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2月28日(月) ゴマキ(ゴマギ)

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ゴマキの固かった冬芽が割れ、彫りの深い葉が姿を現していました。やたらと寒かった2月も終わりになって帳尻が合い始め、草木ともどもホッと一息です。
それでもまだ、頂芽にも側芽にも長短2組の芽鱗は残ったままです。ゴマキの過去記録としたら次のタイミングは4月下旬で、葉はもう分厚く輝いています。そこまで生長する手前で、瑞々しい若葉の様子も記録しておきたいものです。
…と思ったら、そんな気の早い芽(組み込み写真)もありました。その開きかけの若葉のなかに見えるのは、これは花の蕾です。ゴマキも混芽のようです。
これが咲くまでにはまだ2カ月近くもあるはずなのに、ずいぶんとせっかちです。もしかして、熟度の違う実が段階を分けてできていたのは、花も早い遅いの分業体制で咲いたからか、この春はそこらをじっくりと拝見することとしましょう。

過去のきょう 2021 ホウライシダ  2020 レモン  2019 カラテア・ランシフォリア  2018 スプリングエンジェル(冬アジサイ) 2017 ナズナ 2016 ハハコグサ 2015 ナナコバナ 2014 ゼニアオイ 2013 カタセツム・グレースダン 2012 ラカンマキ 2011 オニシバリ 2010 ナギ 2009 セリバオウレン 2008 シシガシラ(寒椿) 2007 ブロッコリー 2006 ヤブラン 2005 シモバシラ

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2月27日(日) カワヂシャ

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やれやれ、おととし見つけたカワジシャが元気でした。じつはあの「大発見」のあと、夏になってこの場所は徹底的に草刈りが行われたのです。
管理者にしてみれば、近くには親子向きの公園があって、低湿地のこの場所を放置はできなかったのでしょう。しかし、こういう野草の「再生産活動」は素早いわけで、あの刈り取りが入る前、種はしっかり地面に落ちていたようです。
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今年は寒さがしつこいせいで、外来のオオカワヂシャ(↑)もまだそれほどワサワサ繁ってはいません。カワヂシャの屈強さは決して侵入者に劣ってはいなくて、もしそんな元気者を失ってしまうようなら、天は日本を見放しそうな気がします。

過去のきょう 2021 ニッサボク  2020 クンシラン(クリビア・キルタンシフロラ)  2019 コショウ  2018 ミドリノスズ(グリーンネックレス) 2017 ウメ(緑萼八重枝垂れ) 2016 アカバナマンサクとハヤザキマンサク 2015 バニラ 2014 シラヌヒ 2013 ウンシュウミカン 2012 オオフサモ 2011 キョウチクトウ 2010 コナラ 2009 クリスマスローズ(コルシカス) 2008 チャボタイゲキ 2007 エリカ・クリスマスパレード 2006 マンゲツロウバイ 2005 ジンチョウゲ

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2月26日(土) カルミア(アメリカシャクナゲ)

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花のときから一風変わっていたカルミアは、冬芽も独創的です。今月初めにはもうこの姿でした。冬芽というよりはもう立派に花穂です。
栴檀は双葉より芳しというのはまるでカルミアのためにあるような言葉で、奇態で笑わせてくれた花とか実とかの路線は起点からハズシまくりです。この時期、ここまで立ち上がる花芽というのは、ちょっと似たものを思い出せません。
おっと、そう言えばこのカルミアという呼び方は要注意でした。いつからか、草木は標準和名で覚えようと努力していて、その自分ルールでいけばこの変態くんはアメリカシャクナゲです。YListさんは別名としてハナガサシャクナゲしかあげてくれていなくて、つまりカルミアは非公認名称です。うーん困ったなぁと思いつつ、これだけハズシまくる木なんだから、名前もハズシていいよねと自己弁護です。

過去のきょう 2021 キンミズヒキとヨモギ  2020 ウメ(思いの儘)  2019 イタリアンパセリ  2018 ヤブムラサキとムラサキシキブ 2017 ハオルチア・トーツオサ(五重塔) 2016 マスデバリア・インカプリンス(洋ラン) 2015 スリナムゴウカン 2014 ピレア・ヌムラリフォリア 2013 アミメヘイシソウ(サラセニア・レウコフィラ) 2012 スギ 2011 ラクウショウ 2010 ムクノキ 2009 カンザクラ 2008 オウバイ(梅) 2007 カワヅザクラ 2006 クリスマスローズ 2005 コハコベ

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2月25日(金) カロケファルス・プラチーナ(クッションブッシュ)

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田作りの様子が変わってきました。茎の頂部が分岐を始め、その先端がなにやらプックリしているのは蕾のようです。もう勝手に田作りとは呼べません。
それでどう呼ぶか、困りました。カロケファルスという名前が出てきません。「ケロ?ケロファ?」と探しても自分のリストでヒットしないのは当然です。
そもそもカロケファルスはもう昔の名前なのだし、無理して覚えるものでもないだろうと思いながら、じゃあ現在の正確な属名(Leucophyta)は?と自問すれば、この綴りの読みにくさ・覚えにくさも旧名と五十歩百歩です。
なので、もう「正しい」呼び名は諦め、俗称のクッションブッシュでいいかと思い始めました。頼りのYListさんがいまだLeucophytaを所収していないのが救いで、お取り上げの節はぜひクッションブッシュを標準和名としていただきたいものです。

