1月6日(金) ショウロウカク(鐘楼閣)
正月にはやや不似合い写真で、花びらの上でハエがニヤついています。こちらのレンズに危険を感じて飛び退きはしても、すぐまたやってきます。それほど執着すべきニオイのようで、鼻を近づけると、ふむーー、詳しい描写はやめておきましょう。
刺を持つ茎はサボテンに見えても、これはキョウチクトウ科なのでまったく関係がありません。その証拠に、この花がこうして上向きに開く前だと、鐘形に膨らんだ花が俯いてぶら下がり、たしかにキキョウ(同科)の花の面影をとどめます。
それにしても白く光る毛とか胃カメラ画像を思わせる花びら内側とか、ディティールが迫力ありすぎです。そのわりに和名(鐘楼閣)はお上品で、どうやらこんなグロい姿になる前の釣鐘状態とサボテン状の茎を愛でるべきだったようです。
刺を持つ茎はサボテンに見えても、これはキョウチクトウ科なのでまったく関係がありません。その証拠に、この花がこうして上向きに開く前だと、鐘形に膨らんだ花が俯いてぶら下がり、たしかにキキョウ(同科)の花の面影をとどめます。
それにしても白く光る毛とか胃カメラ画像を思わせる花びら内側とか、ディティールが迫力ありすぎです。そのわりに和名(鐘楼閣)はお上品で、どうやらこんなグロい姿になる前の釣鐘状態とサボテン状の茎を愛でるべきだったようです。
<補注> 同属のサイカク(犀角= Stapelia hirsuta)についても、今回とよく似たシーンをとらえています。(2014年10月17日)
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