けっこう根っこのところから違う存在でした。
しかし、あれは秋遅くの出会いだったし、花色もオレンジ系でした。対するに今回は真夏の開花、しかも花色がガラッと異なります。薄いピンクの萼に青紫の花というのがけっこうオシャレだし、そこから突き出すシベもヤンチャです。
かつてはテングバナと同じHolmskioldia属だったのに、いま、その属にはテングバナだけが残り、このタヒチアンハットはKaromia属となっています。上述したように花の構造が微妙に違うし、なにせこちらは葉が肉厚・艶有りで3裂気味です。
さらに、ヒマラヤ産だった天狗さんに対し、こちらは熱帯アフリカがお里です。パッと見は同じ木の花色違いのようでも、けっこう根っこのところから違う存在でした。
<補注> 両種はどちらもチャイニーズハット(英名起源)の名を持っていて、当然ながら混乱を招きがちなので、このブログでは採用を控えます。
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