<補注> てっきり草本だと思っていたら、これ、木本でした。2年前の記事では正しく「木もの」に分けていて、真面目に勉強した様子が窺われます。大反省して、下欄の区分けを訂正しておきます。(2022年3月7日)

過去のきょう 2021 ウメ(南高梅)  2020 ネオレゲリア・ファイアーボール  2019 オオバノマンゴスチン  2018 ショカツサイ(ムラサキハナナ) 2017 ミラクルフルーツ 2016 ハリエンジュ(ニセアカシア) 2015 ウォーターポピー(ミズヒナゲシ、キバナトチカガミ) 2014 アカマツ、ほか2種 2013 コーヒーノキ 2012 シクラメン 2011 エンジュ 2010 ヤタイヤシ 2009 アカバナアセビ 2008 アオキ 2007 オカメザサ 2006 フクジュソウ 2005 アブラナ

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2月24日(木) セイヨウニンジンボク

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あと幾日かで3月が来るというのに、セイヨウニンジンボクは枯れ木のままで、おい、息をしているのか?と枝に目を凝らしてみました。
ふーむ、なんだか吹き出物みたいな突起が、ずいぶんと自由奔放な位置や形でプツプツしていました。半円というか三日月というか、そんな形の葉痕の上が定位置らしくても、右端の枝など、その葉痕のなかから飛び出しています。セイヨウニンジンボクが葉柄内芽タイプだとはどこにも書いていないので、たまたまなのでしょう。
また、吹き出物の数も形も出鱈目です。左端の枝の芽は牛の顔みたいです。
そして、このいい加減な芽が割れる時期はとても遅いと知りました。下手をすると5月の連休ごろまで緑みを見せないヤツもいるくせに、そこからの生長は半端なく速いので、秘めて秘めて、一気に爆発というマグマ型なのでしょう。

過去のきょう 2021 パンジー  2020 キバナノウゼン  2019 マツザカシダ  2018 ヒメサザンカ 2017 ムシトリスミレ 2016 キチジョウソウ 2015 キンレイジュ 2014 アミメグサ(ベニアミメグサ) 2013 オオハナワラビ 2012 モミジイチゴ 2011 ヒオウギ 2010 ウラジロモミ 2009 ヒマラヤスギ 2008 カンザクラ 2007 オステオスペルマム 2006 セツブンソウ 2005 カワヅザクラ

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2月23日(水) アガベ・アメリカーナ・覆輪

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畑地の隅にアガベらしき姿を見つけて驚きました。北国に大荒れをもたらしている寒波が、この辺も容赦なく冷やしてくれている毎日です。温室でお目にかかるものとばかり思っていたのに、アガベってこんなに丈夫なものなのでした。
そう言えばあのアオノリュウゼツランがアガベ(Agave)でした。温室のなかで美しいお肌を見せてくださる天女さまばかりではないのです。
さて困るのはこの根性系アガベさまの素性です。「アガベ・覆輪」でググってみたら、けっこういろいろ出てきました。それらのなかからこれをアメリカーナと特定した理由の一つは棘です。そこが赤い種類がメジャーななかで、こいつは黒です。
そして葉の表裏に見える炎(ほむら)状の隆起です。これは吉祥冠で惚れ込んだ類型で、アメリカーナもその特質を持っているのです。
さあ、この根性系アガベさまの四季の過ごし方を拝見する楽しみができました。「暑さはダメなんだよねえ」とか肩透かしはなしにしてくださいね。

過去のきょう 2021 ハナズオウ  2020 マキシラリア・ピクタ  2019 ムユウジュ  2018 シュンラン 2017 オトコヨウゾメ 2016 ウメ(緑萼、リョクガクバイ) 2015 ツノナス(フォックスフェイス) 2014 クヌギ 2013 オオムラサキ、ほか5種 2012 ヒトツバ 2011 ハイネズ 2010 プリムラ・シネンシス 2009 ギンヨウヒマラヤスギ 2008 サザンカとカンツバキ 2007 スズランエリカ 2006 カラタチ 2005 クマザサ

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2月22日(火) ベニチョウジ

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見上げるとあちこちにたくさん花房があって、それがビニール玩具みたいな色と形なもので、楽しいというか情けないというか、不思議な心持ちになります。メキシコに産するそうで、なににつけ明るいお国なのでしょう。アミーゴ!
大きく育ったこの木だと、ひと房には20個くらいの花がついていました。一つひとつは直径が5~6mm、長さが2cmくらいです。
花のあとには濃いピンクの実ができると聞きはしても、果たして異国の温室のなかで花粉媒介者なしに結実するものか、このあとに期待しておきます。

過去のきょう 2021 スノードロップ(ジャイアント・スノードロップ)  2020 ロニセラ・フラグランティシマ  2019 マツバラン  2018 キハダ 2017 ヒトデカズラ(フィロデンドロン・セローム) 2016 ハルジオン 2015 パラミツ(ジャックフルーツ、ナガミパンノキ) 2014 アスコセンダ(洋ラン) 2013 ハス(行田蓮) 2012 ヒメシャラ 2011 クコ 2010 ピレア・モリス 2009 ギンヨウアカシア 2008 フィカス・アルテッシマ 2007 クモマグサ 2006 ナガバジャノヒゲ 2005 ミヤマウグイスカグラ

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2月21日(月) マンドラゴラ(マンドレイク)

