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11月16日(水) アブラギリ

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アブラギリの葉が秋色に変わっていて、夏には気がつきにくかった葉形の違いが目立ちます。ただ、それは「三裂する・しない」の単純変化であり、裂け目が中途半端とか行き過ぎて五裂とかはなく、「穏やかな気まぐれ」タイプです。
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しかし、その葉の付け根にある蜜腺はわりとテキトーでした。定説では途中で消失する(写真左端)ことになっていても、夏と大差ない鮮度の葉も多いし、なかには一つ多めに飛び出しているサービス過剰な輩も見かけました。
かつ、こうして迫ってみたら、葉脈のうちの一番外側が二重構造になっているのを見つけました。単純にサイズアップするより賢い方法であることに驚きます。
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そして冬芽です。オオアブラギリだと「生きてる?」と心配しそうな見かけだったのに、同属でも細部の仕様には変化があって、春の花が楽しみです。

<追録> 開花前の姿を見ることができ、冬芽の中身がかなり大量だったことを確認しました。(撮影:2023年5月16日)
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<補注> 花に出会えたものの、撮れたのは雄花だけでした。(2023年6月16日

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