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9月5日(月) アメダマノキ

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幹から花(果)穂が直接出ていて、このパターンはジャボチカバとかカカオなどですでにおなじみです。もっと身近だとイチジクとかハナズオウもそうで、こういうタイプのことを幹生花(果)と言います。そうそう、パパイヤもこのつき方(注)です。
熟すと本当の飴玉のようにカラフルになります……というのは真っ赤なウソで、ほんのりと黄色に変化するだけです。その味も全然飴玉ではなくて、種小名(acidus)を見れば超すっぱいことがハッキリとわかります。
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群がって咲いているたくさんの花は雄花で、そのグループごとに白い柱頭を見せる雌花が一つだけあります。つまり、雌雄異花同株というタイプです。
インド~マレー半島あたりの原産で、タイでは「人を呼ぶ木」として好まれ、飲食店などでは店の前に植えるそうです。亜熱帯化したいまの日本ならこの木を露地で育てることができるかもしれず、不景気払いの吉兆樹としてお薦めです。

<補注> 幹生花(果)コレクションが一つ増えました。(2024年1月20日

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