6月26日(月) オオツリバナ(&ツリバナ)
ただ、オオツリバナ(↑)の実には明らかな稜があって、そこが出っ張っている分だけ、ツリバナ(↓)の丸い実よりは嵩が増して見えます。
それを頼りに葉を比べると、オオツリバナの先端はキュッと尖ってのびていて、
そんなこんなで、オオツリバナではなくケレン(外連)ツリバナと呼んでやろうかと悪態が出ます。しかし、そのうち本当に大きなオオツリバナに出会って平伏するというお決まりコースは見えているので、いい名前だねと口を拭っておきましょう。
<補注1> 過去ファイルのなかにツリバナの葉裏を写したもの(↓)がありました。この一枚に限らず、「オオ」ではないツリバナの葉も、先はわりと急に尖ります。本文の該当部分を書いたときは、オオツリバナの最大葉幅と尖頭部分の細さの対比が印象的すぎたため、「ふつう」の方の窄まりが緩やかに見えてしまいました。
いま、あらためて見れば、ツリバナの葉先は十分に鋭頭と言える部類なので、記事の該当部分は削除扱いとします。(2023年8月18日 写真は2014年8月31日撮影)
<補注2> この記事をまとめると、オオツリバナとツリバナの違いは実に稜があるかないかだけになってしまいます。これだけでは見分けに不便なこと夥しいので、俄学習で得た知識を以下にまとめておきます。
1. 実の違い(オオツリバナには稜があり、柄が長め)
2. 葉の違い(長さ・幅ともにやや大きい)
3. 花の違い(オオツリバナは緑色、ツリバナは薄紫)
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