7月13日(水) アメリカシモツケ

大きな農家が垣根として何本も並べて植えていました。ここには大好きな銅葉を取り上げたものの、葉がライムグリーンの木も混じって(↓)お洒落です。
色は違っても、葉脈と鋸歯が明確で軽く3裂する葉は共通で、アメリカシモツケと判断できした。名を借りたシモツケを思わせる花は5月後半のよう(注)で、まんまと見逃してしまいました。しかし、実が手鞠型について、花の咲き方を示しています。
属名の Physocarpus を和名ではテマリシモツケ属とするせいで、この木もアメリカテマリシモツケと呼ぶ人が多数派です。しかし、標準和名は「テマリ抜き」だし、少しでも短い方が覚えやすいだろうというのがきょうのタイトルです。
色は違っても、葉脈と鋸歯が明確で軽く3裂する葉は共通で、アメリカシモツケと判断できした。名を借りたシモツケを思わせる花は5月後半のよう(注)で、まんまと見逃してしまいました。しかし、実が手鞠型について、花の咲き方を示しています。
属名の Physocarpus を和名ではテマリシモツケ属とするせいで、この木もアメリカテマリシモツケと呼ぶ人が多数派です。しかし、標準和名は「テマリ抜き」だし、少しでも短い方が覚えやすいだろうというのがきょうのタイトルです。
<追録> この樹種は英語圏ではナインバーク(Nine bark)と俗称されます。つまり樹皮が9層にも剥ける特徴を言っています。写真(↓)の株はまだ若くて、せいぜい1~2層ですが、通年、株下はこんな感じです。
なお、銅葉タイプのこれはディアボロ(Diabolo)、本文中に「葉がライムグリーン」としたのはルテウス(Luteus)という名で、ともに園芸種です。
<補注> 図鑑情報より1カ月も早く、開花が始まりました。(2023年4月29日)
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