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ハリポタでおなじみのマンドレイクで、植物的な本名がマンドラゴラ(Mandragora=属名)です。これを使って魔法薬を作るというのはハリポタの創作ではなく、古来、欧州では有用な薬草だった一方で、怖い言い伝えが囁かれてきました。
いわく、根を抜くと悲鳴がして、それを聞いた人は死に至る…したがって、これを栽培する人は度胸がいります。植え替えなんて命懸けです・汗。
真面目な話、根の資料写真を見ると人の姿に見えなくもなくて、自分で育てる気はさらさらなくてもビビリます。鎮痛・解熱の効果があるそうで、今後あるかもしれない4回目のワクチン接種のために育ててみようという人はいないですかね。

過去のきょう 2021 ポプラ(セイヨウハコヤナギ)  2020 マドカズラ  2019 マカダミア  2018 フクジュソウ(秩父紅) 2017 トゲミウドノキ(サラダノキ) 2016 モクレイシ 2015 ヤマアイ 2014 チョウセンゴヨウ 2013 ハシバミ 2012 コハコベ 2011 キツネノカミソリ 2010 フラサバソウ 2009 キヅタ 2008 ユキワリイチゲ 2007 ヒメイタビ 2006 ナギイカダ 2005 クロッカス

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2月20日(日) ナリヒラヒイラギナンテン

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こんなにきれいに染まったナリヒラヒイラギナンテンを見つけました。これでも分類的には立派に「常緑」低木です。常緑とはなに? 古い話題(↓)です。
この植え込みの南西側は遮るもののない水田で、紅葉の条件である陽当たりは申し分ない場所です。逆に北東側は大きな建物なので、その輻射熱とかビル風とか考えると、寒暖差という紅葉条件も満たしているように思えます。
さてこれがこの冬だけの異常事態だったのか、あるいは近所に不思議な紅葉の名所ができたのか、これから毎年、寒季を待ち望む楽しみができました。

<常緑樹なのに紅葉する事例> a. 淡く色づいたナリヒラヒイラギナンテン b. 染め分けになったナンテン c. カクレミノ d. テイカカズラ(常緑の概念を確認) e. サネカズラ

<追録> ほかの場所の仲間はこの時期でもおおむね緑のままという証明(↓)です。(撮影:2022年2月23日)
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過去のきょう 2021 フクロユキノシタ(セファロタス)  2020 ツバキカンザクラ  2019 パセリ  2018 ホルトノキ 2017 チチコグサモドキ 2016 メヤブマオ 2015 桜の冬芽4種(その2) 2014 プリムラ・ポリアンサ 2013 トラフアナナス 2012 ウラジロガシ 2011 ヒメムカシヨモギ 2010 ユーカリ 2009 ショカツサイ(ムラサキハナナ) 2008 ウグイスカグラ 2007 エリカ・ファイアーヒース 2006 ナニワズ 2005 イチゴノキ

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2月19日(土) チランジア・カクチコラ

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よしよし、此奴で渋く決めてやろうとニヤついて撮りました。葉を観賞すべき植物にも花を写し込みたいという素人根性から脱しきれないでいたからです。
ボケ写真でないことは差し出した指の皺でわかります(涙)。白く霞むような、あるいはここにだけ霜が降りたような葉の色合い、けっこう通っぽいと思ったのです。
ところが!でした。カクチコラ(注)はチランジアのなかでも一二を争うほど花が美しいというのが、その筋のもっぱらの評価なのです。げぇ、裏目でした。
なんだかなぁと落ち込む一方で、先の楽しみはできました。チランジアの開花の性質がまだまるで不案内でも、いつかは咲くことでしょう。カクチコラという変な名前が「サボテン(カクタス)の上に生える」という意味だとも知ったし、あとは淡いピンクを含んだ白い苞にクリームホワイトの小さな花が咲くのを待つだけです。

<補注> このチランジアはカクティコラと表記するのが一般的です。しかし、種小名 cacticola を原則どおりにローマ字読みすれば「ティ」というお洒落な音は出ないはずで、大勢に刃向かうことにしました。

過去のきょう 2021 ヒメグルミ  2020 ムギセンノウ(ムギナデシコ)  2019 オオアブラギリ(シナアブラギリ)  2018 ミズヤツデ(ラシア・スピノサ) 2017 ココヤシ 2016 ジンチョウゲ 2015 シマムラサキツユクサ 2014 クスノキ、ほか2種 2013 キンカチャ 2012 エビモ 2011 タチバナ 2010 タコノキ 2009 キバナセツブンソウ 2008 バイモ 2007 カキナ 2006 マサキ 2005 オウレン

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2月18日(金) ウリカエデ

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この木がウリカエデだと知っていたからここに出せる画像です。これからウリハダカエデとかホソエカエデとか、夏でも紛らわしい仲間の冬姿を追加していくための第一歩で、葉がない季節でもこれらの見分けができるようになりたいものです。
黒くてお尻が詰まった冬芽は、まさに砲弾型という形容がぴったりです。対するに、セットとなるべき葉痕は小さくてあまり特徴がありません。
夏に気づかなかったのは果柄(花柄)の出方です。葉腋(葉の付け根)から出ているのは考えてみれば当たり前でも、そこから「ギュイーン」と吹き出しをつけたい勢いでのびた柄は力強くて、大きな種を養うエネルギーに溢れています。

