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7月2日(日) キササゲ

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ふつうに言えば「なんか汚い」画像でも、自分にとってはお宝です。キササゲが花から実に移行する、その絶妙のタイミングに遭遇することができました。
以前取り上げた花の写真にも、じつは実が写っていました。しかしそれは前年の実で、枯れっ枯れの茶色でした。対するに今回は赤ちゃんから大学生レベルまで、長短さまざまな寸法の新鮮な莢が見放題でした。
写真の上部に見える幼い実がわかりやすくて、花の残骸は莢の先端にへばりついています。萼は莢の付け根側にあり、上位子房タイプと確認できます。
それは秋に撮った実の写真でもわかっていたことなのに、こうして念押しの様子をジトッと眺めて、ほのぼの微笑んでいるのだから天下太平です。

<補注1> キササゲの名の元であるササゲを収録しました。(2023年7月21日
<補注2> 1カ月半後、オオアメリカキササゲ(ハナキササゲ)が実をぶら下げている様子をとらえました。(2023年8月17日
<追録> 20日ほど経ち、豆の長さがのびたのに花がまだ残っていました。(撮影:2024年7月21日)
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