8月26日(金) アブラギリ

初めて見かけたアブラギリです。同属のオオアブラギリ(シナアブラギリ)とはもう4カ所で出会い、春の花も秋の実も、さらには冬芽や葉痕まで撮影できているのに、「大」ではないアブラギリとはどうしても縁がありませんでした。
テリトリーが中部以西だそうで、埼玉あたりでは見つけにくいのも当然でした。今回、意を決しての大移動でようやくお目にかかることができました。
さてその第一印象は「背が低い」でした。いかにもドーンと立っている印象が強いオオアブラギリと比べると、優しく横に枝を広げている感じです。

実の印象もずいぶん違い、はち切れそうな擬宝珠型でぶら下がるオオアブラギリに対し、メキャベツのようにギュッと詰まった実は空を向いています。
そして決定的な違いは蜜腺(注2)の柄です。まるで潜望鏡のように飛び出していて、腺が葉の付け根に貼り付くだけのオオアブラギリとは明らかに違っています。
さあ、あとは花をここに収録したい(注3)もので、オオアブラギリのように4カ所とか言わないので、ぜひ近場に1本、植わっていてほしいものです。
テリトリーが中部以西だそうで、埼玉あたりでは見つけにくいのも当然でした。今回、意を決しての大移動でようやくお目にかかることができました。
さてその第一印象は「背が低い」でした。いかにもドーンと立っている印象が強いオオアブラギリと比べると、優しく横に枝を広げている感じです。

実の印象もずいぶん違い、はち切れそうな擬宝珠型でぶら下がるオオアブラギリに対し、メキャベツのようにギュッと詰まった実は空を向いています。
そして決定的な違いは蜜腺(注2)の柄です。まるで潜望鏡のように飛び出していて、腺が葉の付け根に貼り付くだけのオオアブラギリとは明らかに違っています。
さあ、あとは花をここに収録したい(注3)もので、オオアブラギリのように4カ所とか言わないので、ぜひ近場に1本、植わっていてほしいものです。
<補注1> 秋の様子を収録しました。(2022年11月16日)
<補注2> このようなタイプの蜜腺を「花外蜜腺」と呼び、真珠体もその一つです。(2022年12月5日)
<補注3> 花は写せたものの、雄花ばかりでした。(2023年6月16日)
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