5月12日(金) クゲヌマラン
鵠沼というのは、いまでも三つの駅に名を残していて、国道1号から海岸までの大きな字(あざ)だったようです。そのどこいら辺で見つけられたものか、戦前はこのランが安穏に育つことができる疎林や松林がまだまだ多かったのでしょう。
地名を冠された植物の分布域が、特にその場所に限定されないのは「業界の常識」で、このランもユーラシア大陸やアフリカ北部の温暖帯に広く生息します。やたらと局地的な名前にビビリがちでも、案外に鷹揚な性質のようです。
ギンランと紛らわしく思えても、全体印象がほっそりして、かつ疎らな感じです。これは花や葉のつき方から受ける印象です。ただ、そんな相対的なことではなく、距が目立たない(小さい)のがクゲヌマランの特徴だそうで、これはいつもの「事後学習」だったので、次にまみえたときの撮影課題としておきます。
地名を冠された植物の分布域が、特にその場所に限定されないのは「業界の常識」で、このランもユーラシア大陸やアフリカ北部の温暖帯に広く生息します。やたらと局地的な名前にビビリがちでも、案外に鷹揚な性質のようです。
ギンランと紛らわしく思えても、全体印象がほっそりして、かつ疎らな感じです。これは花や葉のつき方から受ける印象です。ただ、そんな相対的なことではなく、距が目立たない(小さい)のがクゲヌマランの特徴だそうで、これはいつもの「事後学習」だったので、次にまみえたときの撮影課題としておきます。
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