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11月30日(水) プルメリア・プディカ

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芯が黄色くてスクリュー状の花だけ見れば、それはいかにもプルメリアです。しかし、視野を全体に広げれば、幹や太枝はワサワサと数が多く、主幹がドンと立つふつうのプルメリア(マルバプルメリア)とはずいぶん違う趣です。
しかも、その葉は匙型です。葉柄につながる基部は細長く、先にいくとそれが急に膨らみます。その面白さから、花がなくても観葉植物の用は足しそうです。
いやいや、やはりプルメリアは花です。この株は少し調子が出ていないのか、花つきがややプアーでした。英名でブライダルブーケというほどに豪華な白花の塊になるのが本来の姿のようで、次回の出会いではそんな姿を見たいものです。

過去のきょう 2021 フクベノキ 2020 紅鏡(イロハモミジ・ベニカガミ) 2019 カラスザンショウ 2018 アシズリノジギク 2017 ネズミノオ 2016 ヤーコン 2015 ゼンマイ 2014 ハナトラノオ(カクトラノオ) 2013 シラン 2012 緑光 2011 サンタンカ(イクソラ・シネンシス) 2010 ショクヨウギク(料理菊) 2009 シロダモ 2008 ヤブムラサキ 2007 キヅタ 2006 ムクノキ 2005 リキュウバイ 2004 ウインターコスモス

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11月29日(火) タバスコペッパー

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学生のころ(半世紀前・笑)、タバスコ遊びが流行りました。タバスコの認知率が低かったからこそできたことで、「これ、かけるとおいしいよ」と友達に勧め、相手がヒィーヒィー言うのをゲラゲラ笑うという、それだけのおふざけでした。
時代が変わり、いまやあの小さなオレンジ色の瓶を出してくれるお店に出会う方がむずかしくなった気がします。それなのに、生のタバスコは初めて見ました。
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ツンと立った実は、味と違って愛嬌があります。緑からこうして黄色くなり、さらにオレンジ色を経て赤くなる手順です。収穫はもう少し先のようです。
先っぽを少しだけ囓ってみました。お腹に力を入れて身構えたにもかかわらず、なぁーんにも来ません。あの脳天直撃味もまだ少し先に備わるようです。
ほかのトウガラシ類(Capsicum=トウガラシ属↓)がほとんどannuum種なのに、これは初めてお目にかかるfrutescens種で、キダチトウガラシになります。熱帯では低木状だというその根もとを見つめてもそんな兆候はなく、亜熱帯化が疑われる日本も、タバスコが一年草にとどまる程度には温帯なのだと安心しました。

<過去掲載のCapsicum=トウガラシ属・和名50音順>シシトウガラシ ☆ タカノツメ ☆ ハバネロ ☆ パプリカ ☆ ピーマン ☆ ブラックパール ☆ 万願寺とうがらし ☆ 八ツ房 ☆ 観賞用・品種名不明

過去のきょう 2021 マツカサジンジャー 2020 エゾヨモギギク 2019 オオバコ 2018 クロウメモドキ 2017 ヒゼンマユミ 2016 ツタ(ナツヅタ) 2015 サワグルミ 2014 シリブカガシ 2013 マテバシイ 2012 アルテルナンテラ(アキランサス、テランセラ) 2011 ヒモサボテン(ドラゴンフルーツ) 2010 オオモミジ(猩々) 2009 センニンソウ 2008 マムシグサ 2007 ヒサカキ 2006 タチバナ 2005 ベニバナボロギク 2004 スイセン

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11月28日(月) コバノセンナ

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個人のお宅の鉢植えです。鉢の高さを入れても丈が1m50に満たないのに、これだけ横に枝をみっちりと展開して、とても元気な生育ぶりでした。
この木の正体をオーナーにお伺いできてはいないものの、この樹形とか、あるいは屋外でこれだけ遅くに花盛りということから、これはハナセンナモクセンナではなく、コバノセンナであろうと推測しました。お初の出会いです。
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名前どおりに葉が小さめで、しかも形がやや不定です。ハナセンナのように細く尖ったものもあれば、樹冠近くの葉はこうして小判型です。鎌のように湾曲したシベもコバノセンナの特色のようで、この炒り卵(英俗称)は食べ方注意です。

過去のきょう 2021 サトウカエデ 2020 ペカン 2019 ミヤギノハギ 2018 ホザキアサガオ(ミナ・ロバータ) 2017 温帯スイレン 2016 ノダケ 2015 イカリソウ 2014 モミジヒトツバ 2013 オオバギボウシ 2012 ナンテン 2011 バンレイシ 2010 サザンカ 2009 マユハケオモト 2008 キミノオンコ 2007 ウンリュウヤナギ 2006 シロミタチバナ 2005 ニホンスイセン 2004 クコ

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11月27日(日) ハナイソギク

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ハナイソギクの別パターンを見ました。まだ開ききらない状態だったのが残念でも、蕾が赤く彩られてキュートだし、開きかけの花びらは細くてピンクです。
磯菊がほかの菊と交雑してできるのがハナイソギクなので、相方の花が大型で白ければそんな花を咲かすし、この株はお相手が繊細&ピンクだったのでしょう。ただ、自分がイソギク「だった」ことは忘れず、葉裏や縁の白さは守っています。
今回、ハナイソギクのことをあらためて調べていたら、シモカツギという別名を見つけました。漢字をあてると「霜担ぎ」で、晩生の質を言っています。特にハナイソギクに限らずイソギクのこともそう呼ぶし、農作物にもそう称するものがありました。寒い季節を耐えてくれるものへの愛情がこもった呼び方にホッコリします。

過去のきょう 2021 ディッキア 2020 イエギク(丁字咲き・丁字菊) 2019 ベゴニア・プセウドルベルシー 2018 ハマヒサカキ 2017 ネズミサシ 2016 フウリンブッソウゲ 2015 コウジ 2014 ハマビワ 2013 メギ 2012 アマチャヅル 2011 サクララン 2010 アオハダ 2009 カミヤツデ 2008 アカネ 2007 オキザリス・バーシカラー 2006 シャクチリソバ 2005 コブクザクラ 2004 イネ