過去のきょう 2021 ムカデカズラ  2020 ホシソケイ(ハゴロモジャスミン)  2019 デンドロビウム・ファレノプシス(デンファレ)  2018 アベマキ 2017 イヌガラシ 2016 ヒメヒオウギズイセン(クロコスミア、モントブレチア) 2015 ウンリュウヤナギ 2014 カラスムギ 2013 フクジュソウ 2012 シラカンバ 2011 ニワウルシ(シンジュ) 2010 ゴレンシ(スターフルーツ) 2009 トウワタ(アスクレピアス) 2008 ハンノキ 2007 カンヒザクラ 2006 タネツケバナ 2005 ウメ

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2月17日(木) フウセンカズラ

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まさかこの季節までフウセンカズラを拝めるとは思いもしませんでした。乾ききった殻は意外なほど弾力があり、割ってもしっかりと形を保ちます。おかげで猿面模様(またはハートマーク)の丸い種3粒をこぼすことなく撮影できました。
そして喜ぶべきはこの場所で、どんなに接写しようとどなたにも咎められない空き地の端です。5カ月前にはその栽培環境に泣きを入れたことが嘘のようです。
ここならたぶん次の夏も元気よく繁茂してくれる(注)ことでしょう。花のつくりとか、花から実になる様子とか、積年の宿題は今年こそクリアできそうです。

<追録> 種に猿面模様ができる原因を探りました。6稜の袋果は内部が3室に分かれていて、その中央の隔壁(心皮)3方向に胎座(写真黄色矢印)ができます。
種(胚珠)はその胎座につながって生まれ、まるで人間の臍の緒のように栄養を受け取って育ちます。(撮影:2022年2月23日)
Cardiospermum_halicacabum220223
<補注> 驚いたことにこの「聖地」は天地返しされてしまい、春の発芽をアテにできなくなりました。仕方ないので、自分で育てることにしました。(2022年4月22日

過去のきょう 2021 デイゴ  2020 オオカワヂシャ  2019 カランコエ・オルギアリス(センニンノマイ)  2018 マキシラリア・ポルフィロステレ 2017 カワラハンノキ 2016 ヤマザクラ 2015 ホウライシダとヒシガタホウライシダ 2014 メグスリノキ 2013 タギョウショウ 2012 セキショウモ 2011 ネコヤナギ 2010 スイセイラン(彗星蘭) 2009 バニラ 2008 フクジュソウ 2007 イノモトソウ 2006 ウメ(白梅) 2005 ナズナ

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2月16日(水) イズセンリョウ

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5mmにも欠けそうな小粒の黄色い実がワチャッと葉の付け根を埋めています。最初は虫の卵かなぁと、こわごわ顔を寄せました。ビビリ爺です。
つまり初めて見る木でした。伊豆に多いのでイズセンリョウだそうで、名前を貸したセンリョウは気を曲げていそうです。ただ、色だけで言えばキミノセンリョウだってあるわけで、葉の雰囲気なども似ていることだし、許してあげましょうよ。
さて真面目に素性を調べると、ふつうのセンリョウはセンリョウ科センリョウ属なのに対し、こちらはサクラソウ科(注)イズセンリョウ属、赤の他人でした。いやいや、千両万両シリーズで言えば百両十両がサクラソウ科ですから、赤の他人は言い過ぎです。黄色の他人くらいにしておいてあげましょう。

<補注> 旧分類のヤブコウジ科は、APGではサクラソウ科に含まれました。

過去のきょう 2021 ペラエア・ロツンディフォリア  2020 シダレヤナギ  2019 カラテア・ゼブリナ・フミリオ  2018 オウゴンチク 2017 クロコダイルファーン 2016 コスモス 2015 ウメ(黒雲) 2014 センボンヤリ 2013 ラムズイヤー 2012 キリ 2011 カワヅザクラ 2010 パフィオペディルム・サンデリアヌム 2009 カカオ 2008 ベンジャミン 2007 サルココッカ 2006 ワルナスビ 2005 ヒメオドリコソウ

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2月15日(火) アスパラガス

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真っ赤な実が一粒だけでも残ってくれていればと望むのは強欲というもので、これまで見たことのないアスパラガスの冬の姿を拝むことができました。
まるで植物標本のように色が抜け、アスパラガス(Asparagus)という属名が「非常に分枝する」という意味であることが納得できる姿になっています。
当然ながら、この属の仲間はみな茎葉がよく分岐して、似た姿です。これまで、キジカクシクサスギカズラスギノハカズラを収録しています。
そんな風に和名を並べると、アスパラガスのオランダキジカクシという標準和名にも触れざるを得ません。ほかの仲間は和名で呼ぶわりに、オランダキジカクシだけはなにか無理があるようで使わないでいます。一方で、このごろ見つけたマツバウドという別名の方がけっこうイケてる気がして、さて今後はどうしたものでしょう。

<過去掲載のアスパラガス・掲載順> ☆ 赤い実 : 2005年9月24日 ☆ 可食状態の芽と花をつけた茎 : 2012年5月25日 ☆ 花 : 2016年5月24日

過去のきょう 2021 カトレア・ルンディ・アルバ・コチア  2020 タカサゴユリ  2019 オオホウカンボク  2018 ノウルシ 2017 キヤニモモ 2016 ハイビャクシン(ソナレ) 2015 パキポディウム・グラキリス 2014 リギダマツ 2013 ミヤマシキミ 2012 シライトソウ 2011 ハンノキ 2010 モミ 2009 イトススキ 2008 ホルトノキ 2007 オニヤブソテツ 2006 オオイヌノフグリ 2005 マンサク

