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2月17日(金) ペリオニア

230217pellionia
こんな冬枯れの時期でなかったら、掲載は100%回避したはずです。学名も和名も、シノニムもしくは同属内の混淆を含め、選択肢が10種を下りません。
かなり頑固な匍匐性で草姿はとらえにくく、そのわりに葉は色も斑も形も、とても変化に富んでいます。葉の具合がサンショウを思わせるせいで、属の呼称 Pellionia を和名ではサンショウソウ属と訳しています。
ならばこの写真がサンショウソウ(P. radicans)かと言うと、上記のたくさんのシノニムのなかにさえこれは含まれません。種小名で言えば daveauanaとか repensとか trilobulataとか、写真の草にはそういう学名が錯綜します。
当然ながら和名もハナビソウ、オランダミズ、ナガバサンショウソウ、モヨウガラクサなどが飛び交う始末で、これは恐らく、はた衛門の理解力が乏しすぎるのだろうとは思いながら、きょうのところはこれをペリオニアとして逃げておきます。

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