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11月26日(土) サワダツ

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膝丈ほどの細い枝が1本だけでした。周囲の草が枯れモードだったのが幸いして見つけられたものの、夏だったら見過ごしたかもしれません。初めての出会いにはいい季節だったわけで、サワダツが育つ場所の雰囲気がわかりました。
5~6m先にはささやかながら小川があり、ここは緩い下り斜面の沢地でした。背後には高木が生い茂り、夏なら涼しげな暗がりだったことでしょう。
ツリバナとそっくりの実が1個だけ下がっていてラッキーでした。そして、青い枝とコントラストを成す鋭い冬芽にもニッコリです。サワダツというパンチのある名前が素敵だし、アオジクマユミという別名もなかなかに頷かせてくれます。

<補注> サワダツの実を見たことで、ニシキギ属の実のパターンに気づきました。(2022年12月8日

過去のきょう 2021 ミチノクナシ 2020 イチジク 2019 パキラ 2018 ツルウリクサ 2017 ツルギキョウ 2016 シュウメイギク 2015 キクタニギク(アワコガネギク) 2014 ホシオモト(パイナップルリリー) 2013 ミセバヤ 2012 ハシバミ 2011 フウリンブッソウゲ 2010 ノガリヤス 2009 シャコバサボテン 2008 センボンヤリ 2007 ジョウリョクヤマボウシ 2006 ガーベラ 2005 ガマズミ 2004 フェイジョア

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11月25日(金) チア(サルビア・ヒスパニカ)

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ああ、これですか。このサルビアの種があのチアシード、そしてそれを食すメキシコの山岳民族が「走る民」……ウルトラマラソンの番組で見ました。
まだ花も若い段階なので、種を手に取ることはできなくても、資料画像はたくさん見ることができるし、チアシードなら3kg・千円くらいで入手できます。いまから主食代わりにして、ウルトラマラソンを目指しますか(アホじゃ)。
チアというとチアリーダーのミニスカートが目に浮かぶ困った爺さんながら、あちらのチアは Cheer、こちらのチアは Chia で別物とはわかります。ただ、どちらも元気の素なのだから「チア」は素晴らしいぞ!とまとめておきましょう。

過去のきょう 2021 セトヤナギスブタ 2020 クレマチス・シルホサ・ジングルベル 2019 コウボウシバとコウボウムギ 2018 ヤバネヒイラギモチ 2017 ミズメ 2016 ギンツノサンゴ 2015 ハクサンボク 2014 ケヤキ 2013 ニッサボク 2012 オギ 2011 オンシジューム 2010 ヘラノキ 2009 サカキ 2008 ペラペラヨメナ(ゲンペイコギク) 2007 カワヤナギ 2006 ナツハゼ 2005 カマツカ 2004 サネカズラ

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11月24日(木) ヤチダモ

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できれば本場の北海道で見つけたかったのに、振られました。それでもメゲず、岐阜県以北とされる分布域ギリギリ、北陸の地での撮影です。
家具材で「タモ」と称されるのは、多くがこのヤチダモだし、新潟あたりでハサギ(稲架木)に利用されるのもこの木が多いはずです。
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葉(奇数羽状複葉)はもうほぼ落ち果てていたものの、小葉と葉柄の時間差離脱を確認するには好機でした。かつ、葉痕と冬芽も見ごろです。まるで鎧をつけた埴輪の兵士のようで、葉痕+冬芽の姿はコミカルなものばかりではないようです。

過去のきょう 2021 ハスノハギリ 2020 イロハモミジ 2019 シロミナンテン 2018 ステビア 2017 ダンドク 2016 トシエ・アオキ・ポカイとオリエント・アンバー 2015 クジャクシダ 2014 カタバミ 2013 シマカンギク 2012 サルスベリ 2011 ゴレンシ(スターフルーツ) 2010 ゴシュユ 2009 ツルソバ 2008 セイヨウリンゴ 2007 マンデビラ(ディプラデニア) 2006 ツタウルシ 2005 オトコヨウゾメ 2004 ウナギツカミ

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11月23日(水) トウカイコモウセンゴケ

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この夏に収録したコモウセンゴケの変化形態(モウセンゴケとの交雑種か)だそうで、両種の見分けは自分には不可能です。横の説明板で助かりました。
細かいことはさておき、素人的には花穂の茎が死屍累々と倒れていたのが悔しくてなりません。同じように花期が夏のコモウセンゴケの写真にはこのパーツがまったく写っていなかったし、なかなかうまい出会いには恵まれないものです。
さて、4日前に続いて「要素」をまた学習です。今度は「東海丘陵要素」で、いろいろ独特の土壌や環境の地域・地帯があるものです。栄養分の貧弱な砂礫層や湿地・湿原がこの要素(注1)の特徴で、この植物もそんな場所に生えるのでしょう。

<補注1> 東海丘陵要素に分布する植物として、シデコブシハナノキヒトツバタゴヘビノボラズ(和名50音順)などがあげられています。
なお、同要素植物のリストにはミカワバイケイソウも入っていて、この名での写真収録はしてあります。しかしこの記事は掲載当初から及び腰であり、今回の学習でますます疑義が深まりました。
<補注2> 翌月も別のモウセンゴケ属を収録しました。(2022年12月11日

過去のきょう 2021 トロロアオイ 2020 オオベニウチワ・ロイヤルチャンピオン(アンスリウム・アンドレアナム・ロイヤルチャンピオン) 2019 カラテア・プリンセプス 2018 ハナヒョウタンボク 2017 オオバナアリアケカズラ 2016 エンコウカエデ 2015 シラカンバ 2014 エノキウツギ(ウオトリギ) 2013 ムクロジ 2012 カラスノゴマ 2011 サンジャクバナナ 2010 オウゴンカシワ 2009 ラクウショウ 2008 キカラスウリ 2007 シロウメモドキ 2006 ツルウメモドキ 2005 キカラスウリ 2004 ハクサイ

