4月9日(土) ヤナギバアカシア(アカシア・フロリブンダ)
高さは目測で4mを超えていたと思われます。枝がよく分岐するため樹形はこんもり豊かで、その全体を針のように細い葉が繁く覆っていました。
かなり遠くからの望遠撮影なので細部はうまく写らなかったものの、その枝々ではクリーム色の花がブラシ状に咲いていました。本来の生息地・オーストラリアでは夏が開花期なのに、日本では春咲き(ミモザより遅め)になるのでした。
その現地ではGossamer wattleとかWeeping acaciaとか呼ばれていて、いずれもその繊細な葉の様子を形容しています。もう一つ、White sallow wattleだと「白い柳」になるわけで、この白はたぶん花のことでしょう。
さて、それなら日本ではどう呼ぶのかと言うと、ヤナギバアカシアでした。妥当というか順当というか、ケチのつけようがない名前です。
かなり遠くからの望遠撮影なので細部はうまく写らなかったものの、その枝々ではクリーム色の花がブラシ状に咲いていました。本来の生息地・オーストラリアでは夏が開花期なのに、日本では春咲き(ミモザより遅め)になるのでした。
その現地ではGossamer wattleとかWeeping acaciaとか呼ばれていて、いずれもその繊細な葉の様子を形容しています。もう一つ、White sallow wattleだと「白い柳」になるわけで、この白はたぶん花のことでしょう。
さて、それなら日本ではどう呼ぶのかと言うと、ヤナギバアカシアでした。妥当というか順当というか、ケチのつけようがない名前です。
<補注> サブタイトルとしたアカシア・フロリブンダ( Acacia floribunda )は学名で、その種小名は「花の多い」の意味です。また、本文で言及した現地名の Gossamer は「繊細な」、Weeping は「すすり泣く」ほどの意味になります。
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