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2月14日(月) ウンナンマツ

220214yunnanensis
同じように葉の長さが自慢のダイオウマツと比べると、こちらはその長い葉が垂れるせいで、雰囲気が陰々滅々です。つい、シダレヤナギを連想しました。
葉が3本組という点もダイオウマツその他数種)と同じです。もうそろそろ4本1セットの松に会えないものかと痺れを切らしているせいで、これも癪の種です。もっとも世のなかにそんな松があるかどうか知らないので、八つ当たりではあります。
名前どおり、中国・雲南省(やその近辺)のやや高所に育つ松で、松ぼっくりがふつうにつくようです。今回の木ではそれをどうしても見つけられなかったので、次の機会にはぜひ手にとってしみじみ眺めたいものです。

過去のきょう 2021 ユリオプスデージー  2020 オタフクナンテン  2019 ヒトスジグサ(アグラオネマ・コスタツム)  2018 シナミズキ 2017 イワニガナ(ジシバリ) 2016 ヤクチ 2015 コクテンギ 2014 バンダ(洋ラン) 2013 オモト 2012 カラマツ 2011 ノカンゾウ 2010 ヘンヨウボク(クロトンノキ) 2009 リョウメンシダ 2008 コバノカモメヅル 2007 ナギイカダ 2006 アテツマンサク 2005 ヘンヨウボク(クロトンノキ)

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2月13日(日) トモエソウ

220213ascyron
夏にしか撮ったことのなかったトモエソウです。その暑い盛りでも、擬宝珠型に膨らむ実に注目していたのはエライとして、季節は丸々半年移行しています。先端の尖ったシルエットは失われ、形がすっかり俵型に変わっていました。
ただ、枯れきった雌シベがまだ残ったままの実もあって驚きます。また、萼だけでなく花びららしき付着物もあって、かなりシブトイ系のようです。
実の上部は開いていて、トントン叩いてもなにも出てきません。トモエソウの種はものすごく細かいらしくて、茎が北風に揺すられているうちに、もうすべて散布されてしまったのでしょう。その種を手のひらに受けるという課題ができました。

過去のきょう 2021 イチョウ  2020 ヤナギバルイラソウ  2019 ビワモドキ  2018 キルトスペルマ・ジョンストニイ 2017 ギンメイチク 2016 アオハダ 2015 ヒメバショウ(ビジンショウ) 2014 フヨウ 2013 アリドオシ 2012 クリハラン 2011 オウギバショウ(タビビトノキ) 2010 ドンベヤ・ワリッキー 2009 マツザカシダ 2008 カマツカ 2007 アブラナ 2006 ネコヤナギ 2005 ユキヤナギ

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2月12日(土) カラスザンショウ

220212ailanthoides
おやー、この子、北京オリンピックのマスコットではありませんか。そんなところで油を売ってないで、早くお勤めに戻りなさい、ビンドゥンドゥン!
葉痕が丸いことは、かつての夏の写真でも見えているのに、ただ「ときの話題」というだけで、カラスザンショウ、ついに14回目の登場になりました。
棘が相変わらず凶暴なことはさておき、冬芽がこの時期だとずいぶん控えめな様子だったことが今回の真面目な学びです。

<カラスザンショウの過去記事・掲載順> ☆ 黄葉(雄株) : 2007年12月15日 ☆ 割れた殻から飛び出た種 : 2008年12月14日 ☆ 雄株の開花状態と落ちた雄花 : 2009年8月5日 ☆ 実の色づき→完熟→割れた殻 : 2009年12月4日 ☆ 完熟の実を啄むメジロ : 2009年12月21日 ☆ 雌株・雄株の開花状況 : 2010年8月8日 ☆ 緑色の実 : 2011年9月21日 ☆ 樹冠いっぱいの実 : 2013年12月23日 ☆ 雄花詳細と枝の棘 : 2014年8月8日(リンクは文中) ☆ 小葉を落とした葉柄(葉軸) : 2017年12月25日 ☆ 割れた枝 : 2019年10月5日 ☆ 枯れた実をつつくカラス : 2019年11月30日 ☆ カラスザンショウの蜂蜜 : 2021年11月5日

過去のきょう 2021 ピレア・デプレッサ  2020 ナンテン  2019 アアソウカイ  2018 イワガラミ 2017 アマゾンリリー 2016 ウメガサソウ 2015 桜の冬芽4種 2014 キクラミネウス水仙・Teteatete 2013 ムラサキオモト 2012 ヤマコウバシ 2011 モンステラ 2010 レッド・ジンジャー 2009 アブラチャン 2008 オーブリエチア 2007 アリドオシ 2006 ミドリハコベ 2005 ミツマタ

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2月11日(金) オキシペタルム・ブライダルルージュ

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あまりに可愛いので、花屋さんから連れ帰りました。切り花なのでややルール違反ながら、違反の前例はあるし、根がついた状態は夏に載せています。
つまり、これはあのルリトウワタのピンクバージョンです。この花色で「瑠璃」とは呼びにくいので、今回のタイトルには和名を割愛してしまいます。
というか、園芸品としての名前がオキシペタルム・ブライダルルージュです。もう少し淡い花色のブライダルピンクという品種もあって、姉妹品かもしれません。
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まじまじ見るとずいぶん毛深いお嬢さんで、現在の分類だとキョウチクトウ科ではあっても、ガガイモと近い旧ガガイモ科グループのメンバーです。ガガイモにはけっこう入れ込んだ時期があって、いまごろそのお熱が再発しました。