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11月22日(火) オウゴンカシワ

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先月、黄金のドングリに驚いた木です。過去のあまりに貧弱すぎる黄葉写真をリカバリーすることはできたものの、どうにもこうにも美的ではありません。
近くにもう1本あるオウゴンカシワ(右側の嵌め込み部)は、撮影するのも憚られるような無惨状態でした。陽当たりは2本とも申し分ない場所なので、これはあの夏の殺人光線が葉を傷めてしまったのだろうと勝手な解釈をしておきます。
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それでも部分的にだったら見惚れる色合いの箇所がいくつかあったし、冬芽も元気に膨らんでいました。春、この芽が割れ、黄金の若葉と花穂がこの木全体を飾ってくれるはずです。どうか冬が「まとも」に過ぎ、うららかな春が訪れますように。

過去のきょう 2021 メガスケパスマ・エリスロクラミス 2020 インドボダイジュ 2019 ベンガルボダイジュ 2018 ハマオモト(ハマユウ) 2017 ツメレンゲ 2016 クイーン・エマ・リリー 2015 ヤブミョウガ 2014 オヤマボクチ 2013 シャコバサボテン 2012 エノキ 2011 アアソウカイ 2010 シマカンギク 2009 ホコリタケ 2008 コダチダリア(キダチダリア、皇帝ダリア) 2007 ギンバイカ 2006 ナギ 2005 カリン 2004 オオモミジ

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11月21日(月) ソトフヒロハオリヅルラン(仮題)

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半年前掲載の写真をまた待ちだした…のではありません。2枚目写真で、今回のものの葉のなかに通常のソトフオリヅルランの葉を1枚だけ入れました。
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今回の葉幅は最大で通常品の2.5倍あり、かつ質が薄く柔らかです。また、通常品の葉はガラス質を含むような光沢があるのに、今回のものはそれがありません。
なので、外斑+広葉=ソトフヒロハオリヅルランとしたいわけなのに、この呼び名が見つかりません。ネットで1件もヒットしないのです。ナカフヒロハオリヅルランはあるのに、外斑に広葉タイプがあることはまだ認められていないようです。
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もちろん、外斑で広葉のタイプとしてシャムオリヅルランがあるのは承知です。しかしシャムオリヅルランは子株をつけないはずなのに、今回のものはランナーの先に立派な折り鶴を作っています。株の立ち上がりもシャムほどはありません。
そんなわけで、束の間の新種発見ごっこです。当然ながら、あとで「ただの」ソトフオリヅルランにタイトル訂正する虞(おそれ)はおおありの仮題掲示です。

過去のきょう 2021 コモチレンゲ 2020 リンドウ 2019 ビロードモウズイカ 2018 セイヨウニンジンボク(とニンジンボク) 2017 ソヨゴ 2016 モミ 2015 ブラシノキ 2014 ヤマハギ 2013 ヒメイチゴノキ 2012 カナムグラ 2011 メガルカヤ 2010 ミツデカエデ 2009 アブラチャン 2008 アメリカヅタ 2007 カタバミ 2006 ヤポンノキ 2005 シロダモ 2004 ドウダンツツジ

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11月20日(日) ホソグミ(ロシアンオリーブ)

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流通名がロシアンオリーブ(注1)で、去年までならいざ知らず、このごろはイメージ悪いでしょうよ!と心配です。さらに、こんな真っ赤なオリーブ、ありますかい?
一粒いただいてみると、これは完璧にグミでした。少しエグさはあっても、これだけ稔ればジャムにできます。なんと、この木が植えられたのは今年の春です。あっという間に空を突く高さになり、これだけワサワサと実がつきました。
ものすごく丈夫な木で、埼玉の暑さは軽々越えたし、冬の寒さも平気の平左(注2)だと言います。ロシアと冠せられたのは、その耐寒性アピールだったようです。
もっとも、原産地は中央・東アジア方面とのことで、ロシアを称してもそんなにウソではないかと擁護しておきます。さらに葉がたしかにオリーブっぽくて、北国のお庭にも地中海の風情を提供したいという高邁なネーミングと称えておきましょう。

<補注1> 標準和名はホソグミとされていても、ホソバグミとかヤナギバグミという呼び方もあります。またスナナツメ(砂棗)という渋い名前もあって、これはこの木が例の新疆ウイグル自治区(砂漠が多い)でたくさん見られることにちなんでいます。
<補注2> 冬の姿がとてもきれいでした。(2023年1月29日

過去のきょう 2021 テングバナ 2020 タマリンド 2019 シクンシ 2018 コヤブラン 2017 ソバ 2016 ディコリサンドラ・ティルシフローラ 2015 オミナエシ 2014 ウバユリ 2013 房咲き水仙・ペーパーホワイト 2012 ナンキンハゼ 2011 メグスリノキ 2010 キチジョウソウ 2009 イワニガナ(ジシバリ) 2008 チシャ(レタス) 2007 オキザリス・フラバ 2006 レンギョウ 2005 ツリバナ 2004 チャノキ

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11月19日(土) ワカサハマギク

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これは日本海要素の菊であり、リュウノウギクの変種になります。多雪地帯に順応したものなので、埼玉の地でヌクヌクと出会うことは叶いません。
葉に触れると「あの香り」がするし、葉の形もたしかにリュウノウギクです。リュウノウギクのように寒風に吹かれながら哀れな姿を晒すのがいいか、ワカサハマギクのように雪に押し潰されてしまうのがいいか、あまり選びたくない二択問題です。
さて、日本海要素というカッコいい言葉です。ずっと前に襲速紀要素という言葉を知って以来のお勉強です。ユキツバキあたりが代表例のようで、雪椿~小林幸子~紅白というお馬鹿な連想は断ち切って、ほかの事例(注)を探します。

