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番外編 : 蜂蜜レポート第6弾

Manuka
巷で噂のマヌカハニーを試してみました。免疫力が向上するそうで、たぶんコロナがらみでなんでも試してみたい人が増えているのでしょう。
それでなくてもお高いのに、需要がフィーバーしてしまったら値段がさらに上がってしまわないか心配です。いやそれよりも、そもそも稀少な蜜なのでニセモノや紛い物が増えるであろうことが現実的に危惧すべきことだと感じます。
マヌカというのはマオリ語でギョリュウバイのことらしく、あの木がそんな立派な蜜を出すとは気づきもしませんでした。ただ、正確にマヌカに的を絞れる採蜜者は少ないそうで、本場ニュージーランド(今回の購入品はオーストラリアの廉価品)の一級品を口にするまでは、下手な食レポはしないでおきましょう…と言いつつ、ちょっと薬っぽい味がして効きそうな気がした、いい加減な爺さんです。
Fallopia_japonica
そしてこちらは日本中どこにでもあるイタドリから採れた蜜です。まるでターメリックを混ぜたかのような色に腰が引けたものの、味にはまったくクセがなくて、植物としての渋い見かけと蜜の味との間には意外なギャップがありました。
Py_py_culta
さらにこれはナシの蜜です。ものすごく色が薄く、ものすごく甘さがあります。
同時に舐め比べていないのでかなり主観的ながら、たぶんこれまでに味わった蜜(↓)のなかでは一・二を争う糖度です。かつ、単価としても過去一・二の高さで、おいそれとは味わいにくい高級蜜です。(葵養蜂:千葉県いすみ市岬町)

<蜂蜜レポート1~5弾>第1弾 : アカシア/野の花/いたちはぎ ☆ 第2弾 : レモン ☆ 第3弾 : ケンポナシ/カラスザンショウ ☆ 第4弾 : 内外柑橘系対決 ☆ 第5弾 : りんご/山ざくら
<補注> 蜂蜜レポート第7弾は栃です。(2023年6月5日

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