過去のきょう 2021 ギョリュウモドキ(カルーナ)  2020 デンドロビウム・スペクタビレ  2019 ビャクダン  2018 コナスビ 2017 ヤエヤバイ(八重野梅) 2016 シダレウメ 2015 アンスリウム(チューリップ・パープル) 2014 ベニヒモノキ 2013 トウジバイ(冬至梅) 2012 トキワマガリバナ 2011 オンシジューム 2010 コチョウラン 2009 マリアアザミ 2008 タチヤナギ 2007 オキザリス・華恋(かれん) 2006 シナマンサク 2005 ヤブツバキ

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2月10日(木) アメイシャ

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ずいぶん悲しい写真なのに、そうそう見ることができないものなので、とりあえずの掲載です。もう少し実の鮮度がいい段階とか、花のときとか、他日、被写体にも光線具合にも恵まれることを願っておきましょう。
アメイシャは、ATOKさんもすかさず雨医者と変換してくれて、オヤジか、お前は! これはね、Ameixaなんだよ。ポルトガル語、わかるか、ATOK。
つまり、原産地(南米の高地)での呼び名で、梅とかスモモを指すそうです。これでだいたいの味は想像がつくわけなのに、ピ-ナツバターフルーツという別名もあって、梅とピ-ナツバターが同じものとは思えなくて戸惑います。
そのわけは、果皮(赤くてネットリ)と種、二つの味それぞれの形容でした。実のなかにわりと大きめの種があり、それを割るとピ-ナツバター的な味のする胚珠を食べることができるのです。ひと粒で二度おいしい、グリコなAmeixaでした。

<補注1> 花は黄色でした。(2022年7月11日
<補注2> 新鮮な段階の実を見ました。(2022年9月29日

過去のきょう 2021 ノハラアザミ  2020 ベンジャミン  2019 ネオベンサミア・グラシリス  2018 ダイオウマツ 2017 ヒメオドリコソウ 2016 ウラジロチチコグサ 2015 ベンガルボダイジュ 2014 球根ベゴニア(ハンギングタイプ) 2013 ミズバショウ 2012 イヌツゲ 2011 ナガバノモウセンゴケ 2010 カトレア 2009 ムサシアブミ 2008 ハマボッス 2007 ナワシログミ 2006う ウメ(八重寒紅) 2005 ジャノメエリカ

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2月9日(水) ノシラン

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ノシランに白実タイプがあるのでは?という8年前の「大発見」は、どうやら雲散霧消しそうです。紫色が褪めているのか、あるいは色づいていく過程なのか、これ1枚ではどっちと言えなくても、白でとどまるものではないとはわかります。
完璧な瑠璃色の実を3月の下旬に見ていることからして、最初は緑で小さい実がだんだんに白く変わり、そこから青みがついて紫になる…というのがいま現在考えられる変化過程です。ただ、問題はかつて1月の末なのに滅茶苦茶に濃い紫の実を見てしまっていることです。上記の推論にはまったく当てはまりません。
困りました。今回撮影したノシランを追いかけて、順当に紫が濃くなったことを証明できたとして、今度は株によって色づき速度に違いが出るわけを解明できなくてはなりません。きれいだねー!で済んでいた昔が懐かしくなります。

過去のきょう 2021 ケヤキ  2020 アグラオネマ・コンムタツム  2019 ギョリュウモドキ(カルーナ)  2018 ツルギキョウ 2017 リュウキュウカンヒザクラ 2016 キンギョバツバキ 2015 アリマウマノスズクサ 2014 ヘンヨウボク(クロトンノキ) 2013 フブキバナ 2012 クズ 2011 グズマニア 2010 セントポーリア 2009 タチツボスミレ 2008 カリン 2007 ハラン 2006 ツクバネガキ(ロウヤガキ) 2005 コエビソウ

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2月8日(火) アメリカヅタ

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アロエの上下を横に並べたのがきのうなら、きょうは時間を貼り合わせました。さすがアメリカヅタ!という紅葉(撮影:2021年10月28日)からおよそ100日が経過して、これはまた愛嬌のある冬芽が膨らみ始めていました。
紅葉の色が芽まで染めてしまったかのような色合いです。しかも、その下にある葉痕が妙に大きくて、たしかに葉柄は太くてガッチリだったと思い出します。
これは春の芽吹きが楽しみです。さらに、花をまだ見ていなくて、かなり接写ができるこの場所を見つけたので、今年はアメリカヅタに萌えそうです。

<補注> 若葉は3月末に開きました。(2022年4月3日

過去のきょう 2021 サニーレタス  2020 ソテツ  2019 アガベ・吉祥冠  2018 ウメ(緋梅) 2017 アグラオネマ 2016 デンドロキルム・ウェンゼリー 2015 ウチワヤシ 2014 プリムラ・オブコニカ 2013 タカサゴユリ 2012 ナツハゼ 2011 トチノキ 2010 サンタンカ 2009 モミジバフウ 2008 シシガシラ 2007 キャラボク 2006 ナツミカン 2005 オオイヌノフグリ

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2月7日(月) ゴニアロエ・バリエガタ(チヨダニシキ)