<補注1> このブログに収録済みの日本海要素植物は以下のとおりです。
アクシバ ☆ エゾユズリハ ☆ オサバグサ ☆ シラネアオイ ☆ タムシバ ☆ チシマザサ ☆ チャボガヤ ☆ トガクシソウ(トガクシショウマ) ☆ マルバマンサク (和名50音順)
<補注2> 日本海要素に続き、東海丘陵要素を知りました。(2022年11月23日

過去のきょう 2021 エッチュウミセバヤ 2020 ヒポエステス・アリスタタ 2019 ダイモンジソウ 2018 フジ(ノダフジ) 2017 ホワイトオーク 2016 イロハモミジ 2015 コトネアスター 2014 ハナミズキ(アメリカヤマボウシ) 2013 アレカヤシ 2012 マンデビラ(ディプラデニア) 2011 スズメウリ 2010 スイショウ 2009 ダンコウバイ 2008 ツノナス(フォックスフェイス) 2007 ドウダンツツジ 2006 カザリナス(ヒラナス、アカナス) 2005 シロヨメナ 2004 ビワ

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11月18日(金) キンヨウボク(錦葉木、アフェランドラ・スクアロサ・ダニア)

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ようやくアフェランドラ(Aphelandra)との対面が叶いました。自分的に「金錦問題」と名付け、素人を惑乱させる意地悪だと眉を曇らせていたキンヨウボク(金葉木)とキンヨウボク(錦葉木)が、このブログ上で写真対比できるようになりました。
詳しいお人は、たぶん「なにを悩んでいるんだか」と笑うはずでも、そもそもは某温室の表示間違い(金錦取り違え)に端を発した迷走です。プロでもやっちゃうエラーだったのだから、ブログ上で独りブータレていたのは許してもらいましょう。
さて、お初のアフェランドラです。葉の斑に黄色成分がほぼ感じられません。そして斑の滲み(ギザギザ)が明確です。かつ、側脈は葉の縁に達していません。
また、花穂に目を移すと、薄くて黄色い質の苞が目立ちます。同パーツに赤さを感じたサンケジア(Sanchezia)との歴然たる違いです。

などと両者の違いを得心してみても、腹の底には不満が残ります。斑が黄色いから金葉木(Sanchezia)はわかります。しかし、白と緑の二色で「錦」とするのは如何なモノでしょう。錦には赤や金銀がつきものです。白と緑だけでは無理です。
というのはナントカの遠吠えで、YListさんも Aphelandra squarrosa にはきっちりとキンヨウボクの和名をあてがって(Sanchezia は収録なし)います。自分のブログのルールに従えば、タイトルはキンヨウボクを前に出さざるを得ません。
ところが、今回出会った Aphelandra は真性キンヨウボクではなく、園芸種でした。日本で見られる Aphelandra はほぼこのダニア(cv.Dania 注)だそうで、さてこれをキンヨウボク・ダニアとするのもまた如何なモノか?となってしまいます。
そんなわけで、きょうのタイトルは面倒なものになりました。これをはた衛門的に言うならば、「錦のキンヨウボクだけどね。アフェランドラ・ダニアなんだよね」となるわけで、一件落着したわりにはなんとも歯切れの悪い事態ではあります。

<補注> Dania はデンマークの意のようです。熱帯アメリカの産である Aphelandra をデンマークで園芸改良(小型化&葉色鮮やか)したものでしょう。

過去のきょう 2021 ハナノキ 2020 スヴニール・ド・アンネフランク 2019 コルディリネ・テルミナリス・アイチアカ 2018 エボルブルス(ブルーコーラルとアメリカンブルー) 2017 ツルリンドウ 2016 アアソウカイ 2015 シマカコソウ 2014 ノダケ 2013 ホトケノザ 2012 ニガキ 2011 ビレヤ・シャクナゲ 2010 シマサルスベリ 2009 ヒオウギ 2008 スイレンボク 2007 エアーポテト 2006 フユノハナワラビ 2005 ムサシアブミ 2004 センリョウ

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11月17日(木) イエギク(広熨斗・一文字菊)

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菊花展への執着など特にないのに、これだけはここに載せたいと願っていました。そのわけは名前にあって、一文字(菊)です。新選組・沖田総司の愛刀(注3)の銘です。その美しさを惜しみ、斬り合いには使えなかったとか…。
ところが、この一文字菊、学術的には広熨斗(ひろのし)が本名のようで、うーん、総司くん、拗ねちゃいますぜ。加うるに御紋章菊とも呼ぶそうで、ヒェ~です。
それだけファンが多いのでしょう。花びらを支える台をはずしたらどうなるのだろうという不埒な見方しかできない爺さんは、総司くんに斬られそうです。

<補注1> 各色ある広熨斗のなかで、これは「清水(しみず)の月」です。
<補注2> 菊花展取材の過去記事では、嵯峨菊江戸菊、および丁字咲きの丁字菊を取り上げています。
<補注3> 沖田の佩刀については諸説あります。

過去のきょう 2021 ペペロミア・メタリカ 2020 チシャ(レタス) 2019 ピレア・カディエレイ(アルミニウムプラント) 2018 ムラサキシキブ・中吉小吉 2017 ピンオーク 2016 コブシ 2015 コバノギンバイカ 2014 クスドイゲ 2013 バラ(ピンク・パンサー) 2012 シュウメイギク 2011 ペペロミア・オブツシフォリア 2010 島バナナ(バナナ) 2009 ヒッコリー 2008 ムラサキカタバミ 2007 チョコレートコスモス 2006 ヒメウコギ 2005 ヨメナ 2004 ヒイラギ

