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12月31日(土) オオトクサ

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太さも高さも、ふつうのトクサ(↓)の倍はあって、なかなかの貫禄です。この寒さゆえに枯れた茎が混じるのは仕方なくても、関東では外で冬越し可能です。
ただ、水切れはいけないそうで、自宅周りがお堀とかいう豪邸向きです。いや、ウチの小さなメダカ池でも2~3本なら生育可能か…涙です。
しかしもっと涙なのは、この日記の草・木・草・木という順番がまた崩れていた(去年も大晦日は草だった)ことです。狂いを発見しては修正してきたのに、今回はどこでドジったのか見つけるのも面倒に感じます。もう気にしないことにしました。
大(おお)晦日だからオオトクサというのもまったく偶然で、あしたはガンクビソウという話はまったくありません。もはや鉄壁の自由勝手なブログです。

<このブログに既収録の Equisetum=トクサ属の仲間・和名50音順>イヌスギナ ☆ スギナ ☆ トクサ ☆ ヒメドクサ ☆ メキシコ・ジャイアント・トクサ

<補注1> オオトクサの学名は Equisetum hyemale のようで、これだとふつうのトクサと同じです。また、YListにはオオトクサという和名はありません。
考えるに、これはアブラナ科で見かけやすい「同一学名なのに品種名は別」(分類的には同一なのに流通的には複数の品種名がある)というパターンではないでしょうか。本文で開き直ったようにテキトーブログなので、この辺は深く突っ込まず、「大きいからオオトクサ」というアバウトでいきます。
ただ、オオトクサのシノニムとして E. praealtum があげられており、その種小名の解説では原産地が北米とされます。トクサは分岐せず、オオトクサは分岐するという説明も見られ、この辺の確認は来年以降の探求課題(↓)ということにしておきます。
<補注2> 分岐した細い茎の先にも胞子嚢穂をつけ、メインの茎の太さが明らかに1cmを超えるものを見ました。
補注1では「オオトクサの学名は Equisetum hyemale のよう」としたものの、北米原産とされる E. praealtum の特徴を明確に示すものに出会ったことで、オオトクサとは外来種の E. praealtum のことであるという見方に修正します。(2023年3月13日

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