9月28日(水) トウオオバコ

これだけビロビロと穂が長いオオバコなら、前にヤツマタを収録しています。そのとき、さも悔しげに「ヤツマタオオバコはトウオオバコの品種(f.)という位置づけ」なのだと解説していて、毎度の中抜けに涙しています。
その空白が埋まりました。海風を好むトウオオバコにようやく面会です。穂は割れていません。葉がヤツマタよりさらに大きく、そして株が立っています。
面白いのはトウオオバコが日本固有種(もちろんヤツマタも)だということです。日本産を唐と名付けるとはこれいかに!で、それほど大きくて異風だったのでしょう。ふつうは大オオバコで済ますところが、それだと大大葉子になってしまうので、さぞ困ったのであろうと同情はしても、やたらと誤解を招く名付けをしてくれたものです。
その空白が埋まりました。海風を好むトウオオバコにようやく面会です。穂は割れていません。葉がヤツマタよりさらに大きく、そして株が立っています。
面白いのはトウオオバコが日本固有種(もちろんヤツマタも)だということです。日本産を唐と名付けるとはこれいかに!で、それほど大きくて異風だったのでしょう。ふつうは大オオバコで済ますところが、それだと大大葉子になってしまうので、さぞ困ったのであろうと同情はしても、やたらと誤解を招く名付けをしてくれたものです。
<補注> 「唐」で「大きい・ごつい」の意を示す(らしい)パターンがあります。
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