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11月16日(水) アブラギリ

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アブラギリの葉が秋色に変わっていて、夏には見過ごしそうだった葉形のいい加減さが目立ちます。三裂するかしないかの単純パターンであり、裂け目が中途半端とか行き過ぎて五裂とかはなく、「統制の取れた気まぐれ」タイプです。
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ただ、その葉の付け根にある蜜腺はわりとテキトーでした。定説では途中で消失する(写真左端)ことになっていても、夏と大差ない鮮度の葉も多いし、なかには一つ多めに飛び出しているサービス過剰な輩も見かけました。
かつ、こうして迫ってみたら、葉脈のうちの一番外側が二重構造になっているのを見つけました。単純にサイズアップするより賢い方法であることに驚きます。
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そして冬芽です。オオアブラギリだと「生きてる?」と心配しそうな見かけだったのに、同属でも細部の仕様には変化があって、春の花が楽しみです。

過去のきょう 2021 ナンキンハゼ 2020 ツタ(ナツヅタ) 2019 ニッケイ 2018 コスモス(ダブルクリック・スノーパフ) 2017 オオオナモミ 2016 パフィオペディルム・リーミアヌム 2015 ツノゴマ 2014 コダチダリア(キダチダリア、皇帝ダリア) 2013 ゴシキトウガラシ 2012 イロハモミジ 2011 カイノキ 2010 キッコウハグマ 2009 シオデ 2008 ヨシ(アシ) 2007 フユザクラ 2006 コンギク 2005 コンギク 2004 アブチロン

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11月15日(火) ハマベノギク

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まるでコンギクのように派手な色目の花です。しかし、草姿全体が這うように横広がりで高さがないし、匙型の葉は鋸歯が弱いので、別物と知れます。
そんな育ち方の特徴は海岸に適応した結果で、ハマベノギクという名前はど真ん中直球です。ほかにスナジノギクとも呼ばれるものの、砂地だけではなく岩場にも進出するので、標準和名の座を得ることはできなかったようです。
面白いのはその「浜辺」が日本海側に限られることです。太平洋と日本海、海水の味が違うとも思えないし、九州の西岸だと境目はあやふやじゃないの?と心配するわけで、その生息域を厳密に調べたら博士号ものかもしれません。

過去のきょう 2021 エスキナンサス・プルケール 2020 フジバカマ 2019 ゴキヅル 2018 アコレード 2017 レザーウッド(キリラ・ラセミフローラ) 2016 カホクザンショウ(カショウ) 2015 キウイフルーツ 2014 コクサギ 2013 コモチクジャクヤシ 2012 オオバナノコギリソウ 2011 ワイルドオーツ(ニセコバンソウ) 2010 ヘビノボラズ 2009 コウカジュ 2008 ルリフタモジ(白) 2007 イヌマキ 2006 サイカチ 2005 ノコンギク 2004 コセンダングサ

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11月14日(月) クロイゲ

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家畜化される前の山羊などにとり、低木の葉はご馳走だったことでしょう。そんな奴らの犠牲になりたくない!という強い意志が生み出した(であろう)刺です。
シノニムの学名には var. taiwaniana とお尻につくものがあり、台湾方面が本場なのだろうと推測できます。また、この木は雀梅藤という中国名を持っていて、これはそのまま生薬名(じゃくばいとう)でもあります。膝関節に効くそうです。
10月下旬に花が咲き、翌年初夏には実をつけるそうなのに、どうにも無愛想な姿との出会いでした。日本には沖縄・長崎(福江)・熊本(天草)・高知にしか分布しないとのことで、写真は見本植栽品です。またの機会に期待しましょう。

<補注> クスドイゲ、ソンノイゲ(標準名:カカツガユ)に続く「イゲ」仲間です。

過去のきょう 2021 キミノバンジロウ 2020 マンリョウ 2019 トックリキワタ 2018 オトコエシ 2017 オッタチカタバミ 2016 リュウビンタイ 2015 オランダセンニチ 2014 ヌスビトハギ 2013 イエギク 2012 シロモジ 2011 トネリコ 2010 カラスノゴマ 2009 ミツデカエデ 2008 ヒシ 2007 ハツカダイコン 2006 ヒメノウゼンカズラ 2005 モッコク 2004 ウインターコスモス

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11月13日(日) アメリカガキ

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まったく同じ日の撮影なのに、木によってこれだけの状況差がありました。片や元気な葉っぱ&売り切れ間近の実、こなた在庫潤沢の実&寂しい枝です。
もしどちらか一方だけ見たなら、アメリカガキのリズム理解を間違うところでした。もっとも、大局はだいたい終幕段階だし、そういう眼で見れば日本の柿もこの時期はおおむね葉を落とし、実を陽光に輝かせていて、世界はみな兄弟です。
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そして、実が思いのほかコンパクトでした。アメリカ=デカイという思い込みを覆す慎ましさです。してそのお味は:::、おーぉ、羊羹です。アメリカの柿に究極の和の味を見出しました。アメリカガキ、どこかのお店に並んでいませんかぁ。

過去のきょう 2021 マツカサススキ 2020 トウガラシ(ハバネロ) 2019 スズメノヒエ 2018 オキシデンドルム・アーボレウム(スズランノキ)  2017 ガマズミ 2016 シロダモ 2015 サキシマフヨウ 2014 アベマキ(とクヌギ) 2013 イヌビワ 2012 サルビア・インディゴスパイア(ラベンダーセージ) 2011 アシボソ 2010 パイナップルセージ(サルビア・エレガンス) 2009 ヤブサンザシ 2008 オオカメノキ(ムシカリ) 2007 コミカンソウ 2006 プレクトランサス・モナ・ラベンダー 2005 センニンソウ 2004 早咲きツバキ(西王母)

