1月30日(日) スノーバナナ
きょうのタイトルのスノーバナナはまだ広く認められた名前ではなくて、原産地の中国(南部からニューギニア)での呼び名は象腿蕉です。
いったんのび上がった偽茎が垂れ下がり、それが逞しいほどに太いので、たしかに象の腿というか脚に見えます。そして、その先端を下から見上げると、はいはい、芭蕉の「蕉」を名乗っておかしくない姿です。ただ、和名への転用は難しそうです。
そこでスノーバナナです。この手の植物としては珍しいほどに耐寒性が高いのだそうで、手っ取り早いというか覚えやすいニックネームです。
ただ、本名はEnsete glaucumで、バナナ(Musa)とは属が違います。このエンセテ属ではチユウキンレンが有名で、あれを空からぶら下げると、こんな感じです。
さらに、開花結実のあとは枯れ死ぬだけ(注)という性質(脇芽を出さない)で、そう聞くとどうしたってアオノリュウゼツランを思い出します。ニックネームは漫画チックに明るくても、なかなか含みのある存在で、象の腿のような重みを感じます。
いったんのび上がった偽茎が垂れ下がり、それが逞しいほどに太いので、たしかに象の腿というか脚に見えます。そして、その先端を下から見上げると、はいはい、芭蕉の「蕉」を名乗っておかしくない姿です。ただ、和名への転用は難しそうです。
そこでスノーバナナです。この手の植物としては珍しいほどに耐寒性が高いのだそうで、手っ取り早いというか覚えやすいニックネームです。
ただ、本名はEnsete glaucumで、バナナ(Musa)とは属が違います。このエンセテ属ではチユウキンレンが有名で、あれを空からぶら下げると、こんな感じです。
さらに、開花結実のあとは枯れ死ぬだけ(注)という性質(脇芽を出さない)で、そう聞くとどうしたってアオノリュウゼツランを思い出します。ニックネームは漫画チックに明るくても、なかなか含みのある存在で、象の腿のような重みを感じます。
<補注> 似た性質のサゴヤシを収録しました。(2022年10月1日)
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