7月7日(金) ハナヤナギ(クフェア・ミクロペタラ)
これが本家のハナヤナギでした。この冬、温室で見つけたメキシコハナヤナギをずいぶんと酷評したので、早めに収録したかった「標準タイプ」です。
まずは花が目立って大きくて、これなら「花」柳を名乗ってもOKでしょう。葉も、メキシコ版よりはずっと豊かで、柳の名を借りる資格は十分そうです。
ただ、大きな花とは言ってもその長い筒部分は萼です。「萼じゃダメか?」と言われると困っても、その先端部でショボショボしているシベがいかにもクフェアです。
なお、小さな株の根もとが木質であることに気づきやすいメキシコ版に対し、こちらの高く立ち上がった茎はいかにも草本です。自分はてっきり草本と思い込み、根もと確認を怠ったものの、多年草と分類する以外に低木とする見解もあります。
まずは花が目立って大きくて、これなら「花」柳を名乗ってもOKでしょう。葉も、メキシコ版よりはずっと豊かで、柳の名を借りる資格は十分そうです。
ただ、大きな花とは言ってもその長い筒部分は萼です。「萼じゃダメか?」と言われると困っても、その先端部でショボショボしているシベがいかにもクフェアです。
なお、小さな株の根もとが木質であることに気づきやすいメキシコ版に対し、こちらの高く立ち上がった茎はいかにも草本です。自分はてっきり草本と思い込み、根もと確認を怠ったものの、多年草と分類する以外に低木とする見解もあります。
<補注1> 和風のクフェアがありました。(2024年5月24日)
<補注2> 見かけが似るクフェア・メルビラを収録しました。(2024年11月16日)
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