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11月12日(土) ヒメヒゴタイ

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ずいぶんと昔にヒメヒゴタイは取り上げています。しかし、そのときは自分の知識が乏しすぎ、あまりに無礼な扱いをしてしまいました。お詫びの再掲です。
いまならば、全国レベルで絶滅危惧Ⅱ類ということをわきまえ、こうしてググッと寄ってみたりします。もちろん、引いたら全体だらしないことは内緒です。
寄ってみた効果で、ヒメヒゴタイの特徴である鱗状の苞がよく見えます。蕾の段階だとピンク色のその鱗片が、花と一緒に老化して緑に変化しています。
本家・ヒゴタイの収録にも手間取ったし、このヒメヒゴタイも野山から消えそうで、ヒゴタイ(平江帯)という名前の運気が弱いのではないかと邪推する始末です。

過去のきょう 2021 クラリンドウ 2020 イヌツゲ 2019 ビルマコプシア(コプシア・フルチコサ) 2018 タムラソウ 2017 イワヨモギ 2016 キッコウハグマ 2015 オオアマドコロ 2014 メガルカヤ 2013 ゴクラクチョウカ 2012 バクチノキ 2011 セイヨウニンジンボク 2010 アコニット(セイヨウトリカブト) 2009 ヤブムラサキ 2008 カキ(品種不明)  2007 イチゴノキ 2006 ケンポナシ 2005 ハマギク 2004 アメリカソライロアサガオ

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11月11日(金) レモンエゴマ

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葉を擦る必要もなく、そばに寄っただけでホワァッと爽やかな香りがきました。レモン香かと問われるとツラくても、軽いシトラス系なのは事実です。
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花が終わっていたのは残念でしたが、それはたぶんふつうのエゴマと似たり寄ったりのものだったでしょう。大事なのはこの萼の毛深さと、それに加えて茎の赤みが葉柄、そして主脈にまでうっすらと移っている点(注)です。
面白いのはその名前で、てっきり園芸種とか外来種かと思いきや、日本の在来種であって、誰が命名したのかと調べれば牧野博士でした(汗)。
葉の味はふつうのエゴマと区別がつかないほど重厚で、それなら風に漂うシトラス香を楽しむことができる分、こちらがお得に思えます。

<補注> ほかに、花柄付け根の苞が早落性という特徴もあります。

過去のきょう 2021 コバルトシダ 2020 スズメノヒエ 2019 ススキ 2018 ヒマラヤスギ 2017 アオツヅラフジ 2016 イヌシデ 2015 ウンナンハギ(四季咲きウンナンハギ) 2014 ウワミズザクラ 2013 コハウチワカエデ 2012 センブリ 2011 オオブドウホオズキ(トマチロ) 2010 カイノキ 2009 オシロイバナ 2008 シュウメイギク(八重) 2007 早咲きツバキ(西王母) 2006 ラッキョウ 2005 ミツマタ 2004 ウメモドキ

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11月10日(木) シンフォリカルポス・紅小町

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先週載せたスノーベリーとは同属( Symphoricarpos )です。白と赤を一緒にして大丈夫かと心配になっても、去年の冬には実がピンクの Symphoricarpos も載せている始末で、この属は実の色はあてにせず、葉の雰囲気が頼りです。
では葉の雰囲気とはどんな?と言うと、広楕円形で小さめ(3~5cm)、上方に反り、水揚げがあまりよろしくなく、早めに枯れ落ちるといったところです。
スイカズラ科であっても、実は1カ所にドチャッとまとまってつくのも特徴です。この実は葉が落ちてもしっかりと残る(↓)ので、ドライフラワー的にも使えます。

<追録> 葉が落ち切ったあと、実がきれいに残る証拠写真…と思ったら、一部の実が白くなってきました。セッコウ(雪晃)ボク属の面目躍如というか、先祖返りというか、血筋を確認できました。(撮影:2022年11月22日)
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過去のきょう 2021 ユーカリ(ユーカリノキ) 2020 バラ(アンマリー・ド・モントラベル) 2019 コブクザクラ 2018 ヤブソテツとオニヤブソテツ 2017 ダリア(ナイトオウル) 2016 クサソテツ 2015 ネコノヒゲ(クミスクチン) 2014 アイノコセンダングサ 2013 ツワブキ 2012 ユリノキ 2011 ツリバナ 2010 ウラジロノキ 2009 トキリマメ 2008 ミドリハッカ(スペアミント) 2007 トウゴマ 2006 シロアザミゲシ 2005 ヒメツルソバ 2004 アオジクユズリハ

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11月9日(水) ムラサキゴテン(ムラサキオオツユクサ)

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陽光燦々で乾燥した場所が好きなそうで、ここはその条件に合致していました。ただ、そういうお気に入りの立地なら11月まで花を咲かすかというとそれは別の話で、図鑑的な開花期は6~9月です。いまどきの埼玉はまだ9月ですか。
さらに「耐寒性はそれほど強くない」が「東京以西なら露地での越冬が可能」とあって、川越街道を7kmも走れば東京都に入るここらなら、この道路脇の茂みが毎年毎年元気満々であることにはなんの不思議もなさそうです。
このブログの初年度に掲載したほどに、道端では目につく存在です。60数年前に日本に渡来したときは珍しい園芸品だったでしょうに、いまや放っておいてもどんどん殖えて、しゃがみ込んでこれを撮影するのが照れくさい状況でした。

過去のきょう 2021 ディコリサンドラ・ティルシフローラ 2020 マルバアメリカアサガオ 2019 キッコウハグマ 2018 オオムラサキシキブ 2017 ツブラジイ 2016 モミジバフウ 2015 コエビソウ 2014 コウヨウザン 2013 カンレンボク 2012 ソバ 2011 ツメレンゲ 2010 キクニガナ(チコリー) 2009 キクタニギク(アワコガネギク) 2008 ジャコウソウモドキ 2007 シラキ 2006 スズメウリ 2005 ハナミズキ(アメリカヤマボウシ) 2004 キダチチョウセンアサガオ

