5月21日(土) セイロンニッケイ(シナモン)
うわ、この蕾が全部開いたら賑やかだろうなぁと期待したのが1カ月前でした。ところが、途中のチェック時にはなんの変化もなく、今回だって「この蕾、咲かないままに枯れてしまうのか?」とマジメに心配したものです。
そんな時間経過の証拠が葉色の違いです。4月には、後方には真っ赤な若葉が見えていて、大きくなった葉にも赤みは十分に残っていました。
さすがにおかしいだろうと目を凝らしたら、もう受粉完了の子房だらけです。あわててさらに探すと、なるほどね、さすがにニッケイ属でした。ふつうのニッケイの花にもヤブニッケイの花にも泣かされたことをあらためて思い出します。
ごくごく単純な両性花が、三々五々ポッポッと咲き、チャチャッとあわただしく結実するしかけです。実用一点張りの仲間のなかでもセイロンニッケイはシナモンとして有名な樹皮がキモであり、花にケチをつけるのは野暮というものでした。
そんな時間経過の証拠が葉色の違いです。4月には、後方には真っ赤な若葉が見えていて、大きくなった葉にも赤みは十分に残っていました。
さすがにおかしいだろうと目を凝らしたら、もう受粉完了の子房だらけです。あわててさらに探すと、なるほどね、さすがにニッケイ属でした。ふつうのニッケイの花にもヤブニッケイの花にも泣かされたことをあらためて思い出します。
ごくごく単純な両性花が、三々五々ポッポッと咲き、チャチャッとあわただしく結実するしかけです。実用一点張りの仲間のなかでもセイロンニッケイはシナモンとして有名な樹皮がキモであり、花にケチをつけるのは野暮というものでした。
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