5月25日(木) ウスベニキササゲ
中国南部の丘陵に産し、市街地にも植えられるそうです。こういう圧倒的な美しさを眺めて暮らしたら、さぞや福々しい人相になるはずなのに、あの国の、かのお人はいつも苦虫を噛み潰したようで、たまには野山徘徊などいかが…。
あいや、お節介はやめてウスベニキササゲです。5~6cmもある大きな花は、まるで一杯機嫌の仙人が笑っているようです。また、キササゲとしてはやや小型の葉は灰みを感じる色合い(注)で、花色と相俟って眺めをほんのりしたものにしています。
さらにすごいのが実の莢で、まっすぐなら60~70cmは下らない長さです。それがまるで空から根が降りたみたいな様子で、いやはや大した木です。
あいや、お節介はやめてウスベニキササゲです。5~6cmもある大きな花は、まるで一杯機嫌の仙人が笑っているようです。また、キササゲとしてはやや小型の葉は灰みを感じる色合い(注)で、花色と相俟って眺めをほんのりしたものにしています。
さらにすごいのが実の莢で、まっすぐなら60~70cmは下らない長さです。それがまるで空から根が降りたみたいな様子で、いやはや大した木です。
<補注> 漢名・灰楸はこの葉色のことを言っているようだし、和名をコバノキササゲとも言うのはこのサイズに拠っています。
<既収録のCatalpa(キササゲ属)・和名50音順> ☆ アメリカキササゲ ☆ オオアメリカキササゲ(ハナキササゲ) ☆ キササゲ
<追録> 当年と前年の莢が競演していました。(撮影:2023年6月13日)
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