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11月8日(火) グイマツ

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北海道でもカラマツが葉を落とす時期か…としみじみ見上げたら、これはグイマツなのでした。一枚一枚の葉がカラマツに比べると短いとされ、比べればたしかに同じ様子を撮影したカラマツの枝振りが混み合って見えます。
このグイマツの基本種をダフリアカラマツ(未収録)と言い、世界で一番北に生える木だそうです。その血を引く(ダフリアカラマツの変種)グイマツももちろん寒帯が本拠地で、シコタンマツ(色丹松)という別名を持っています。
さて、先月29日から続けた北海道シリーズも11日目となり、季節が一つ動いてしまった感じです。持参したのが裏目だったダウンが志木で必要になるきょうこのごろで、あすからは地元の草木に目を戻すことにします。

過去のきょう 2021 トウヒ 2020 クレロデンドルム・インキスム 2019 ハイビスカス・八重ピンク 2018 ヤマトリカブト 2017 コンギク 2016  2015 アサリナ 2014 オオハナワラビ 2013 エドギク 2012 カキノキ 2011 ジュウガツザクラ 2010 ツルナ 2009 ヤマツツジ 2008 イロハモミジ 2007 オナモミ 2006 サルノコシカケ 2005 イロハモミジ 2004 ヨウシュヤマゴボウ

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11月7日(月) コハマギク

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分布は北海道に限るわけではなく茨城以北に自生するとは聞いても、学名の後半は yezoense なので、やはり蝦夷地で見たことを喜んでおきます。
名前を借りたハマギクに比べ、花がひと回り小さいし、さらに這うように広がって背丈がありません。「コ」とされたのもやむなしでしょう。
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ほかに、両者は葉の姿がまるっきり違います。まるでアロエのように丈夫なハマギクの葉に対し、コハマギクはまるっとしてコケティッシュです。切れ目が刻まれていてクリームパンに見えたのは、先週のマツコの番組のせいでしょう。

過去のきょう 2021 ニゲラ(クロタネソウ) 2020 アキノエノコログサ 2019 ステルンベルギア 2018 ヤマナラシ(ハコヤナギ) 2017 ダンコウバイ 2016 センダン 2015 ハンカチノキ 2014 マメイヌツゲ 2013 シラカシ 2012 リンドウ 2011 オオバシコンノボタン(アツバノボタン) 2010 サルビア・インボルクラータ 2009 シイクワシャー(ヒラミレモン) 2008 ハヤトウリ 2007 ノアサガオ 2006 ハマナス 2005 ノジギク 2004 ハヤトウリ

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11月6日(日) アーノルドサンザシ

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見上げるほどに大きな木が全面的に実で彩られていました。ただ、お尻の萼痕がやたら目立つので、実はあまり大きなサイズでないとわかります。
遠目だとローズヒップかと疑ったものの、近づいたら樹下には林檎状の実がボトボトと落ちていました。ややボソボソはするし、親指の先くらいの頼りないサイズではあっても、きっちり酸っぱいのでサンザシなのだと納得です。
アメリカ北東部に自生するこのアーノルドサンザシは、すでに掲載したモリスサンザシの血を引いたものだそうです。ただ、そのわりには赤く熟す時期が遅すぎるし、参考サイトで見るよりも色が冴えないのも悩ましいところです。
年による違いや今年の生育過程など知りようもない一発勝負の遠征では、なんか変だなぁと首を傾げながら、とりあえず撮ったもんね!でお別れです。

過去のきょう 2021 オウギバショウ(タビビトノキ) 2020 プリンセス・ミチコ 2019 ハメリア・パテンス 2018 ウマノスズクサ 2017 ヤマミズ 2016 ツバメアサガオ 2015 サルビア・イエローマジェスティ 2014 ササクサ 2013 サガギク 2012 ハウチワカエデ 2011 ヒメイチゴノキ 2010 シロバナキツネノマゴ 2009 オオミサンザシ 2008 イシミカワ 2007 オオオナモミ 2006 アキノノゲシ 2005 ムベ 2004 ヤツデ

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11月5日(土) アサギリソウ

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くぉー、これだけドッチャリと花が咲いたのかぁ…と枯れた花穂に嘆息です。どんな季節に掲載すべきか考えあぐねたほど無愛想なアサギリソウも、本場(自生地は北陸~千島)の北海道でなら、花穂がワッサワサと立っていたようです。
ただし、枯れたあとの様子でも明らかなように、花にも実にも鑑賞価値はほぼないようです。悔し紛れではなく、これは葉の形と色を楽しむものなのでしょう。
それにしても学びは大切であって、今回こうして花後をとくと鑑賞したことで、過去記事の写真には用済みの花穂が2枚ともに写っていたとわかりました。特に、3月撮影の2枚目写真には今回とほぼ同じ姿が認められます。知識の有無でものの見え方が違うという厳然たる事実を前に、爺さん、憮然・悄然としています。

過去のきょう 2021 ベゴニア・クレスタブルキイ 2020 ホトケノザ 2019 ケイトウ・スマートルック 2018 クスノハカエデ 2017 コヤスノキ 2016 ヒメショウジョウヤシ 2015 アマメシバ 2014 ツルウメモドキ 2013 トウネズミモチ 2012 チチコグサ 2011 タチシオデ 2010 マコモ 2009 ヤブミョウガ 2008 セイタカアワダチソウ 2007 コバレンギク(ヒメバレンギク) 2006 センボンヤリ 2005 ヒヨドリジョウゴ 2004 ナンテン

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11月4日(金) スノーベリー

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実が俵型というのがちょっと珍しいし、それが真っ白というのも類例がないような気がします。スイカズラ科なので実は2個セットがパターンなのに、このシンフォリカルポスという属はこうして1カ所にゴチャッとまとまってつくのが特色です。
前にセッコウボク(雪晃木)として実がピンク色のものを取り上げていて、この和名は当然に「白」を意識したものなので、むしろ今回の木がそれに近い気がします。ただ、この木は Symphoricarpos albus var. laevigatus だそうで、これだとセッコウボクの変種ということで、一般にスノーベリーと呼ばれています。
となると、変種ではない正調・雪晃木を早く取り上げたいわけで、いつもながら寄り道ばかりのヨタヨタ日記(注)じゃのぉ…と苦笑いです。

