8月6日(日) イケマ
ようやく、ようやくのイケマ収録です。もう花の季節のはずなのに幼苗ではあっても、10年越しのターゲットなので、どんな姿でもとりあえず載せておきます。
アイヌ語がそのまま和名になった珍しい例だそうで、北の大地ではありふれたものでも、毎日の最高気温が40度に届かんとする埼玉の平地では苦しそうです。
そのアイヌ語をにわか勉強すると、イは指示代名詞風で、「もの・こと・ところ・その・それ」などにあたります。ケマは脚(全体)で、太くて曲がった根を言っています。「それの脚」と表現を和らげたのは神(カムイ)への遠慮のようです。
その根の神性をおさらいすると、薬としての効能(または毒性)が広範で、そこから魔除け・呪術に多用されます。さらに茎や若葉は食材として有用です。アサギマダラの食草でもあって、おっとアサギマダラさん、この苗だけはご禁制ですよ。
アイヌ語がそのまま和名になった珍しい例だそうで、北の大地ではありふれたものでも、毎日の最高気温が40度に届かんとする埼玉の平地では苦しそうです。
そのアイヌ語をにわか勉強すると、イは指示代名詞風で、「もの・こと・ところ・その・それ」などにあたります。ケマは脚(全体)で、太くて曲がった根を言っています。「それの脚」と表現を和らげたのは神(カムイ)への遠慮のようです。
その根の神性をおさらいすると、薬としての効能(または毒性)が広範で、そこから魔除け・呪術に多用されます。さらに茎や若葉は食材として有用です。アサギマダラの食草でもあって、おっとアサギマダラさん、この苗だけはご禁制ですよ。
<補注> この苗はこの状態から育ちきれずに消滅しました。そこで次の夏は冷涼な地へ遠征し、無事に花を仕留めました。(2024年7月29日)
過去のきょう 2022 ハイビスカス・ミニピンク 2021 ブルーベリー(ラビットアイ系) 2020 セイロンマンリョウ 2019 オキシデンドルム・アーボレウム(スズランノキ) 2018 コケイラクサ(ベビーティアーズ) 2017 ヘビウリ 2016 ギンリョウソウモドキ(アキノギンリョウソウ) 2015 ルリフタモジ 2014 タカノツメ 2013 バアソブ 2012 タイワンニンジンボク 2011 アナベル(アジサイ) 2010 ヤマホタルブクロ 2009 セイヨウトラノオ(ベロニカ・ロンギフローラ) 2008 ホルトノキ 2007 タマアジサイ 2006 ウイキョウ(フェンネル) 2005 フサフジウツギ(ブッドレア) 2004 イヌキクイモ
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