8月18日(木) ムニンノボタン
シベの曲がり具合がいかにもノボタンです。しかし花びらには紫の色味がとても薄く、ほぼ白、そしてその花のつき方がごく疎らです。実みたいなものが写真右端に写っていて、ほかには蕾が見つからず、豪華な咲き方は望めないようです。
もっとも、絶滅危惧IA類の小笠原固有種ですから、開花に遭遇できただけで御の字でしょう。生育条件がむずかしく、しかも現地では山羊に食べられやすいそうで、こうして保護状態のものを見られたのはありがたいことです。
そして、いままでノボタン類はいくつか収録(↓)しているのに、ノボタン科ノボタン属はこれが初めてと判明して驚きました。属違いのノボタンばかりのなかで、エリートみたい(勝手な素人解釈です)なノボタンなのだなぁと感動新たです。
もっとも、絶滅危惧IA類の小笠原固有種ですから、開花に遭遇できただけで御の字でしょう。生育条件がむずかしく、しかも現地では山羊に食べられやすいそうで、こうして保護状態のものを見られたのはありがたいことです。
そして、いままでノボタン類はいくつか収録(↓)しているのに、ノボタン科ノボタン属はこれが初めてと判明して驚きました。属違いのノボタンばかりのなかで、エリートみたい(勝手な素人解釈です)なノボタンなのだなぁと感動新たです。
<既収録のノボタン科(Melastomataceae)メンバーとその属名・学名ABC順>
☆ ハシカンボク : Bredia(ハシカンボク属)
☆ ケントラデニア・フロリブンダ : Centradenia(ケントラデニア属)
☆ オオバヤドリノボタン : Medinilla(メディニラ属)
☆ サンゴノボタン : Medinilla(メディニラ属)
☆ オオバシコンノボタン : Tibouchina(シコンノボタン属)
☆ シコンノボタン : Tibouchina(シコンノボタン属)
<補注> ムニンシリーズその2はムニンシャシャンボです。(2023年2月6日)
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