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葉の美しさはわかるとして、せっかくの花も…という欲張り路線はもう何度目になるものか、上下の写真を左右に貼り合わせてその場凌ぎです。
先月のオニキリマルと同じで、チヨダニシキも標準和名です。好き者さんたちの愛称であれば鬼切丸・千代田錦でいいのに、ここはカナ表示しておきます。
じつはそれより面倒なのは属名で、APG-Ⅳ(2016)でアロエはいくつかのグループに再編され、チヨダニシキはゴニアロエ属とされたようです。ところが、頼りにしているYListはこの新しい属名をまだ反映していなくて、さて困りました。
お世話になっている先生を出し抜くような所業は恐縮ながら、このような事情があって、きょうのタイトルは少し尖った表示にさせていただきます。

過去のきょう 2021 ムクゲ  2020 パチョリ  2019 ナツツバキ  2018 ヤマアイ 2017 コブシ 2016 オクナ・キルキー(ミッキーマウスノキ) 2015 チャボリュウノヒゲ(チャボジャノヒゲ、ギョクリュウ、タマリュウ) 2014 トウカエデ 2013 コウヤボウキ 2012 アシボソ 2011 コセンダングサ 2010 ロドデンドロン・クリスティアナエ 2009 ネモフィラ・スノーストーム 2008 ビワ 2007 ヤブソテツ 2006 ボケ 2005 フクジュソウ

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2月6日(日) アキグミ

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秋の実がコンパクトだったように、冬芽もミニサイズでした。しかも裸芽なので外側の葉はまだ幼いのに仲間をガードです。もうすぐ春だ、ガンバレ!
色づき始めた実に誘われて、まだ早いうちから味見をした初回レポートはもう古いものになりました。続いてしっかり食べごろに取り上げ、小さくても数(と味)でカバーするアキグミの実はお気に入りになりました。
さらに春の花にも贔屓目の評価をしたあとで、今回の冬芽撮影です。こうしてひと巡りすると、性格の一貫性みたいなものが感じられるのがアキグミの特色です。このあと、芽が開く姿もアキグミらしいものであることを期待してしまいます。

過去のきょう 2021 スノードロップ(ジャイアント・スノードロップ)  2020 ウメ(道知辺)  2019 カラテア・マコヤナ  2018 ハヤザキマンサク(ハマメリス・ベルナリス) 2017 ハルジオン 2016 アオノリュウゼツラン 2015 サンシュユ 2014 ハボタン(名古屋縮緬系) 2013 アシタバ 2012 ハルサザンカ 2011 ジュズダマ 2010 アイグロマツ 2009 ヒメシノ(コクマザサ) 2008 シュロ(ワジュロ) 2007 ヤバイ 2006 アリドオシ 2005 サンシュユ

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2月5日(土) オーニソガラム

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これ、オーニソガラムの芽のはずです。春、かっきりこの場所で、清楚に花開いた様子を撮ったことがあります。16年前というのがやや気がかりながら…。
問題は、なぜそんな古い記憶を頼りにここに駆けつけたかです。きっかけは先月26日に掲載のマッソニアで、そのまたきっかけはNHKさんでした。
その番組で初めて知ったケープバルブという概念をオツムに定着させるため、あのときそのグループだと知ったオーニソガラムの芽出しを見たくなりました。

じつはオーニソガラムは属名であり、いろいろ仲間がいて、なかにはアルブカのように葉が巻くものもあると知りました。あんな仲間からすれば、このウンベラツムの葉はとても素直で、この段階で種類を断定するのはためらいます。
さらに悩むのはきょうのタイトルで、上述のとおり「オーニソガラム」だけではマズイわけです。過去2回を「だけ」で済ましてきた惰性できょうもそうするものの、心は「オーニソガラム・ウンベラツム=オオアマナね」と言っています。

<補注> ド派手な花のケープバルブを収録しました。(2022年4月28日

過去のきょう 2021 コウヤボウキ  2020 ネペンテス・ダイエリアナ  2019 アボカド  2018 シロシマシイヤ 2017 オガタマノキ 2016 コショウノキ 2015 ツルニチニチソウ 2014 ホオノキ 2013 ニワウルシ、ほか3種 2012 エビネ 2011 チューリップ 2010 ウラジロモミ 2009 ヒメアスナロ 2008 スイカズラ 2007 マンゲツロウバイ 2006 アリドオシ 2005 ギンモクセイ

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2月4日(金) サルナシ

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きょうのATOKは「用珍な医院が」でした。4年前は「用珍な委員が」だったので、自分の医療関係打鍵が増えていることを確認してしまいました。いや、体調にはなにも問題なくて、先週、確定申告準備で医院の文字をいくつか打ち込んだことが原因でしょう。もっと葉枕とか隠芽とか、バンバン打ち込まないといけません。
その「葉枕内隠芽」は前にきれいに写しているし、葉枕が割れ出す様子も<追録>しています。そこで今回は時期的にまだ枕が低いことを示しながら、サルナシが蔓性植物であることを絵にしておく狙いです。過去4回の掲載ではこの特性をほぼ無視していて、実の写真(09年8月)の右下後方にボンヤリ見えるだけでした。
実際手にすると、この蔓はメチャ丈夫です。吊り橋なんて渡りたくない怖がりのくせに、これでできた祖谷渓の「かずら橋」なら渡ってもいい気がします。

