4月2日(日) グリーンベル
花屋さんではお洒落にグリーンベルと呼ばれていても、これはどうしても蛸踊りにしか見えません。ただ、お顔を覗いてみたら、ああ、シレネでした。
ベースになったシレネ・ブルガリス(注1・2)は袋部分(萼)がもう少しスマートだし赤みを帯びがちです。欧州では煮たり揚げたり、生でサラダにしたりと立派な野菜です。和名もシラタマソウ(白玉草)で、やはり食品的なニュアンスが漂います。
それが園芸改良(注)されたら、蛸の空中浮揚になりました。こうなると和名もフウリンカ(風鈴花)と変化します。もう少し暑くなったらこれを風鈴に見立てるのも悪くないにせよ、まだ少し肌寒いせいか、グリーンベルでよしとしましょう。
ベースになったシレネ・ブルガリス(注1・2)は袋部分(萼)がもう少しスマートだし赤みを帯びがちです。欧州では煮たり揚げたり、生でサラダにしたりと立派な野菜です。和名もシラタマソウ(白玉草)で、やはり食品的なニュアンスが漂います。
それが園芸改良(注)されたら、蛸の空中浮揚になりました。こうなると和名もフウリンカ(風鈴花)と変化します。もう少し暑くなったらこれを風鈴に見立てるのも悪くないにせよ、まだ少し肌寒いせいか、グリーンベルでよしとしましょう。
<補注1> グリーンベルについて、シレネ・ブルガリスの園芸種という解釈をしましたが、開発ナーセリーやネーミングの経緯を探り当てることができません。上掲記事内容はあくまで自分の個人的な解釈(推測)です。
<補注2> グリーンベルの母種であろうと考えたシレネ・ブルガリス(和名:シラタマソウ)を収録しました。(2023年5月6日)
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