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2月21日(火) ヒューケレラ・タペストリー

230221tapestry
植物も恩義に報いるという事例です。去年、軽率に「間違えて」買ってしまったヒューケレラが、本来の開花期(晩春~夏)を無視して咲き出しました。
いったいどんな恩を施したのかと言うと、寒くなってからずっと、日中は暖かな日向に出し、日暮れると屋内に取り込んであげていました。そもそも耐寒性のある多年草なので過保護っぽいとは知りつつ、毎日マメに運び続けたのです。
そしたら年が明けたころに花穂が立ち始め、先行した2本は食卓の花瓶に生活場所を変え、続いた7本がいまこうして本来の鉢で花盛りというわけです。
そしてこの開花を愛でていたら面白い発見がありました。花茎の途中に1~2枚の葉がつくことは去年の夏に見つけた(それでヒューケラではなくヒューケレラだと気づいた)のに、今回はその葉腋からさらに花穂が出るとわかった(注)のです。
写真右側の蕾がそれで、この状態から花茎が6~7cmものび、10個ほどの花が開くのです。葉だけでもうれしい発見だったのに、さらにオマケまで隠れていたとは、グリコも両手をあげて参ってしまうほどにサービスの良いことです。

<補注> 恥ずかしながら、去年夏の写真にもこの事実(花茎につく葉の脇からも開花)はしっかり写っていて、「なぁ~んも見とらん」クセはまったく治りません。

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