<補注> 実が赤くて小さいシンフォリカルポスもありました。(2022年11月10日

過去のきょう 2021 ナツツバキ 2020 ロウバイとソシンロウバイ 2019 ミカエリソウ 2018 ヤブマオとメヤブマオ 2017 コスミレ 2016 オオケタデ 2015 ハナトリカブト 2014 ミズタマソウ 2013 フユノハナワラビ 2012 カツラ 2011 ジョウリョクヤマボウシ 2010 マルバノキ 2009 アブチロン(黄花) 2008 ザクロ 2007 キャラボク 2006 アイ 2005 サネカズラ 2004 ヒメツルソバ

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11月3日(木) エゾトウウチソウ

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志木に戻ってからも、つい札幌の天気が気になります。「今週にも初雪のおそれ」などと聞くとブルブルもので、ほぼほぼお終いの姿とは言いながらエゾトウウチソウの花色だけでも確認できた幸運をしみじみ味わっています。
そっくりさんのカライトソウは花穂の先から開き始めるのに対し、エゾトウウチソウは元側から咲いていく…という付け焼き刃の知識も、こんな写真では??です。それでも先側が新鮮そうに見えるのは思い込みというものでしょう。
トウウチは唐打で、中国の組紐のことです。カライトソウの場合はトウウチソウを別名としているのに、蝦夷版はそちらが標準和名です。

過去のきょう 2021 アオイゴケ 2020 ヌカキビ 2019 マムシグサ 2018 テリハノイバラ 2017 キダチルリソウ(ヘリオトロープ) 2016 ジョウリョクヤマボウシ 2015 ニオイサンタンカ 2014 ナナコバナ 2013 サルビア・グアラニチカ(メドーセージ) 2012 リュウノウギク 2011 ネリネ 2010 ウキクサ 2009 フジバカマ 2008 エビヅル 2007 ハイアワユキセンダングサ 2006 タコノアシ 2005 サワフタギ 2004 クチナシ

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番外編 : ポプラ並木+α

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北大のポプラ並木、だいぶ旧に復したようで、安直な観光写真をパシャリ。全国から寄付が寄せられたそうで、あらら、心配するだけだった爺さんは赤面です。
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その並木の脇にはノンビリと草を食む一群がいてホッコリ。ところが雄は若いうちにジンギスカンになっちゃうそうで、おほー、どこでも「男はつらいよ」と同情です。

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11月2日(水) アクシバ

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草木の世界ではわりと有名なのに、札幌で初めて会えました。(注)
全体の高さが膝くらいかせいぜい腰のあたりで、枝は横に広がり、葉の形もごくさりげないものです。真っ赤な実がなければ見落とした確率が大です。
その実は径が7~8mmで、先端に萼の痕を残したかわいい形です。ブルーベリーと同属とは言いながら、あそこまでハッキリした味ではなく、甘さ控えめです。
アクと形容されているので、もしかして変な味かと思うとそんなことはなくて、このアクシバという名前は不思議です。由来説も揺れているようです。
花びらがカールした漫画チックな花は、来夏こそ撮影したいものです。

<補注> アクシバは日本海要素植物でした。道理でいままで会えなかったわけで、来夏こそと期待した花はしばらくお預けになりそうです。(2022年11月19日

過去のきょう 2021 アリストロキア・ギガンテア 2020 シラカシ 2019 タイワンスギ 2018 メキシカンブッシュセージ(メキシカンセージ、アメジストセージ、サルビア・レウカンサ)・フェルピンク 2017 カワラヨモギ 2016 アメリカフヨウ 2015 アフリカホウセンカ(インパチェンス) 2014 カワラノギク 2013 リンドウ 2012 クヌギ 2011 オオデマリ 2010 カエンキセワタ(レオノティス) 2009 ジョウリョクヤマボウシ 2008 ジャケツイバラ 2007 ルリフタモジ 2006 ナカフオリヅルラン 2005 クフェア・タイニーマイス 2004 ユリノキ

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11月1日(火) オクトリカブト

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かろうじて花を残したこれはオクトリカブトだそうで、北海道はエゾトリカブトだけではないのだなぁと喜んだら、オクトリカブトの別名はアイズトリカブトでした。
仮名遣いが違ってはいても、アイズは会津のことです。どうやら本場はあちらの方らしくても、道南までは生息地らしいので、喜んだままでいましょう。
素性的にはヤマトリカブトの亜種になっていて、葉の切れ込みがグイッと深いところはよく似ています。しかし、あちらが全体にマルッとした感じなのに比べ、こちらはキリキリと鋭いイメージで、それは鋸歯の数や尖り具合に拠っています。
稔った種が蠱惑的でも、良い子はトリカブト類には決して手を出しません。

過去のきょう 2021 チョウジタデ 2020 キチジョウソウ 2019 シンニンギア・エウモルファ 2018 キハダ  2017 ファンファーレ 2016 ハクサンボク 2015 パキラ 2014 コブクザクラ 2013 マテバシイ 2012 ヤマラッキョウ 2011 キッコウハグマ 2010 セキヤノアキチョウジ 2009 ナンキンハゼ 2008 アカカタバミ 2007 アブラツツジ 2006 ナギナタコウジュ 2005 ススキ 2004 ガガイモ

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番外編 : 千歳川

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きのうの番外編に記したように紅黄葉にドンピシャだっただけでなく、今回の旅は鮭の遡上もピーク時期でした。はた衛門はかなり強運男のようです。
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見学した千歳川には最大で55万匹が帰ってくるのだそうで、それほど広くない(石狩川の支流)川面が鮭で埋まっていました。地元の人も「ここしばらく見たことがない」量だそうで、今年はちゃんちゃん焼きをいっぱい食べましょう!!

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