6月11日(日) シンツルムラサキとツルムラサキ
ツルムラサキというくらいですもん、蔓は紫色だと思い込んで(注4)いました。ところが、ツルムラサキには赤茎種だけでなく青茎種(写真右側)もあるのでした。
さらに、野菜としては青茎種の方が優れている(食べやすい)らしく、あれれ、この辺のお店には紫色しか並んでいなかった気がします。
さらに花(閉鎖花<注2>の先)が紫色の赤茎種に対し、青茎種は白い(注1)のだそうで、起源的にどちらがどうかということはさておいて、この先、両タイプの花と実を見比べ、蔓と葉を食べ比べるという楽しみができました。
さらに、野菜としては青茎種の方が優れている(食べやすい)らしく、あれれ、この辺のお店には紫色しか並んでいなかった気がします。
さらに花(
<補注1> 青茎種の花を見ることができました。(2023年11月8日)
<補注2> 見かけからだと閉鎖花だと思っていたのに、花びらの先端にはごく小さな隙間(穴)がありました。(2024年8月14日)
<補注3> 従来は赤茎種も青茎種も同一とされていたのに、近年、赤茎種に新しい学名と和名が与えられました。これにより、この記事のタイトルも訂正することになりました。(2024年11月18日)
<補注4> 赤茎種の新学名・和名を調べていて、「ツルムラサキ」の意味を誤解していたことを知りました。蔓が紫色だからツルムラサキだと思っていたら、「蔓に紫色の実がつく」意味なのだそうです。
たしかに、青茎種が本来のツルムラサキであることを考えれば、その方が妥当です。
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