« 5月10日(火) イヌノフグリ | トップページ | 5月12日(木) コアニチドリ »

5月11日(水) カナクギノキ

220511f
惜しい。あと1週間早ければ花びらや柱頭がもう少しきれい(注3)だったでしょう。…と言うことは、GWのド真んなかですか。うぅ、そんなときの遠征はゴメンです。
220511m
ただ、雄株の花の枯れっぷりは激しくて、開花後10日は経った感じです。来年はギリギリGW直前にここに立ってみますか。箱根以西の木なので、手近で蕾が膨らむ具合をチェックするというわけに行かず、どうしても一発勝負になります。
220511bark
一方、季節には無関係の樹皮です。鹿の子木がカナクギに転訛したという俗説が気になっても、それを納得する一本に会えません。牧野博士も「何のためにこのように名ずけられたかは不明(注2)」と言っているのだから、謎のままにしておきましょう。

<補注1> コケシ状の実ができ、赤く色づき始めました。(2022年9月11日
<補注2> 仮名遣いは原典のままです。
<補注3> 本文冒頭部の予測は少しハズレて、2年後の4月下旬、ほぼバッチリの開花をとらえました。(2024年4月25日

過去のきょう 2021 タチカメバソウ 2020 ルリヂシャ(ボリジ) 2019 アキタブキ 2018 ナツミカン(ナツダイダイ、ナツカン) 2017 レモン  2016 カシグルミ  2015 タラヨウ(雌株)  2014 ニガナ  2013 サンショウ  2012 クサソテツ  2011 カマヤマショウブ  2010 ハナイバナ  2009 ネコノメソウ  2008 クマガイソウ  2007 ナニワイバラ  2006 セリバヒエンソウ  2005 ポポー  2004 スイカズラ

|

« 5月10日(火) イヌノフグリ | トップページ | 5月12日(木) コアニチドリ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 5月10日(火) イヌノフグリ | トップページ | 5月12日(木) コアニチドリ »