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4月12日(火) スターチス(リモニウム)

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スターチスが越年草(宿根草)であることをこの手で確かめました。去年の夏、自分で育てた3株のうち1株は間もなく息を引き取ったものの、残りは這うような葉でしぶとく冬を乗り切ったのです。こうして立ち上がった葉、けっこう感動です。
まず種からの育成に失敗し、よそさまでも添え木に支えられた状態を見て、去年購入の苗も怪しげな育ち方だったのに、今年のスターチスは別物の逞しさです。くたびれた葉を除けようとしても鋏がないと切れません。筋金入りです。
その鉄壁ボディガードに守られ、ついに花茎が立ちました。右手に見えているもの以外にも、左側や手前の葉のなかにもまだ数本隠れています。
ついに、純自家製のスターチスが見られそうです。暑さがくればしめたもので、いや、その前の梅雨が残るハードルか?とか、ワクワクドキドキです。

<追録1> 余計な心配などなんのその、花茎はどんどん数を増して立ち始め、まず萼(紫色)が顔を出し、その真んなかに白い吹き出物ができたと思ったらあっという間に開きました。(撮影:2022年5月5日)
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<追録2> 花茎がどんどんわき出て咲くので、4~5本切り花にしてご近所に配ったあと(↓)でもまだまだ賑やかです。(撮影:2022年5月24日)
Limonium_sinuatum220524
ずいぶん水を欲しがる草だったことが意外で、それは差し上げた先の奥さんにも言われました。植えていても切り花にしても、水が不足するとすぐにうなだれます。自分がカサカサのくせに変なヤツです。
また、夜は花(白い部分)がカメラの絞り羽根のように閉じて小さくなり、朝にまた開き、数日それを繰り返して落ちるということにも初めて気づきました。

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