2月15日(水) テツシャクジョウ
シャクジョウ(錫杖)は坊さんが突いて歩く杖で、持ち手側上部には金属飾りがあり、突くたびジャランジャラン鳴ります。ナントカ大師さんが錫杖で地面を突いたら、そこから水が湧いたとかいう話がまことしやかに伝わります。
のたうつこの茎がその錫杖みたい、しかも鉄製…という和名で、いやぁ、想像力が逞しすぎないかと抵抗は感じても、この和名を使わざるを得ない事情があります。
それはよくある属名変更というヤツで、標準学名はKleinia stapeliiformisとされているのに、業界ではこれをセネキオ(Senecio)と呼びます。いまではシノニムとされていても、クレイニアとは誰も呼ばず、慣習的にこれはセネキオです。
そこら辺を大雑把に飲み込んでしまえればいいのに、なんだか標準に拘ってしまう面倒な性格の老人は、痩せ我慢でこれをテツシャクジョウと呼ぶのでした。
のたうつこの茎がその錫杖みたい、しかも鉄製…という和名で、いやぁ、想像力が逞しすぎないかと抵抗は感じても、この和名を使わざるを得ない事情があります。
それはよくある属名変更というヤツで、標準学名はKleinia stapeliiformisとされているのに、業界ではこれをセネキオ(Senecio)と呼びます。いまではシノニムとされていても、クレイニアとは誰も呼ばず、慣習的にこれはセネキオです。
そこら辺を大雑把に飲み込んでしまえればいいのに、なんだか標準に拘ってしまう面倒な性格の老人は、痩せ我慢でこれをテツシャクジョウと呼ぶのでした。
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