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1月23日(月) インドナガコショウ

230123piper_longum
漢名をそのまま日本読みしてヒハツ(畢撥・蓽茇)と称されます。ナガコショウとかインドナガコショウという「身も蓋もない」呼び方と違って趣があります。ただし、標準和名はその悲しくて長い方なので、ヒハツはこっそりと使うことにします。
未熟の実(果序軸)を乾燥させたものが調味料や薬として珍重されてきました。香りはふつうのコショウ(↓)にやや劣るものの、その辛さと独特の味わいはいまも東南アジアを中心に世界で愛されていると言います(未体験につき、伝聞形 注2)。
雌雄異株なので、運が良ければここで春に雌花は見られるでしょうから、雄株もどこかにないものか、探し出してみたいものです。

<補注1> このインドナガコショウはコショウ科コショウ属(Piper)であり、ブログに収録済みの同属仲間は次のとおりです。(和名50音順)
キンマ ☆ コショウ ☆ ピペル・シルバチクム ☆ フウトウカズラ
<補注2> 調味料・ヒハツ(ロングペッパー)は近所のスーパーでも売られていました。手始めにインスタントコーヒーに一振り入れてみたら、ゴールドブレンドがプラチナブレンドくらいに変身しました。香りが邪魔をすることなく、味に幅をもたらしてくれます。また、体(胃を中心に)が暖まる効果もありました。

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