5月26日(木) アミメヘイシソウ(サラセニア・レウコフィラ)
ショウブの繁る水辺がサラセニアの花であふれていました。サラセニアらしいあの筒型の葉が見当たらず、正体を信じるまで時間がかかりました。
ただ、この花は3年前に見ています。お饅頭みたいな不思議なパーツはあのときと同じで、それを包むように垂れているのが花びらと萼片のようです。
いい機会なので、サラセニアの花について学んでみました。驚いたことに、このお饅頭は雌シベでした。なかは空洞で、雄シベや子房があり、その子房の先がのびて広がって逆傘状になり、外縁部の1カ所に柱頭があるというしかけでした。
この空洞のなかに虫を呼び込み、花粉を運ばせます。ほとんど密室なので、花粉媒介はかなり効率よく行われるだろうとわかります。
こんな花の時期にあの捕虫葉があると、ポリネーターを自分で食べることになるので、葉は交配が終わってから展開するのでした。狡猾です。恩を仇で返すとはお前のことか!とサラセニアの頭の良さが憎たらしくなりました。
ただ、この花は3年前に見ています。お饅頭みたいな不思議なパーツはあのときと同じで、それを包むように垂れているのが花びらと萼片のようです。
いい機会なので、サラセニアの花について学んでみました。驚いたことに、このお饅頭は雌シベでした。なかは空洞で、雄シベや子房があり、その子房の先がのびて広がって逆傘状になり、外縁部の1カ所に柱頭があるというしかけでした。
この空洞のなかに虫を呼び込み、花粉を運ばせます。ほとんど密室なので、花粉媒介はかなり効率よく行われるだろうとわかります。
こんな花の時期にあの捕虫葉があると、ポリネーターを自分で食べることになるので、葉は交配が終わってから展開するのでした。狡猾です。恩を仇で返すとはお前のことか!とサラセニアの頭の良さが憎たらしくなりました。
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