5月10日(水) ヒゴクサとエナシヒゴクサ
ヒゴクサは肥後草だろうと思ったら、「なぜ肥後というか不明」と牧野博士は言っています。たしかに、特に別に熊本ではなくても、ここらで見かけます。
博士はまた「茎が竹ひごの感じなので」という説を紹介しています。言われてみれば、茎というより、長くのびる花柄が竹ひごを撓らせた状態に見えます。
その長い花柄の先で揺れる金平糖状のものが雌花穂、その上に突き出たボロ槍状のものが雄花穂です。おととい載せたコウボウムギはスゲ属では稀な雌雄異株だったのに対して、ヒゴクサはノーマルに雌雄同株です。
さて、こういう野の草の正体調べはわりと手間取るもので、ズルズルと日を延ばしているうち、別の場所でエナシヒゴクサ(写真左側)に出会ってしまいました。ヒゴクサ(右側)と比べているうちに両方の素性がわかり、一挙両得(?)となりました。
博士はまた「茎が竹ひごの感じなので」という説を紹介しています。言われてみれば、茎というより、長くのびる花柄が竹ひごを撓らせた状態に見えます。
その長い花柄の先で揺れる金平糖状のものが雌花穂、その上に突き出たボロ槍状のものが雄花穂です。おととい載せたコウボウムギはスゲ属では稀な雌雄異株だったのに対して、ヒゴクサはノーマルに雌雄同株です。
さて、こういう野の草の正体調べはわりと手間取るもので、ズルズルと日を延ばしているうち、別の場所でエナシヒゴクサ(写真左側)に出会ってしまいました。ヒゴクサ(右側)と比べているうちに両方の素性がわかり、一挙両得(?)となりました。
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