9月27日(火) アイギョクシ(カンテンイタビ)
タイトルのアイギョクシは漢字だと愛玉子で、この植物の中国名です。その3文字を台湾ではオーギョーチと発し、プルンプルンのデザート(↓)になります。
寒天状の透明ゼリーにはほぼ味がなく、シロップの味が決め手です。かつて故宮博物院でお昼をいただいたときは、王道のレモン味でした。
さて、この無骨な実がどうして透明ゼリーになるか?です。イチジク属なので、このなかはイチジクそっくりにツブツブ状態で、干したその種を水のなかでモミモミすると次第にとろみが出て、冷やすとゼリーに…という仕掛けです。
いったい誰がそんなことを思いついたものか、日本でも無駄に枯れていくイチジクをそんな風に活用できないものか、などなど、ボンヤリ考える爺さんです。
寒天状の透明ゼリーにはほぼ味がなく、シロップの味が決め手です。かつて故宮博物院でお昼をいただいたときは、王道のレモン味でした。
さて、この無骨な実がどうして透明ゼリーになるか?です。イチジク属なので、このなかはイチジクそっくりにツブツブ状態で、干したその種を水のなかでモミモミすると次第にとろみが出て、冷やすとゼリーに…という仕掛けです。
いったい誰がそんなことを思いついたものか、日本でも無駄に枯れていくイチジクをそんな風に活用できないものか、などなど、ボンヤリ考える爺さんです。
<追録> 愛玉子をネットで買えたので、オーギョーチを自作してみました。
写真左端が開封した状態、中央はそれを綿布に入れ、水中で揉んでいるところ、右端は10分後にその水が茶色になりドロンとした様子です。
冷蔵庫で1時間、かなりの固さのゼリーができました。それをテキトーにとりわけ、王道のレモン&蜂蜜味(右)、そしてきな粉+黒蜜味(左)を試作しました。
コメンテーターによれば、後者は「信玄餅だもんねー」だそうで、こういうものはやはり王道に限るのでしょう。かつ、ワタシの味付けでは甘みが不足だったようで、追い蜂蜜をしながら楽しんでいらっしゃいました。(2022年9月29日)
<補注> 愛玉子利用の第2作は水無月モドキです。(2023年7月3日)
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