8月15日(火) マグノリア・ラヌギノサ
だいたいは春に花を咲かすモクレン属(Magnolia・注)なので、この暑さのなかで枝についている物体が花だと信じるまで時間がかかりました。もちろん、花びらの形も同属の仲間のようにゆったり大きくはなくて、かなり異端児のようです。
その生息地は中国南部やネパールあたりだそうで、現地では15mオーバーに育つので、この小型で地味な花はあまり目立つ存在ではないようです。
花の代わりにこの木を特徴付けるのは葉裏の和毛(にこげ)です。花芽や枝先も同じように柔らかな毛に覆われていて、とても優しい印象を醸しています。
つくりがオガタマノキのそれに似た実をつけるそうで、今後が楽しみです。
その生息地は中国南部やネパールあたりだそうで、現地では15mオーバーに育つので、この小型で地味な花はあまり目立つ存在ではないようです。
花の代わりにこの木を特徴付けるのは葉裏の和毛(にこげ)です。花芽や枝先も同じように柔らかな毛に覆われていて、とても優しい印象を醸しています。
つくりがオガタマノキのそれに似た実をつけるそうで、今後が楽しみです。
<補注> 従来はオガタマノキ属(Michelia)とされていた木々をモクレン属(Magnolia)にまとめようとする潮流があって、この記事タイトルはそれに従いました。そんな背景があり、この木はMichelia velutinaやM. lanuginosaのシノニムを持ちます。
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