1月23日(月) インドナガコショウ

未熟の実(果序軸)を乾燥させたものが調味料や薬として珍重されてきました。香りはふつうのコショウ(↓)にやや劣るものの、その辛さと独特の味わいはいまも東南アジアを中心に世界で愛されていると言います(
雌雄異株なので、運が良ければここで春に雌花は見られるでしょうから、雄株もどこかにないものか、探し出してみたいものです。
<補注1> このインドナガコショウはコショウ科コショウ属(Piper)であり、ブログに収録済みの同属仲間は次のとおりです。(和名50音順)
☆ キンマ ☆ コショウ ☆ タイヨウフウトウカズラ ☆ ヒハツモドキ(↓) ☆ ピペル・シルバチクム ☆ フウトウカズラ<補注2> 調味料・ヒハツ(ロングペッパー)は近所のスーパーでも売られていました。(←)
手始めにインスタントコーヒーに一振り入れてみたら、ゴールドブレンドがプラチナブレンドくらいに変身しました。香りが邪魔をすることなく、味に幅をもたらしてくれます。また、体(胃を中心に)が暖まる効果もありました。
<補注3> 別名のヒハツを本名にする「うらやましい」樹種があったものの、分類的には胡椒とちっとも関係ない種類でした。(2025年1月4日)
<補注4> 八重山では島コショウと呼ばれ、インドナガコショウに対してはジャワナガコショウという名前を持つヒハツモドキを収録しました。(2025年1月5日)
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