2月17日(木) フウセンカズラ
まさかこの季節までフウセンカズラを拝めるとは思いもしませんでした。乾ききった殻は意外なほど弾力があり、割ってもしっかりと形を保ちます。おかげで猿面模様(またはハートマーク)の丸い種3粒をこぼすことなく撮影できました。
そして喜ぶべきはこの場所で、どんなに接写しようとどなたにも咎められない空き地の端です。5カ月前にはその栽培環境に泣きを入れたことが嘘のようです。
ここならたぶん次の夏も元気よく繁茂してくれる(注)ことでしょう。花のつくりとか、花から実になる様子とか、積年の宿題は今年こそクリアできそうです。
そして喜ぶべきはこの場所で、どんなに接写しようとどなたにも咎められない空き地の端です。5カ月前にはその栽培環境に泣きを入れたことが嘘のようです。
ここならたぶん次の夏も元気よく繁茂してくれる(注)ことでしょう。花のつくりとか、花から実になる様子とか、積年の宿題は今年こそクリアできそうです。
<追録> 種に猿面模様ができる原因を探りました。6稜の袋果は内部が3室に分かれていて、その中央の隔壁(心皮)3方向に胎座(写真黄色矢印)ができます。
種(胚珠)はその胎座につながって生まれ、まるで人間の臍の緒のように栄養を受け取って育ちます。(撮影:2022年2月23日)
<補注> 驚いたことにこの「聖地」は天地返しされてしまい、春の発芽をアテにできなくなりました。仕方ないので、自分で育てることにしました。(2022年4月22日)
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