過去のきょう 2021 チューリップ  2020 ジューンベリー  2019 ヘミグラフィス・アルテルナタ  2018 サクラバラ 2017 オオオナモミ 2016 ノビル 2015 アコウ 2014 クサソテツ 2013 キソウテンガイ(サバクオモト、ウェルウィッチア) 2012 クチナシ 2011 マンサク 2010 チュウテンカク(沖天閣:ユーフォルビア・インゲンス) 2009 ヒメノキシノブ 2008 ニシキマンサク 2007 ハカタシダ 2006 コウヤボウキ 2005 オウバイ

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2月3日(木) イエローピタヤ

220203selenicereus_megalanthus
これでもピタヤ、つまりドラゴンフルーツの種類だそうで、名札に教えられました。ただ、そうと知っても半信半疑なのはこの棘のせいです。
こんな「危ない」果物、買う人がいるもんか!?と思ったら、熟して果皮が黄色くなるころは棘もおとなしく脱落するみたいです。赤いドラゴンフルーツよりはひと回り小さいサイズらしく、志木の近辺ではまだ店先で見かけません。
そして、このイエローピタヤの最大の「売り」は花のサイズでした。男の手のひらを目一杯開いたくらいの大きな白い花の姿はネットでいくつも確認できます。
ただ、それは温室がナイトツアーをやってくれないと見ることは叶わなくて、せめてこの実が黄色く色づいて棘をなくした姿だけは拝みたいものです。

<追録> 色づいた実ではなくて、蕾を見ることができました。ほんのり黄色なので、けっこう満足です。(撮影:2022年8月22日)
Selenicereus_megalanthus220822

過去のきょう 2021 コウジ  2020 オキザリス・グラブラ  2019 テーブルヤシ  2018 フラグミペディウム・シリミー 2017 フィカス・トリアングラリス 2016 キバナアマ(ウンナンゲッコウカ) 2015 コガタシロアミメグサ 2014 アコウ 2013 オンツツジ 2012 タアツァイ(ちぢみゆきな) 2011 ゴンズイ 2010 サボテン(金鯱) 2009 ノキシノブ 2008 フェイジョア 2007 モンステラ 2006 ソヨゴ 2005 ウメ

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2月2日(水) カラタネオガタマ

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かつてヌルデの冬芽を白熊ベイビーと呼んだことがあって、さてあれは取り消そうか、それともカラタネオガタマはモフモフネズミとしようか、悩みます。
悩みはもう一つあって、常緑樹でも冬芽と呼ぶのでしょうか。葉がこんなに青々なので、冬芽につきものの葉痕だって、なかなか見つかりません。
さて、勝手な愛称問題はさておき、こうして春に向けて膨らむ芽は常緑であっても冬芽と呼んで差し支えないとわかりました。その冬芽は2タイプに分かれ、先が尖った葉芽に対し、花芽はふっくらと楕円フォルムということも新しい学びです。

過去のきょう 2021 ダルマギク  2020 テーダマツ  2019 ジゴペタルム・マリーアン  2018 カランコエ・ベハレンシス(センニョノマイ) 2017 トキワツユクサ 2016 ラショウモンカズラ 2015 ガビサンハンショウヅル 2014 モミジアオイ 2013 ミヤコザサ 2012 ウメ(八重寒紅) 2011 ヒョウタンウツボカズラ 2010 リンボク 2009 タチシノブ 2008 ニホンスイセン 2007 イトラン 2006 ムラサキシキブ 2005 ヒナギク(デージー)

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2月1日(火) タコノアシ

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2014年暮れに見つけた近所の自生地(リンクは下欄)が、翌々年には消えてしまいました。それが、あの場所から700mほど北東の休耕田に移動していました。なにげない野良歩きでヒョイと目にしてしまい、感動の握手です。
完全に干涸らびた殻のなかからはすでに種がこぼれ切っていました。この枯れた茎は夏まで残り、新しく咲く花と競演をするはずです。
さて不思議なのはどうやってここへ移動したのかです。種にごく小さな棘はあっても羽はないので、ここまで飛んだとは思えません。可能性があるのは、小動物の毛に絡まって運ばれるという手で、そう言えば元の場所でも今度の場所でもイタチを見かけたことがあります。あるいは散歩するワンコかもしれません。
ただ、土地の攪乱で生え出しやすいというタコノアシの性質からすれば、この田んぼはしばらく掻き起こしがなかった気がします。なぜ、いつ、発生したのかは全然わからなくて、とりあえず再会の喜びだけを記録しておきます。

<タコノアシとの付き合い史>2006年11月3日 : 初の出会い(赤くなりかけの果穂) ☆ 2010年9月12日 : 花と実 ☆ 2013年12月14日 : きれいに色づいた果穂 2014年12月12日 : 近所で自生地を発見(びっしり並んだ果穂、水面を埋める種) ☆ 2015年7月5日 : 幼い苗 ☆ 2015年8月2日 : 開花 ☆ 2020年8月7日 : 前年果穂と当年花穂のツーショット(公共保護地にて)

過去のきょう 2021 エルサレムセージ  2020 ディネマ・ポリブルボン  2019 サワシバ  2018 ユウゲショウ(アカバナユウゲショウ) 2017 ハマビワ 2016 マルバウツギ 2015 フクジュソウ 2014 ベニバナイチゴノキ 2013 ヒマラヤザクラ 2012 ムサシアブミ 2011 オオバギボウシ 2010 カモジゴケ 2009 シノブ 2008 ガビサンハンショウヅル 2007 キンポウラン 2006 ホウレンソウ 2005 アセビ

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