8月20日(土) タブノキ
タブノキの樹皮というのはなかなか正体がつかめないもので、滑らかと表現される一方でザラつくという説明もされるし、古く(太く)なると網目状に裂ける一方で桜の樹皮のように横筋模様が入ったりもします。したがって、参考写真を探してもそれらの説明のどれかしか見られない場合が多く、植物界の鵺(ぬえ)みたいです。
そんな困ったタブノキなのに、この幹はサービス満点でした。ザラついてシボ革のような部分もあれば、手触りのいい滑らか部分もあります。縦皺が大勢でも、ハッキリと横目が走ってもいます。博物館入りさせたいほどに諸相が集約されています。
そして脇にのびるシュートがきれいでした。若葉は春のものと思っていると、こうして暑さの盛りにさえも元気なわけで、その逞しさに惚れ直してしまいます。
そんな困ったタブノキなのに、この幹はサービス満点でした。ザラついてシボ革のような部分もあれば、手触りのいい滑らか部分もあります。縦皺が大勢でも、ハッキリと横目が走ってもいます。博物館入りさせたいほどに諸相が集約されています。
そして脇にのびるシュートがきれいでした。若葉は春のものと思っていると、こうして暑さの盛りにさえも元気なわけで、その逞しさに惚れ直してしまいます。
<タブノキの過去掲載・ブログ版・収録順> ☆ 新鮮な実 : 2004年7月23日 ☆ ミイラ状の実 : 2004年7月25日 ☆ 大木の全体と花のアップ : 2010年5月5日 ☆ 雪折れした大枝 : 2014年5月8日 ☆ 豊かな結実状態 : 2014年7月31日
<増補版掲載分・季節順> ☆ 花 : 2005年4月16日 ☆ 花から実への移行状況 : 2005年5月4日 ☆ 全体樹形 : 2004年6月24日 ☆ 新鮮な実 : 2004年7月3日 ☆ ミイラ状の実 : 2004年7月25日
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